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近年「スピリチュアル・カウンセラー」という名称を目にするように
なりましたが、では「スピリチュアル・カウンセラー」の守備範囲
というか取り扱い範囲というもの、そうした基準や境界というものが
どこまで明確にされているのか、と幾度か個人的に考えて
しまった事がありました。
また過去には80年代に、「おまじない博士」「おまじない研究家」という
肩書きも登場し、これも今思えばその権威というか資格というか、
そうしたものがとにかく不明瞭なものですが、それでも当時は
少女達に一応自然に受け止められていたように感じます。
………
90年代初頭から中頃にかけて、TBS系列の生放送の「ビッグ
モーニング」というの朝の情報番組がありましたが、その
90年代の初頭において、同番組内で少女雑誌「マイバースデイ」の
執筆者の一人や、当時新宿にあったこの雑誌の編集部が
開けていた店の取材が一度放送されました。
その取材は、当時のおまじないブームに乗っている子供や学生の
事を「アッコちゃん症候群」と呼ぶという話しの紹介で始まりました。
わたくしはこの「マイバースデイ」に関してテレビで取材されるとは
思っていなかったので、登校前のひと時、驚きつつも興味深く
眺めていました。
そして雑誌「マイバースデイ」のわりと中心的執筆者であったY氏が
カメラの前でインタビューに答えた場面があり、インタビュアーが
Y氏に対して「あなたは『おまじない』というものを信じていますか?」
と質問すると、Y氏は「我々は信じているというわけではありません。」
と断言しました。
このY氏、自分は昔、神様の御告げを受けて「マルコ」という聖霊名を
与えられたとか、自分の祖先には高島易を開いた人がいるとか、
十代の頃から神秘的な事を片っ端から勉強したと「マイバースデイ」系の
自著で公言し、また「おまじない博士」「おまじない研究家」を誌上で
名乗っていたわけですが、同氏がカメラの前で一言「信じているわけではない」
と断言した姿を見た時は、当時子供であったわたくしは驚いたと云うよりも、
すっかり混乱してしまいました。
番組の取材は全く長いものではありませんでしたが、しばらくその
インタビューの事が頭から離れませんでした。
そのY氏は誌上などでは「自分が信じているわけではない」とは一度も
語っていませんし、今も同分野で執筆やネット上の有料占いコンテンツ
などを開設されていますが、それでも十数年前にカメラの前で語った
ように本当は信じておらず、基本的に全て商売と割り切っておられるのか、
個人的に気になる所であったりします。
………
画像はそのY氏が監修した、80年代末の「マイバースデイ」誌上の
全員プレゼントサービスのペンダントの一つです。
わたくしは画像中のBのペンダントを、当時その形状を魅力的に
感じて欲しく思っていたのですが、当時はバブル期であったとは
言え札幌と東京の距離感は非常に大きく、また実費(各300円)
プラス切手代さえも当時のわたくしには簡単に払える額ではあり
ませんでしたので、買う事をあきらめました。
ちなみにY氏はこれらの商品について、このように解説していました。
「昔から、ガラスや宝石、金属など、キラキラ輝くものには、
神秘のパワーが宿っていると考えられた。
そのパワーが放出されているから、美しく輝くと考えたんだね。
このシャインペンダント達も綺麗に輝くカットグラスで出来ているんだ。
ハートは君の愛の真実を象徴する形だから、きっと彼の心を
とらえるはず。
ムーンは運命の流れや人の心を象徴している形だから、君の
未来を輝かしいものにしてくれるよ。」
近年「スピリチュアル・カウンセラー」という名称を目にするように
なりましたが、では「スピリチュアル・カウンセラー」の守備範囲
というか取り扱い範囲というもの、そうした基準や境界というものが
どこまで明確にされているのか、と幾度か個人的に考えて
しまった事がありました。
また過去には80年代に、「おまじない博士」「おまじない研究家」という
肩書きも登場し、これも今思えばその権威というか資格というか、
そうしたものがとにかく不明瞭なものですが、それでも当時は
少女達に一応自然に受け止められていたように感じます。
………
90年代初頭から中頃にかけて、TBS系列の生放送の「ビッグ
モーニング」というの朝の情報番組がありましたが、その
90年代の初頭において、同番組内で少女雑誌「マイバースデイ」の
執筆者の一人や、当時新宿にあったこの雑誌の編集部が
開けていた店の取材が一度放送されました。
その取材は、当時のおまじないブームに乗っている子供や学生の
事を「アッコちゃん症候群」と呼ぶという話しの紹介で始まりました。
わたくしはこの「マイバースデイ」に関してテレビで取材されるとは
思っていなかったので、登校前のひと時、驚きつつも興味深く
眺めていました。
そして雑誌「マイバースデイ」のわりと中心的執筆者であったY氏が
カメラの前でインタビューに答えた場面があり、インタビュアーが
Y氏に対して「あなたは『おまじない』というものを信じていますか?」
と質問すると、Y氏は「我々は信じているというわけではありません。」
と断言しました。
このY氏、自分は昔、神様の御告げを受けて「マルコ」という聖霊名を
与えられたとか、自分の祖先には高島易を開いた人がいるとか、
十代の頃から神秘的な事を片っ端から勉強したと「マイバースデイ」系の
自著で公言し、また「おまじない博士」「おまじない研究家」を誌上で
名乗っていたわけですが、同氏がカメラの前で一言「信じているわけではない」
と断言した姿を見た時は、当時子供であったわたくしは驚いたと云うよりも、
すっかり混乱してしまいました。
番組の取材は全く長いものではありませんでしたが、しばらくその
インタビューの事が頭から離れませんでした。
そのY氏は誌上などでは「自分が信じているわけではない」とは一度も
語っていませんし、今も同分野で執筆やネット上の有料占いコンテンツ
などを開設されていますが、それでも十数年前にカメラの前で語った
ように本当は信じておらず、基本的に全て商売と割り切っておられるのか、
個人的に気になる所であったりします。
………
画像はそのY氏が監修した、80年代末の「マイバースデイ」誌上の
全員プレゼントサービスのペンダントの一つです。
わたくしは画像中のBのペンダントを、当時その形状を魅力的に
感じて欲しく思っていたのですが、当時はバブル期であったとは
言え札幌と東京の距離感は非常に大きく、また実費(各300円)
プラス切手代さえも当時のわたくしには簡単に払える額ではあり
ませんでしたので、買う事をあきらめました。
ちなみにY氏はこれらの商品について、このように解説していました。
「昔から、ガラスや宝石、金属など、キラキラ輝くものには、
神秘のパワーが宿っていると考えられた。
そのパワーが放出されているから、美しく輝くと考えたんだね。
このシャインペンダント達も綺麗に輝くカットグラスで出来ているんだ。
ハートは君の愛の真実を象徴する形だから、きっと彼の心を
とらえるはず。
ムーンは運命の流れや人の心を象徴している形だから、君の
未来を輝かしいものにしてくれるよ。」