NHK文化センター 豊橋教室で
「~調味料として甘酒を使うコツ~ 甘酒を食べる」
という講座をやらせていただきました。
去年あたりから、「発酵食品について講座をやってください。」とか
「私、発酵に興味あるんですよ。」ということをあらゆる人から言われ、
「発酵食品の何を勉強したいのですか?みそづくり? ぬか漬け? チーズ?」
と質問を返すと、「う~ん。とにかく発酵ですよ。」
というやり取りが、色々なところで何度も行われてきました。
今年になって、その求めている発酵は、甘酒であることが判明。
でも、発酵のプロではない私に何ができるのか?
とにかく、甘酒づくりを繰り返し、経験を積むしかないと思いました。
甘くならない、保存がうまくいかないなど失敗を繰り返しました。
そして、ついに今日の講座を迎えました。
まず、私が普段使っている材料をお見せし、甘酒を手作りする方法をお伝えしました。
そして、手作りの甘酒をそのまま食べていただきました。
「やさしい甘さですね。」
「これ、お砂糖使わなくても甘くなるんですか?」
と、感想をいただきました。
そして、甘酒の効能、保存法(冷蔵、冷凍、火入れ)、
さらに摂る際の注意点を説明しました。
もちろん、出来上がった甘酒を何倍かに薄めて飲んでいただいても構わないのですが、
今回は、調味料としてお料理に使う方法をご指導させていただきました。
ポイントは、お砂糖やみりんの代わりに使うことです。
実際に、ご用意したお料理を試食していただきました。
例えば、甘酒で漬けた大根の浅漬け
こちらは、ドレッシングを2種類作ってみました。
そして、根菜とチキンとトマトを味噌と甘酒で味付けした煮込み料理、
甘酒入りのスコーンなどをワンプレートに盛り付け、
軽めのランチとして召し上がっていただきました。
試食中の受講生さんたち。
「ドレッシング、おいしい~!!」
「煮込み料理もしっかり味が付いている。」
「大根の浅漬けは、べったら漬けみたい! お正月にいいわね。」
「スコーン、さくさく!!」
など、本当にうれしい感想をいただきました。
寒い日だったのにも関わらず、
また、体調不良で延期させていただいた講座にも関わらず、
多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
ぜひ、炊飯器を8時間ほど空けてあげて、
手作り甘酒に挑戦してみてください。 (*^-^*)