たけのこやわらびなどの山菜に加えて、
静岡県民が春を感じる食材に桜えびがあります。
生も釜揚げもおいしいですね。
桜えびは、国内では駿河湾でだけ漁獲され、
「海の宝石」とも言われていますが、
最近の水揚げ量は少なめです。
昨年の春と秋の水揚げ量は、計947トン。
過去40年間で3番目に少なく、平均の半分以下です。
今年は3月29日に春漁が解禁となりましたが、
初日は水揚げ量が少なく、入札は実施されませんでした。
初セリが行われたのは2日目。
水温が低く、潮の状態が良くないため、
水揚げ量が少ないだけでなく、桜えびも小さめと言われています。
そんな状況ですので、
スーパーの「釜揚げ桜えび」の棚は空っぽのまま。
隣りの乾燥桜えびの所には、数袋だけ置かれています。
【写真は、乾燥桜えびとレタスのチャーハン 夫のお弁当です】
消費者としては、量と価格が安定してほしいと思いますが、
この「宝石」を守るためには、
漁獲量を設定し、安定した漁が続けられるようにすることが第一。
今は我慢の時かもしれません。 (^^)