宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「赤い山に住む老人」

2009年01月17日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

80年代から90年代初頭まで、「エジプトの赤魔術」というものが
日本の小学館系の本で紹介されました。

写真の本は、その「赤魔術」の世界やその実践法の一端を
示した本で、この本が絶版になってからしばらくは、「赤魔術」
という名前さえも、RPGゲームの関係を除いてしばらく目にする
事はなくなりましたが、数年前に「赤魔術アカデミー」というものが
設立されたようでした。
http://www.geocities.jp/ancientvoodoovbs/index.html

ただ、こちらのページの方も現在連絡先のページがリンク切れと
なっており、活動を休止されているのか、募集を取り止められた
かについては、わたくしはわかりません。

この「赤魔術」というのは、解説では、古代エジプトの強力な
魔術体系であり、呪文と護符などを用いてレッド・デーモンを
呼び出して、通常では考えられないような力を発揮する魔術
という事ですが、呼び出すのは、「デビル」ではなく、「デーモン」
であり、この両者には微妙な違いがあると説明されています。

この本によれば、「デビル」「デーモン」は共に「スピリット(霊)」であり、
「デビル」は神を完全に拒否し、人間に災いや病気をもたらしたり、
堕落させたり破滅させたりなどの人間にとってマイナスな事しか
行わないが、反対に「デーモン」の中には、神を受け入れていたり、
必要な時に人間を助けたり、時には友情を結んだりしてくれるものも
多く存在し、この魔術で呼び出すのは、そうした種類のデーモンで
あるという事です。

以下「デビル」に関する説明の一部です。

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私達の日常生活において悪い事が起こるのは、知らず知らずのうちに
デビルを怒らせている結果なのである。

例えば、何気なく車の窓から捨てた空き缶が、たまたまそこに居た
デビルに当たったとか……。
そういった事が原因で、デビルは私達人間に対して、病気にさせたり、
自己嫌悪に陥らせたり、様々な悪い考えをさせるように仕向けているのだ。

しかし一方では、神が創られた最も美しい生き物である私達人間の
心は、デビル達を自在にコントロールする事も出来るのである。
人間は、その力を充分に発揮すれば、デビルなどに惑わされず、
本当に素晴らしい生活を送れるものなのである。

人間は、考え方を改めなければならない。
私達は、物質の事ばかりを考えていたのでは、心身共に病んでしまう。
物質主義になる事により、心や精神の大切さを忘れてしまうと、
人間は次第に低次元化し、デビルの悪業から逃れられず、
彼らの思い通りに『悪い方向』へと進んでいく事になるのである。

だが人間は、その事に気がついていない。
悪い事が起こるのは単なる偶然であり、起こるべくして起こるものと
考えている。
デビルの仕業であるなどとは、決して思わないのだ。

デビル達は、この世のあらゆる所に存在し、人間と共に生活を
している、
そして彼らは人間世界を混乱させようと、虎視眈々と狙っているのだ。
人間がデビルの罠に一歩足を踏み入れると、彼らは人間を『悪い方向』
へと導く。

また『良い方向』へ向かおうとする人間を邪魔し、破壊へと追い込む
のである。

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この「赤魔術」で非常に特徴的なのが、「他人の為に役に立つ、社会に貢献する」
という理念を第一に持つ事が不可欠で、実践の際にはイスラム教の沐浴の
ように徹底的に身体を洗い清め、行う場所も清潔にする事、
また場合によっては行う数日前から匂いの強い野菜などを断つ事、
また他人を傷つけたり、他人の権利を侵害する為、単なる利己的な目的で
使う事は許されず、そのような目的で使えばデーモンは来ないか、激しい
罰を受ける事、興味本位や遊び半分の気持ちで行うのは大変危険である
などの点です。

この本では魔術の方法の紹介の他にも、ミイラ発掘・解剖作業における
「王の呪い」がこの魔術によるものであった事、日本で行われた時の
興味深い話しなどがありますが、それらも別の日に抄掲させて頂きたく
思います。





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「【麻呂】 売国マスコミの真実 【怒る】」
http://www.youtube.com/watch?v=cAyIsXOusAA

発言を正反対に変えて翻訳字幕とするなど、まさかこれほどの事が
行われているとは思いませんでした。
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