宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「癒しと卑し」

2008年03月28日 | Weblog
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このブログで魔法に関する話題の投稿をさせて頂いた時は、
訪問者IP数が通常平均よりも伸び、またページ閲覧数が一日だけで
6千2百を超えたりした日がありましたが、昨日の「ニューエイジ
世界における天使」について書かせて頂いた所、突如訪問者IP数が
下がりました。

そこで、このブログを閲覧して下さっている方の中の何割かの方は、
ニューエイジ世界において提供される情報を信じておられたり、
活動されておられる方もいらっしゃったのではないかと考えました。

恐らく以前にも書かせて頂いたと思いますが、わたくし自身、日本を
発つ直前の時期に一人の婦人から強く勧められて「ライトボディーの
目覚め」
とか、他のニューエイジ関連の本を読んでみた事があります。

そこで拒絶反応というか、感覚的に「自分には合わない」と強く感じて
しまいましたし、更に諸宗教の肯定的な面を寄せ集めて、そこに
「天使や宇宙人からのメッセージ」と称するものを織り込んで強引に
都合の良い教義を作って「あなたのカルマゲームはもう止めて下さい。
天使が教えてくれたこの商品を使用して癒されて下さい。」とか、
「私は(ニューエイジにおけるプロセスを通して)不食でも生きられる
体になりましたが、周囲に心配をかけたくないので食事をしています。」
などと語られているのを見て、自分は到底信じる事は出来ないと
思ってしまいました。

またニューエイジ思想の中では常に「愛、自由、光」という言葉が
強調され、そこに疑念を挟む事を肯定せず、人間は彼らの語る「愛、
自由、光」だけによって本当に真なる事に気づく事が出来るのか?
という疑問も抱かざるを得ませんが、ネット上に投稿された、非常に
共感を憶えた言葉があります。


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「癒し」ブームという言葉が定着して久しいが、その本質は「卑し」
ブーム。
「癒したい、癒されたい」と言っているような人に本当のヒーリングは
無理かもね。

昔インドで、病気の子供達のためにボランティア活動をしている女性が、
クリシュナムルティの元を訪ねて、是非あなたの賛意を得たい、と
申し出たそうだ。
そうすれば私の活動が世界的に認められて様々なサポートが得られるから、
という。

それに対してクリシュナムルティは、あなたがそういう種類の
ボランティア活動を やっているうちは如何なる助言も賛意も表明する
つもりはないし、 あなたが、助けるべき他人をあなたの外に見出して
いるうちは、あなたは自己欺瞞と 自己憐憫の世界に生きているだけの
偽善者に過ぎない、と言い放ったという。


………

ドラえもんにこんな話があった。


のび太が自分に自信を無くしたか何かで、ドラえもんは自分の長所を
褒め称え励ましてくれる女性ロボットを出した。

そのロボットは自分の弱さを嘆くのび太に対し、
「強い人達が威張って戦争を起こしたりする。
あなたこそ世界平和、人類愛の体現者よ」といった具合に励まし
鼓舞してくれる。
それに欣喜雀躍とするのび太だが、そのうち事あるごとにその
ロボットの慰めに頼り、依存しきるようになってしまった。

そこでドラえもんは未来を写すテレビで、ロボットに依存しきった
ままの将来の姿をのび太に見せた。
そこにはホームレスとなったのび太がロボットからの
「あなたはとても幸せ。
もう何も失ったり、盗まれたりする心配がないもの。」という慰めに、
「ぼかぁ幸せだあ」と随喜する姿が。
そこでのび太は「こんな幸せはいやだ!」とやっと目が覚める。


なんだかこの話はニューエイジ思想の本質と、その思想で生きると
どうなるかを 象徴しているように思える。

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クリシュナムルティの話は、彼が他者に対する一切の慈善を否定
していると見なしてしまう向きもありそうですが、彼の言葉の本質は
別の所にありそうです。




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