以下 10年以上前に存在していたHPに掲載されていた方法で、
「赤とうがらしを2~3本右手に握り、マントラを唱えながら
それを右足の膝下から火の中に投げ込む」という方法が書かれていますが、
これと同じ方法はちょっと見つかりませんでしたが、
同類の方法として 欠けた部分の無い赤とうがらしを7本用意して手に持ち、
1本火に投じると同時に
「オン・チミチミ・〇〇(敵の名前)・スヴァーハー。」と誦す事を7回繰り返す呪法がありますので、
このマントラを 敵の名前の部分を省略して
邪念を除く方法として誦す事もできそうです。
またイスラム魔術でも 赤とうがらしには悪しき力を祓う力があると伝えられており、
21本の赤とうがらしを器に入れてから
その中に水を満たし、
その器を時計回りに 自己の頭上で7回旋回させてから
その水と赤とうがらしを戸外に捨てる事で
自己の障が除かれ 順調に進むようになるとされます。
また ヒンドゥー呪術の中では
呪詛や悪影響を避ける目的で レモンが使用される事があり、
大き目のグラスに水を入れ、
その中にレモンを丸ごと縦に水の中に押し込み、
それを置いておく事で その場の障が除かれてスムーズに物事が運ぶともされています。
++++++++++++++++++
植物で嫉妬・恨みを解消する法
インドではしばしば、誰かの「恨み」や「嫉妬」のために病気や事故に遭うことがある
と考えられています。
たとえば原因がよく分からないが、急に身体の具合が悪くなった場合、
「嫉妬された」 と考え、それを解消する「処方」を行います。
嫉妬を解消するには、赤とうがらしを2~3本右手に握り、それを右足の膝下から火
の中に投げこみます(そのときにあるマントラを唱えながら行うのですが、残念ながら
そのマントラを私は覚えていません)。
パチッとはじけるような音がすれば、それは嫉妬されていた証拠。音がしなければ
そうではなかったと判断されます。音がすればその嫉妬・恨みは解消されます。私も
子供のころ、母がこの方法を行って、実際に何度か元気になったのを覚えています。
また、さらに深い嫉妬をされた場合、恨み妬みを買ってしまった場合、こんな方法も
ありました。 レモンの切れ端と青とうがらしを2~3本、糸でつなげて輪に結びます。
それを手に握ってあるマントラを唱え、その後、家から1キロ以上離れた場所まで出か
けて、こっそりとそのレモンと青とうがらしの輪っかを置いてくるのです。
置き場所は交差点のような場所がよいと言います。その妬み恨みが四方に散って
しまうとか、 そんな理由だったかと思いますが、とにかくその方法で(嫉妬が原因と
思われる)問題が解消したのです。
いずれもインドの一般家庭で行われていたアーユルヴェーダの伝統的な方法で、
何故かは分かりませんが確かに効果があったのです(クマール談)。