宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「料理も仏法 戴くも仏法」

2006年08月19日 | Weblog
精進料理の多様化をいくつかの場所で目にして
いますが、今回作らせて頂いた豆腐とビーフンを
あわせますこの料理も、比較的新しいもの
ではないかと感じました。

レシピはこちらから頂きました。
http://www.kongohin.or.jp/recipe_0023.html
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ビーフン (適量)
長ねぎ (1本)
豆腐 (1/2丁)
和風だし汁 (3~4カップ)
塩 (少々)
しょうゆ (少々)

1.ビーフンは茹でて戻し、水気を切っておく。
2.豆腐をさいの目に切り、長ねぎはみじん切りにする。
3.だし汁が煮立ったら豆腐を入れ、塩としょうゆで味付けする。
4.「3」がふたたび煮立ったら、長ねぎを入れて火を止める。
5.器に「1」を入れ、「4」をかけて熱いうちにいただく。
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七味唐辛子も少々加えてみましたが、合っていた様に
思います。

日本の精進料理は普茶料理よりも味付けや油の使用が
少ない様に思われますが、それだけに素材の質や新鮮さが
より問われるのであると感じます。

以前普段コンビに弁当などしか口にしない数人の女性達が
実験である高級料亭に招かれて、提供される純和食の、
上品な味付けの料理を食する事になったそうです。
すると驚く事に全員が全員、料理に味が無いと困惑し、
しまいにはそうした料亭において、御飯にマヨネーズを
かけて戴くに至ったそうです。

調味料の味だけが料理の「味」ではないはずなのですが、
恐らく彼らはそうした食材そのものを味わう味覚を失って
しまい、濃厚な調味料だけの味しか感じられなくなってしまった
という事なのでしょう。
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