格差と貧困のひろがりを背景に、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数は、約16万件にも。今年になってからも虐待によって幼児の命が奪われる悲しい事件が続いています。
早期発見で子どもを守るために、保育所や学校、病院、児童相談所、保健所、子育て支援センター、児童養護施設など、子どもにかかわる専門機関の連携の強化が必要です。
相談支援体制を充実させるために、児童相談所の増設、職員の抜本的な増員と専門性向上のための研修の充実、一時保護施設や児童福祉施設の整備増設などの改善も必要です。虐待を受けた子どもへの専門的なケア、親にたいする経済的、心理・医療的、福祉的な支援も重要な課題です。
国会議員、県会議員とも連携して、充実させていきます!
●綾瀬市では、要保護児童61名、要支援児童46名
綾瀬市での実態について議会で確認したところ、昨年度、虐待を受けているとされる要保護児童は61名(0歳児4名、就学前児童25名、小学生26名、中学生4名、高校生2名)で、虐待につながるリスクを減らすため支援が必要とされた要支援児童は46名とのことでした。
また、一時保護された児童は7名でした。一時保護については、児童の命を守るという重要な役割がある一方、機械的な一時保護措置によって、実際には虐待の事実がないにも関わらず母子間が引き離され愛着形成に重大な支障をもたらしているというような事例も全国的には報告されていますので、慎重かつ適切な運用を求めていかなければなりません。
また、一時保護された児童は7名でした。一時保護については、児童の命を守るという重要な役割がある一方、機械的な一時保護措置によって、実際には虐待の事実がないにも関わらず母子間が引き離され愛着形成に重大な支障をもたらしているというような事例も全国的には報告されていますので、慎重かつ適切な運用を求めていかなければなりません。
綾瀬市では、毎月のように市の社会福祉士や保健師が対象者の状況を把握し、奇数月には要保護児童対策地域協議会内の専門部会に、偶数月には厚木児童相談所との情報共有会議に報告されているとのことです。
守秘義務を守った上で、事例のいくつかを職員からお伺いいたしましたが、話す職員も、聞く私も涙が・・・。職員の頑張りにも感謝です。
子どもも、保護者もしっかりと支援できるシステムを作っていかなければ!
守秘義務を守った上で、事例のいくつかを職員からお伺いいたしましたが、話す職員も、聞く私も涙が・・・。職員の頑張りにも感謝です。
子どもも、保護者もしっかりと支援できるシステムを作っていかなければ!