”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

莢エンドウの仲間たち

2010-04-05 14:34:10 | 野菜

莢ごと食べる若いお豆がお店に並ぶようになりました。

エンドウの歴史は古く、

新石器時代には栽培が始まっていました。

莢エンドウのように若い莢を食べる品種は

13世紀にフランスで生まれました。

日本で莢エンドウを食べるようになったのは、

江戸時代に入ってからですが、

本格的な栽培が始まったのは明治時代です。

莢エンドウの仲間たちを見ていきましょう。

●絹さや

Cimg2457

莢が薄く、莢エンドウの中では最もやわらか。

豆の形が表面にあまり浮き出ていないものが良品。

●砂糖ざや

Cimg2455

絹さやを品種改良したもの。

豆の形が莢の上からくっきり見えることが特徴。

他の品種よりも糖度が高い。

●スナップエンドウ

Cimg2454

アメリカ生まれで、グリンピースを莢ごと食べられるように

品種改良したもの。

莢が肉厚で、中の豆が熟しても莢がやわらかく、甘味がある。

若いお豆は、野菜と完熟豆、両方の栄養素を持ち合わせています。

これから初夏に向けてたくさん食べ、、暑い夏に備えましょう。

コメント (2)
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