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ノーシスの祈祷文の続きです。
ノーシスの実践においては、「祈り」が大変重要なものとなっています。
そして、どのように祈れば良いかについて、ミゲルさんはこのように
書かれていました。
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【心からの祈りによって神々の援助がある】
祈りというと、すぐに思い浮かぶのが宗教だろう。
そしてあなたの頭の中には、強引な布教活動を行っている
新興宗教や、狂信的な人々の姿が浮かんできたかもしれない。
しかし、祈り=狂信とするのは、大きな誤りである。
もし、あなたの愛する人が死にかけていたら、あなたは
どうするだろうか。
あるいは、あなたが避けられない困難に出会ったらどうだろう。
知らず知らずに天を見上げて祈るのではないだろうか。
何の邪心もなく、幼子が母に対するように、
「神様、助けて下さい。お願いします――」
そう援助を求める事だろう。
それが祈りなのである。
何も、宗教団体の専売特許ではないのだ。
祈りによって何が起こるのかというと、私達の生命を育み、
世界を生かしめている素晴らしいエネルギーが、あなたの元に
降りてくるのである。
そして、あなたの想いの強さと清らかさに従って、援助を
与えてくれるのだ。
(後略)
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以下、ノーシスにおいて唱えられる祈祷文です。
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【万物への祈り】
万物が幸福でありますように
万物が幸運でありますように
万物が平和でありますように
(この祈りを心から唱える時、それは地獄にさえ届き、
その間はそこで苦しんでいる魂に束の間の安息を与えることさえ
できると言われる)
【苦痛を除く癒しの按摩が為されるための祈り】
イエズス、マリア、ヨゼフ、神性のペルソナにます至聖三位一体よ。
聖ブラジオは前方にして、聖ペトロは後方にてまし給う。
聖ブラジオよ、これの言葉の相応しかれば、諸腱諸節を
元の所へ戻し給え。
【アロエの祝福のための祈り】
十字架よ、御身は聖にして神性なり。
この家屋より、妖術師と魔女どもを退かせ給え。
かくしてもろ人はここに生くるの意をもちて、我とともに神の
まし給うを知れり。
聖主なる神よ、我を反逆と滅びより解き放ち給え。
至聖なるマリア、聖化されし聖体は祝せられんことを。
(最後に十字架を切ってアロエに祝福を与える)