宍道湖は、海水と淡水が混ざり合った汽水湖のため、淡水魚、海産魚と多彩な魚介類が生息しています。
中でもヤマトシジミ、シラウオ、アマサギ(ワカサギ)、スズキ、ウナギ、モロゲエビ(ヨシエビ)、コイの7種は「宍道湖七珍(しっちん)」として有名ということで、
夜ごはんは、松江の郷土料理をと、宍道湖七珍料理をいただきました。
もろげエビは、今ではなかなか手に入らないということで、かわりにお料理では手長エビになっていました。
宍道湖と言えば、しじみ。
炊いたしじみ。
酒蒸しのしじみ。
…など、お味噌汁以外にもいろんなしじみ料理をいただきました。
だーりんは、もっと大きなヤマトシジミの酒蒸しが食べたかった!と、シジミのサイズを残念がっていました。
…今度、大きいのを見つけたら、うちで作ってあげようではないか。
出雲そばの割り子そば。
おつゆにつけて食べるのではなく、おつゆを器にかけて、おそばにからめて食べて、器に残ったおつゆを2段目のおそばにそのまま移して…という食べ方をするそうです。
宍道湖七珍がすべて乗った、せいろ蒸しごはん。
宍道湖のめぐみ、ごちそうさまでした。
早朝に金沢を出て、SAやPAに寄り道しつつ、松江に到着したのは午後。
ホテルにチェックインして荷物を置いた後は、徒歩で松江城へ。
お城を見て歩くのはほんとうにおもしろい!
復元されて外側だけお城で中は近代的な博物館みたいになっているものよりも、昔の階段や柱がそのまま残っているようなお城が好きです。
お城の中の井戸。
昔のお城の階段って、階段の形をした梯子、と言いたくなるほど狭くて急だけど、そこを何階層ものぼっていくと天守閣に出ます。
お城から見下ろす町並み。
なぜかお城のそばに、サムライが座っていました。
お城のすぐそばに小泉八雲の旧居と、記念館があります。
記念館で八雲ゆかりの展示物をいろいろ観てきました。
当時の怪談の挿絵って、今のものよりもおどろおどろしくて怖いものでした。。。
ホテルのほど近くにある宍道湖。
ここの夕日が見たくて、時間を合わせて湖畔に戻ってきました。
めちゃめちゃきれい~
宍道湖畔のこの青柳楼の大灯籠は、消火栓のふたにも描かれていました。
金沢だと兼六園の徽軫灯籠(ことじどうろう)がよく描かれるけど、松江はこの大灯籠がシンボル的な存在なんだろうな。
夕暮れどきのシルエットがとてもきれいでした。
楽しみにしていた島根、広島への旅、いいよ出発です。
思いついたところへ寄り道したり、気に入った場所でゆっくり過ごす自由な旅のスタイルが好きなので、我が家の旅行はたいてい、車での移動です。
ふたりで1~2時間ごとに、交代しながら運転。
「運転に飽きたら交代」「眠くなったら交代」なので、長距離でもそれほど大変ではありません。
早朝に出発して、まずは北陸道から舞鶴若狭道へ。
ランチタイムは西紀SAのレストランにて。
舞鶴若狭道の通る各地域の名産、名物を使ったお料理が一度に楽しめるお膳をいただきました。
へしこアボカド。
へしこって、どうやって食べるのかイマイチわからなかったのだけど、これはうちでも作ってみたいと思いました。
こんなふうに、各地の美味しいものに出逢えるのも旅の面白さ!
だーりんは但馬牛がかなり気に入った様子でした。
しばらくダイエットはお休み。
また帰ったらしっかり締めることにして、旅を五感で心ゆくまで楽しみましょう。
レッツゴー