宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「クンダリーニ・ヨーガ:フォースと共にあらんことを」

2009年01月15日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

商業化されていないヨーガを見つけるのは、日本でもアメリカでも
難しいように思いますが、しかしそこから離れなければ、真の意味での
ヨーガの理解という事は不可であると、個人的に感じる事がしばしばあります。


以前こちら「クンダリーニ・ヨーガ」体系の中で行われている、
貴石の数珠を使ってマントラを繰り返す瞑想法を紹介させて
頂きましたが、日本語での「クンダリーニ・ヨーガ」に関する
情報はまだ多くない事を感じます。

「クンダリーニ・ヨーガ」は、一般的なハタ・ヨーガとはまた
少し異なる体系のもので、発祥のインドにおいては本来秘伝体系に属し、
それまで一切公けにされなかったものであった所、故ヨギ・バジャン師の
判断と活動により、1969年にアメリカにその秘伝の一切がもたらされ、
それ以来、「クンダリーニ・ヨーガ」が世界で知られる事になったという
経緯があります。

2004年に亡くなられたヨギ・バジャンは、アメリカの人々に多くの事を
語り、伝えられましたが、こんな言葉も残されています。


『アメリカの女性には、ただ二つの選択しかない。
女神になるか、娼婦になるかだ――』


ヨギ・バジャンはアメリカで女性達を見てこのように言われたわけですが、
もし今の日本を目の当たりにしたら、同じ事を言われるのかもしれないと
想像してしまいました。


わたくし自身は直接同体系の教えを受けたわけではなく、英語の情報を
持っているというだけに過ぎませんが、英語では肉食を廃する事や
水の摂取の仕方、怒りに対する対処など、色々な事が紹介されており、
興味深く思いました。

食事の仕方では、「クンダリーニ・ヨーガ」体系においては、
良い食料によって「プラーナ(气)」を摂取する事を重視し、
肉食・魚食を避け、穀物やナッツ類、豆類や果物、そして野菜類などを
食す事を指導していますが、この辺りの詳細は、別の日に書かせて
頂きたく思います。


また食事とは別に、マントラの詠唱によって体内の「プラーナ(气)」の
エネルギーを増加させる方法が教えられていたので、今回はそちらを
抄掲させて頂きます。

以下、英語の本から翻訳させて頂きました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【フォースと共にあらんことを】

『このマントラを唱える者は誰であれ、完全なる神性、行いにおける神となるだろう。
"パヴァン"とは"フォースと共にあらんことを"ということだ。
このマントラは、プラーナ的エネルギーを増大させる。
これ以上良いヒーリングはない。』


(マントラ)


「パヴァン パヴァン パヴァン パヴァン

パル パラア パヴァン グル

パヴァン グル ワヘ グル

ワヘ グル パヴァン グル」


※「ヴ」の音は、とても柔らかく発音します。

「ワ」、「ル」、「ラ」の音は軽く発音します。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

コメント (2)