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数日前から報道されている「チベット暴動」という呼び方も、
ずいぶん巧妙であると感じています。
「暴動」と言えば通常、昼夜を問わずならず者の一定の集団が
無差別に破壊や暴行を繰り返すもので、「暴動」と言えばあくまで
「起こした側が悪い」という認識になりますが、今回の件は侵略・
民族浄化に対する正当な抗議活動であり、89年の民主化を求めた
デモ隊の隊員が無差別に殺害されていった「天安門大虐殺」を思い
起こさせます。
またこちらで紹介されている漫画のような拷問や殺害は侵略以来ずっと
当地で行われている事であり、チベット人は鯨よりもずっと酷い拷問や
殺され方をしているわけですが、こうした事に対して「グリーンピース」
だとかそうした類の団体は無関心のようです。
以前チベット医学のお医者さん達と一緒に、拷問を受けてから解放されて
診察を受けた尼さんのビデオを見た事がありますが、拷問を受けて例え
命が助かっても、後遺症や痛みが長期間身体に残って苦しむ事も
多いようです。
その尼さんを診察した高名な医師の僧侶は、診察中に涙を流し、
彼女から診察料を一切受け取りませんでした。
チベット仏教を目の敵にし、徹底的に弾圧を加えている中国共産党
政府ですが、彼らの空軍顧問は実は密教修行者でした。
「中国で屈指の予知超能力者」と称されている、中国空軍顧問の
「陳林峰(チン・リンフェン)」氏について、日本の誌上やネットでも
取り上げられているのを見る事が出来ますが、日本の誌上やネット
では彼の素性や具体的に行っている功法の詳細はあまり紹介されて
いないようです。
彼自身は(今現在はわかりませんが)中国UFO研究会会員、また
江蘇省UFO研究会常務理事というものを務めたという経歴のある人の
ようで、神の存在を信じない国の人も宇宙人の存在は信じるのかと、
個人的にその点について少々驚いてしまいました。
また彼が実践している功法は「慧蓮功」というもので、「蓮」という
字を見ればすぐに仏系の功法である事がわかりますが、内容を見て
みるとそれは完全に密教の功法でした。
ネットで探してみた所、同氏はこの功法について、
「五眼六通は経過点に過ぎません。
慧蓮功の最終目的は頓忘人法にあります。
自分の定力が限りなく深くなれば、真空の世界に入り、般若味を
体験する事が出来るのです。
その境界に達すると、本来清明無一法が取れ、無一法が拾える
極楽境界が目の前に見えるのです。」
と語っておられたという紹介が見つかりました。
ここで言う五眼通とは「肉眼通、天眼通、慧眼通、法眼通、仏眼通」で、
六根通は、「天眼通、天耳通、他心通、宿命通、神足通、漏尽通」との
事で、また煩悩や惑わすものから離れる事が出来るとの事です。
そうした事は実際に可能かどうか、という事になりますが、わたくしの
以前出逢ったチベット仏教ニンマ派のリンポチェは、
「自分はそこまでの境地に至っていないが、高僧はただ相手に対面した
だけで相手の本性が完全にわかる。」
「高僧は死期を選び、数日間の時間をかけて身体を空間に溶け込ませ、
最後に爪や髪を残して消え去る。」
と、ごく自然に語っておられました。
この事は以前このブログの「虹の身体」の所でも書かせて頂きましたが、
彼はアメリカに来る前にダラムサラにある寺院の中で、高僧の
身体が徐々に空間に溶け込んでいく過程を実際に目にしてきたようで、
他にもチベット仏教のラマに関する様々な不思議な話しが今も伝えられて
いますが、密教技法を正しく行って、何かしらの功力を得ると
いう事は、決して特殊な事ではないのではないでしょうか。
この「慧蓮功」で利用されている功法が日本語に翻訳された事が
ないかと言えば、以前部分的に翻訳され、紹介された事があります。
「病気が治る般若気功」という本の中の「中乗功法」に当たる、「三密手印功」
がそれで、これも全てではなく、また観想する文字が意図的にか
編集の都合でか挿絵では省かれ、この本を見て行いたい時は文字を
先に調べるべきですが、「慧蓮功」の中でも利用される「三密手印」が
日本語で紹介されています。
チベット仏教を徹底的に排撃し、チベット人からチベット仏教を奪っておき
ながら、自国軍で仏教修行者の特殊能力に頼っているというという矛盾
にはただただ驚くばかりです。
………
※3月22日に、東京の中国大使館前でチベット武力弾圧に対するデモが
行われます。
また署名も募集中です。
http://tsnj2001.blogspot.com/
………
数日前から報道されている「チベット暴動」という呼び方も、
ずいぶん巧妙であると感じています。
「暴動」と言えば通常、昼夜を問わずならず者の一定の集団が
無差別に破壊や暴行を繰り返すもので、「暴動」と言えばあくまで
「起こした側が悪い」という認識になりますが、今回の件は侵略・
民族浄化に対する正当な抗議活動であり、89年の民主化を求めた
デモ隊の隊員が無差別に殺害されていった「天安門大虐殺」を思い
起こさせます。
またこちらで紹介されている漫画のような拷問や殺害は侵略以来ずっと
当地で行われている事であり、チベット人は鯨よりもずっと酷い拷問や
殺され方をしているわけですが、こうした事に対して「グリーンピース」
だとかそうした類の団体は無関心のようです。
以前チベット医学のお医者さん達と一緒に、拷問を受けてから解放されて
診察を受けた尼さんのビデオを見た事がありますが、拷問を受けて例え
命が助かっても、後遺症や痛みが長期間身体に残って苦しむ事も
多いようです。
その尼さんを診察した高名な医師の僧侶は、診察中に涙を流し、
彼女から診察料を一切受け取りませんでした。
チベット仏教を目の敵にし、徹底的に弾圧を加えている中国共産党
政府ですが、彼らの空軍顧問は実は密教修行者でした。
「中国で屈指の予知超能力者」と称されている、中国空軍顧問の
「陳林峰(チン・リンフェン)」氏について、日本の誌上やネットでも
取り上げられているのを見る事が出来ますが、日本の誌上やネット
では彼の素性や具体的に行っている功法の詳細はあまり紹介されて
いないようです。
彼自身は(今現在はわかりませんが)中国UFO研究会会員、また
江蘇省UFO研究会常務理事というものを務めたという経歴のある人の
ようで、神の存在を信じない国の人も宇宙人の存在は信じるのかと、
個人的にその点について少々驚いてしまいました。
また彼が実践している功法は「慧蓮功」というもので、「蓮」という
字を見ればすぐに仏系の功法である事がわかりますが、内容を見て
みるとそれは完全に密教の功法でした。
ネットで探してみた所、同氏はこの功法について、
「五眼六通は経過点に過ぎません。
慧蓮功の最終目的は頓忘人法にあります。
自分の定力が限りなく深くなれば、真空の世界に入り、般若味を
体験する事が出来るのです。
その境界に達すると、本来清明無一法が取れ、無一法が拾える
極楽境界が目の前に見えるのです。」
と語っておられたという紹介が見つかりました。
ここで言う五眼通とは「肉眼通、天眼通、慧眼通、法眼通、仏眼通」で、
六根通は、「天眼通、天耳通、他心通、宿命通、神足通、漏尽通」との
事で、また煩悩や惑わすものから離れる事が出来るとの事です。
そうした事は実際に可能かどうか、という事になりますが、わたくしの
以前出逢ったチベット仏教ニンマ派のリンポチェは、
「自分はそこまでの境地に至っていないが、高僧はただ相手に対面した
だけで相手の本性が完全にわかる。」
「高僧は死期を選び、数日間の時間をかけて身体を空間に溶け込ませ、
最後に爪や髪を残して消え去る。」
と、ごく自然に語っておられました。
この事は以前このブログの「虹の身体」の所でも書かせて頂きましたが、
彼はアメリカに来る前にダラムサラにある寺院の中で、高僧の
身体が徐々に空間に溶け込んでいく過程を実際に目にしてきたようで、
他にもチベット仏教のラマに関する様々な不思議な話しが今も伝えられて
いますが、密教技法を正しく行って、何かしらの功力を得ると
いう事は、決して特殊な事ではないのではないでしょうか。
この「慧蓮功」で利用されている功法が日本語に翻訳された事が
ないかと言えば、以前部分的に翻訳され、紹介された事があります。
「病気が治る般若気功」という本の中の「中乗功法」に当たる、「三密手印功」
がそれで、これも全てではなく、また観想する文字が意図的にか
編集の都合でか挿絵では省かれ、この本を見て行いたい時は文字を
先に調べるべきですが、「慧蓮功」の中でも利用される「三密手印」が
日本語で紹介されています。
チベット仏教を徹底的に排撃し、チベット人からチベット仏教を奪っておき
ながら、自国軍で仏教修行者の特殊能力に頼っているというという矛盾
にはただただ驚くばかりです。
………
※3月22日に、東京の中国大使館前でチベット武力弾圧に対するデモが
行われます。
また署名も募集中です。
http://tsnj2001.blogspot.com/
………