「間に合う」という言葉は、
①用が足りる。「手持ちの品で間に合います。」
②定刻、期限に遅れない。「終電に間に合う。」
というように、人以外のものに対して使われるとずっと思っていた。
しかし、袋井で暮らすようになって、
「間に合う」が人に対しても使われることを知った。
「あの人は間に合うねえ・・・。」と言ったら、
(仕事などが)デキる人、他人の役に立つ人ということになる。
こんな表現があることを知らなかったので、
ある役員に選出された人が、
「間に合いませんが、よろしくお願いします。」
と挨拶された時は、
「この人は役員なのに、毎回会議に遅れてくるつもりなんだぁ・・・」
と思ってしまったほどだ。
この場合は、「力不足ですが」とか「お役に立ちませんが」
の意味で使われたのだろう。
さすがに、今はこのような勘違いはなくなったが、
どうも人に対して使うことには抵抗がある。
で、気づいたことですが、
「間に合いませんが・・・」と言う人に限って、
口も八丁、手も八丁という人が多いようです。
いいよ~!いちいち、そんなこと言わなくても・・・。
あなたの実力はわかってますから!