宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ジェラシーを鎮める魔法」

2009年01月30日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像はこちらの本のカルトゥッシュ・カードの中の一枚で、
「ハトホル女神」のカードです。
描かれているのは、象徴である手鏡です。

ハトホル女神は、太陽神ラーの娘であり、ライオンの頭を持ち、
太陽神の左目より生まれたと伝えられている、「セクメト女神」と
しばしば同一視されています。

ラーが老齢に入って統治力が衰え、不心得者達が反乱を起こし
始めた時にセクメト女神が地上に送られ、ラーの代わりに
彼女が反乱者達を手ひどくやっつけたと伝えられていますが、
その時ハトホル女神はセクメト女神の援護をしたと言われて
います。

女性的な日常の悩み(献立が決まらない、髪が上手くまとまらない、
買う服を迷うなど)の時に、このハトホル女神のカードで瞑想すると、
彼女のエネルギーが日常レベルに降りてきて助けになり、
また星占いをする前にも瞑想をするとよい、とありました。

またお守りとしては、大きな保護力を持ち、特に女性を色々な危険
から守るとありました。
他者から発せられる悪いエネルギーを当人にそのまま返してしまうので、
痴漢・ひったくりなどの予防にもなるという事です。



昔の少女雑誌「マイバースデイ」の中の白魔女を目指すシリーズの
中で、「手鏡で自分の姿を見て、ジェラシー(嫉妬)を鎮める魔法」
というものがありました。

キリスト教では人間に深刻な罪を起こさせる精神的要因となる
「七つの罪源」の教えがあり、「嫉妬」というものはその中の一つに
数えられています。


・傲慢 (superbia)
・嫉妬 (invidia)
・憤怒 (ira)
・怠惰 (acedia)
・強欲 (avaritia)
・暴食 (gula)
・色欲 (luxuria)

これらの各罪源はまた、それぞれの悪魔とも対応していますが、
キリスト教のみならずノーシスなどの教えの中でも、これらは
人間の内側に秘教的に働きかけて絶やすべきものと教えられます。

以下、その「手鏡で自分の姿を見て、ジェラシー(嫉妬)を鎮める魔法」です。

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【ジェラシーを鎮める】

●白い魔女たるもの、嫉妬心には無縁のはず。
でも、まだ修行途上の白魔女には、しばしば起きるものです。

そんな時、手鏡を右手に持ち、宙に大きく3回円を描きます。
そして何も言わずに、そのまま自分の顔を映してみましょう。
そこには、ジェラシーという魔にとり憑かれたあなたがいるはずです。

そこで自分に問いかけます。
「ジェラシーを燃やしている私は、白魔女としてどう行動すべきか。」

何度も繰り返し問いかけてみて下さい。
答えは自ずと出てきます。

魔女に、こんな言葉が伝えられています。

「ジェラシー、それは幻。思い込みという悪魔が好むもの……。」

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