昨夜、地元公民館で
原田袋井市長と市民との「新緑トーク」が開かれ、
出席させていただきました。
その中で、
「袋井の特産である温室メロンの低迷」
が取り上げられました。
ここ数年、重油の高騰、後継者不足、施設の老朽化・・・
などが原因で、メロン栽培をやめる農家さんが増えています。
また、温室メロンの価格の45%が暖房費という現実。
これでは、頑張って栽培を続けても、
そのご苦労やご努力に見合った収入が得られません。
さらに、温室メロンの売れ行きも落ち込んでいるそうです。
その理由として考えられるのは
・高級贈答品としての地位が揺らいでいる。
(今や5000円を超える果物は、メロンだけではありません。
マンゴーやぶどうでもプレミアムなものはあります。)
・高級贈答品を扱う百貨店が業績不振に陥っている。
ということでしょうか?
そんな中、昨日の新聞に、
温室内の温度を2℃低くして育てても
おいしさと大きさが従来のものと変わらない、
「静育(しずいく)1号」という新品種が開発された
という記事が掲載されました。
開発に成功した静岡県農林技術研究所の試算では、
暖房費が2割削減できるとのこと。
現在の設備を変更せずに、重油代が削減できる
というのは最大の強みでしょう。
野菜・果物の品種改良に求められるのは
・味
・食べやすさ
・外観の良さ
・作りやすさ
・機能性
だと思っていましたが、
これからはエコカー同様、
環境に対応した野菜・果物が求められるようになるのでしょう。
エコメロンに期待が高まります。 (^^)
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