カンギュル(チベット大蔵経)には
観世音菩薩を礼賛するのみで 無量の功徳が得られるとあり、
観世音菩薩に礼拝して誦す事で 多くの功徳が得られます。
「敬頂礼於世間自在(きょうちょうらいのうせけんじざい)
祈悲顧視世間自在足(きひこしせけんじざいそく)
祈作救護至尊大悲蔵(きさきゅうごしそんだいひぞう)
虔掌碚ふ復舐観世音(けんしょうはいふぶていかんぜおん)
従於無辺之大輪回海(じゅうのうむへんしだいりんねかい)
祈作渡脱舵手観世音(きさとだつだしゅかんぜおん)
設為無知愚癡暗蔽時(せついむちぐちあんへいじ)
祈作光明明灯観世音(きさこうみょうみょうとうかんぜおん)
設于仇敵瞋怒火燃時(せつうきゅうてきじんぬかねんじ)
祈作息滅水流観世音(きさそくめつすいりゅうかんぜおん)
設于親貪如水動盪時(せつうしんどんにょすいどうとうじ)
祈使照悟本性観世音(きししょうごほんしょうかんぜおん)
設於財宝慳貪所縛時(せつのうざいほうけんぞんしょばくじ)
祈作棄舎執事観世音(きさきしゃしゅじかんぜおん)
此身四大為病所執時(ししんしだいいびょうしょしゅじ)
祈作医薬之王観世音(きさいやくしおうかんぜおん)
設於臨終驚怖生起時(せつのうりんじゅうくふしょうきじ)
祈現聖顔安慰観世音(きげんしょうげんあんいかんぜおん)
無伴徘徊中陰険路時(むはんはいかいちゅういんけんろじ)
祈作朝謁認識観世音(きさちょうえつにんしきかんぜおん)
設衆多中独自往赴時(せつしゅたちゅうどくじおうふじ)
祈請送往浄土観世音(きせいそうおうじょうどかんぜおん)
胎門業之痛苦生起時(たいもんごうしつうくしょうきじ)
祈請ちょう起光幕観世音(きせいちょうきこうばくかんぜおん)
成為無知孩童身之時(じょういむちがいどうしんしじ)
祈作勝友知識観世音(きさしょうゆうちしきかんぜおん)
時時于頂観修祈請時(じじうちょうかんしゅきせいじ)
祈作根本上師観世音(きさこんぽんじょうしかんぜおん)
設於心蓮依您観修時(せつのうしんれんえにんかんしゅじ)
祈作最勝本尊観世音(きささいしょうほんぞんかんぜおん)
内外違縁障礙生起時(ないがいいえんしょうげしょうきじ)
祈作息除護法観世音(きさそくじょごほうかんぜおん)
設為飢渇病苦所執時(せついきかつびょうくしょしゅじ)
祈賜随欲成就観世音(きしずいよくじょうじゅかんぜおん)
生之尽頭死亡必定来(しょうしじんとうしぼうひつらいじょう)
祈賜将来授記観世音(きししょうらいじゅきかんぜおん)
設若朗朗六字祈請者(せつにゃくろうろうろくじきせいしゃ)
恒常悲憫顧視観世音(こうじょうひみんこしかんぜおん)
オン・マニ・ペメ・ウン
以此浄善仏陀勝果位(にしじょうぜんぶっだしょうかい)
祈使迅速獲得観世音(きしじんそくかくとくかんぜおん)。」