莢ごと食べる若いお豆がお店に並ぶようになりました。
エンドウの歴史は古く、
新石器時代には栽培が始まっていました。
莢エンドウのように若い莢を食べる品種は
13世紀にフランスで生まれました。
日本で莢エンドウを食べるようになったのは、
江戸時代に入ってからですが、
本格的な栽培が始まったのは明治時代です。
莢エンドウの仲間たちを見ていきましょう。
●絹さや
莢が薄く、莢エンドウの中では最もやわらか。
豆の形が表面にあまり浮き出ていないものが良品。
●砂糖ざや
絹さやを品種改良したもの。
豆の形が莢の上からくっきり見えることが特徴。
他の品種よりも糖度が高い。
●スナップエンドウ
アメリカ生まれで、グリンピースを莢ごと食べられるように
品種改良したもの。
莢が肉厚で、中の豆が熟しても莢がやわらかく、甘味がある。
若いお豆は、野菜と完熟豆、両方の栄養素を持ち合わせています。
これから初夏に向けてたくさん食べ、、暑い夏に備えましょう。