宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

(おむすびとおにぎりのディスタンス)

2009年01月22日 | Weblog



【どの太鼓を叩きますか?】


□    □    □    □    □    □    □    □
┣━━┫    ┃    ┃    ┃    ┃    ┃    ┃
┃    ┃    ┣━━┫    ┣━━┫    ┣━━┫
┣━━┫    ┃    ┣━━┫    ┣━━┫    ┃
┃    ┣━━┫    ┃    ┃    ┃    ┣━━┫
┃    ┣━━┫    ┃    ┃    ┣━━┫    ┃
┃    ┃    ┃    ┣━━┫    ┃    ┃    ┃
┣━━┫    ┃    ┃    ┃    ┃    ┃    ┃
五尺 三尺 平胴  桶胴  締  団扇 民謡 GOROのサイン入り





無神の林に分け入れば
宣伝偽証の声聞こゆ
苦涙さしぐむ林にありて
神祇の憂いを思ひいづ。

宮地の貴きみ宝を盗み
密やかに 懐にしのびて
道統掌握の機を待つは、
災いなるかな。

長く辱めに飽かされし宮地、
やがて明光の差さんことを。
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「ニンニクと魔術」

2009年01月22日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

ニンニクは魔術的な力を備えていると、洋の東西を問わずに
認知されていますが、江戸時代の佐賀県に、ニンニクを常に
携行した「蒜美弥(ひるみね)」という女性の話しが伝わっています。

彼女は大庄屋の娘で名前を玉野と云い、伊万里藩主の寵愛を
受けて屋敷に迎えられたもの、なぜかニンニクを常に携行して
いた為、彼女には物の怪が憑いているという噂が立ち、いつしか
「蒜美弥(ひるみね)」の局」と呼ばれるようになったという事です。

やがてその噂が若殿の耳に入り、結局玉野は二万両の大金と
共にお家戻しにとなり、悲しみのあまりに病の床に伏して間もなく
亡くなりますが、臨終にて「二万両には手をつけず、そのお金で
自分の子を立派に育て上げ、殿にお目通ししなければ、この家を
七代まで祟る」と言い残したそうです。

しかしその子供は数ヵ月後に原因不明の病で亡くなり、その後
不幸が相次いだので、当主は二万両を庭園の何処かに埋めて
しまったそうです。

そしてその後は庭園が人手に渡ってしまい、昭和6年までは
そのままなっていた所、泥棒が入って二万両を埋めた所を
記した絵巻が盗まれました。
しかし、玉野が自身の家系の者の夢枕に立って泥棒が誰で
あるかを告げ、泥棒との取引を行った所、その4日後に泥棒は
焼死体となって発見されたそうです。

その後は埋蔵金探しの者が大勢やってきたそうですが、その
発掘に携わった者達は狂死や溺死など、奇怪な死を遂げたそうです。

昭和37年以降、オランダの最新の発掘機を取り寄せて作業を
行おうとした土建会社の社長は、鉄道の線路の下から金の反応を
得る事が出来たものの、当時の国鉄からは線路下を掘る許可を
出さず、またその社長も鉄骨の下で下敷きになって命を落とした
そうです。

そうして埋められた二万両の埋蔵金は現在もそのままになっていますが、
なぜ彼女がニンニクを携行していたか、という具体的な理由については
明かされていません。

しかし、彼女の死後に続いた怪異を見ると、彼女はニンニクに魔術的な
効能を認めていたのではないか、と感じてしまいます。


ニンニクを使う魔法で最も簡単なのは、食したり、枕元に置くという方法で、
以下、「魔女のおまじない」からです。

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【悪運を追い払ってくれる ガーリック・マジック】

その昔、ヨーロッパではニンニクが魔除けのパワーを持つと信じられて
いました。

どこの家の台所にもニンニクがぶらさげられ、イタズラな妖精達がバターを
腐らせたり、子供達を誘拐するのを防いだそう。
あのドラキュラだって、ニンニクが弱点というのは、きっと皆も知ってるよね?

そのニンニクの力を借りて、あなたを悩ませる悪運を追い払ってしまいましょう。

嫌いな男の子にしつこく付きまとわれている時や、嫌な先生にどうしても
当てられたくない時、病気やイライラを追い払ってしまいたい……。

そんな時には、ニンニクをたっぷり使ったスパゲティーや、ニンニクをきかせた
野菜スープ、キツネ色に揚げたスライスを散らしたサラダなど、ニンニクづくしの
メニューが効果的。

極めつけは、枕元にニンニクを一カケラ置いておくこと。
これで目が覚めた時は、悪運は遠のいているはずです。

ただし、気になる男の子と会う予定のある前の夜だけは、このおまじないは
やめた方がいいかもね?

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ノーシス発祥の中南米でもニンニクが魔除けとして用いられるのは同じですが、
日本やアメリカの一般のマーケットで食材として出回っている、沢山の
小房に分かれているものが「メスニンニク」であるのに対し、房が分かれていない
ニンニクは「オスニンニク」と呼ばれるそうで、メキシコやノーシスで魔除けとして
利用されるのは、臭いも大変強いという、「オスニンニク」の方です。

そして画像のように、「オスニンニク」を集めて赤いリボンや紐で縛って
丸い輪を作ったものを魔除けとして屋内にかけるのですが、その使い方に
ついて、以下ミゲルさんの解説です。


………

ニンニクは世界中の多くの国で魔除けに使われるが、メキシコでは特に
この「オスニンニク」が使われる。
なぜなら、多量の硫黄分と揮発酸の作用で、大変効果的な悪霊防御
バリアを作るからだ。

日本でも玄関にニンニクを下げている家を見かけることがあるが、
まさにそれも悪いバイブレーションが家に入るのを防ぐ効果がある。

(メキシコシティの魔術)市場では、「オスニンニク」を丸い輪にして、
赤いリボン(赤は力と戦いの星、火星の色)をつけて売っている。
それを魔除けに使うにはある呪文が必要だ。

★「防御の力を持つニンニクの精に祝福あれ/この家とこの家の
住人を守るよう、我はお前の魔を祓う/我らに害を与えようとする
力が/決して入ることのないように/陰口を遠のけよ、妬みを払い
給え、悪魔よ去れ/父と子と聖霊の名において、アーメン。」

家の入り口に吊るす前に、こうした簡単な祈りとお祓いをしておけば、
ニンニクの力が目に見えない次元で働き始めるのである。

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(貴下とあぜ道)

2009年01月21日 | Weblog

てんてん神宝 てんてん資料
てんてん宗家の元から逸れて
どこからどこまで飛んでった
海峡越えて一線越えて
道東の果てまで飛んでった 飛んでった


宮地の看板なんぢゃいな
羊頭狗肉のエセ斎主
狗賓妖魔の供ぞろい
顔にあるのは無精ヒゲ
毛槍をふりふり やっこなのさ


てんてん宮地はてんころり
神祇不在で三つ巴
もしもし手箱の大神さま
あなたの仰る神仙道
みんなに見せて下さいな


資料は取られて北海道
エセ道統も続行中
道士返還求めても
一年経っても もどりやせぬ
二年経っても もどりやせぬ


てんてん宮地は神さまに
抱かれてはるばる旅をして
やがて夜明けと日の光
御道の誉れよみがえり
全てのいさおし掲げられん
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「魔女と異言」

2009年01月21日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

少女雑誌「マイバースデイ」系誌上の、昔の「白魔女になるシリーズ」の
中で、呪文とはまた少し異なる「異言」というものが何度か紹介
されました。

この「異言」というものは特定の語源や宗教に由来したり、言葉
そのものに意味があるというわけではなく、感性によって導き
出された音であるという、少し異質のものであるという説明で、
目的別の「異言」を唱える際には集中して唱えること、日の出から
日の入りまでの時間帯に唱えること、疲れていたり集中力散漫に
なっている時は使わないこと、という注意が添えられていました。

以下、紹介されていた「異言」です。

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●相手の注意を惹く 「ベラ・デラ・オー・トラタヤ」


●誤解を解きたい 弁明の言葉の始めに「ジュ」と言い、最後に小さく「ン」と
 入れる。


●不運を好転させるたい  「マグメダ・アガリャ・マガリャ・アガリャ・ト」


●チャンスをモノにする  「アー・オー・エー・ブー・ラー」


●幸運を呼び込む  言葉の中に「ア」の音を多く取り入れる。


●心を惹き付ける 「マンダラ・ゴヤ・アガー・アガー・トゥユー・トゥユー・パ・ヨ」
 (一日3回唱える)


●注目を浴びる  相手が言った最後の言葉を、唇で一度復習してから話す。


●持続・永続を願う 「オー・ヤー・リャー・タヤ・タヤ・ナー」


●要求を通す 「ノオー・ヤー・ナッ・ナッ・ナッ・アン・タヤ」
 (ナッの音は強く怒りを込めて)


●失敗を防ぐ 「ウウウ・ウ・オー・オー・ヌッ・ヌッ・トー」


●気持ちを伝える 『ルルルルル・キョナ・キョナ・キョキョナ・キョニ・キョナ」
 (ルの音は巻き舌で)

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〓〓〓

【泡瀬干潟と浅海の埋め立て中止を求めるWEB署名】
http://www.shomei.tv/project-631.html#detail

無駄な公共工事で人工ビーチを作ろうとして埋め立て
られようとしている、沖縄本島の泡瀬干潟を守るための
オンライン署名です。

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「悪魔軍団:アンドロマリウス」

2009年01月20日 | Weblog

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魔導書「ゲーティア」の紹介されている72柱の悪魔とその
呼び出し方について、この「ソロモン王の鍵」という本の中でも
現代版にかなりアレンジした形で簡単に紹介されていますが、
こちらのサイトの方は「ゲーティア」以外の資料も加えられており、
より詳しいと思いました。

またそれらとは別に佐藤有文氏も独自の研究によって
80年代に、「悪魔の君主77柱の紹介」というものをされた事が
ありますが、そちらでは「ゲーティア」とはまた違うものも
加えられていたりしました。
そして、「悪魔軍団」の悪魔はそれぞれ、「レーザー光線銃隊長」
「兵器製造所長官」などの役割があるという、少し想像を混ぜたものと
なっていました。

また72柱の悪魔を呼び出す際に、それぞれの悪魔の紋章の写しを
用意する必要がありますが、佐藤氏はそれぞれの紋章を
身につけるだけで、決まった効力が得られると説明されていました。


画像は72柱の悪魔の中の一柱である、「アンドロマリウス」です。

この悪魔は、36の軍団を従える強大な伯爵で、盗人を捕らえ、
盗んだものを見つけること、陰謀と邪悪を見つけて、それに関わる者達を
罰すること、隠された財宝のありかを教えることが役割ということで、
巨蛇を腕にした人の姿で現れるとされていますが、佐藤氏の方の紹介では、
中近東のフクロウの姿をした大公爵で、フクロウの目の超能力で、
隠れた宝物や石油鉱脈を発見し、更に盗んだものや泥棒、卑怯な者を
見つけて大いに懲らしめるとされていました。

自分が陰謀にはめられたり、自分の正当性が覆されそうになった時に
助力を求めるために呼び出して命じるということですが、佐藤氏の
解説では、この紋章を身につけていると、お金が入る幸運がもたらされ、
思わぬ財宝や宝くじに当たるという説明でした。
しかし、悪魔の紋章を日常的に携行することは、あまり推奨できない
ことではないかと思います。

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「ジプシーの間に伝わるジンクス」

2009年01月19日 | Weblog

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80年代から90年代初頭にかけて、ジプシー占いや魔法に
関する本や記事というものは比較的多く見られましたが、
それ以降は目にする機会が殆どなくなったように思います。

画像の児童書は平成二年に一時期出されたもので、この本では
ジプシーに関する簡単な紹介と幾つかの占いが掲載されています。

以下、この本の中のジプシーの紹介です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

フランス語でジタン、ドイツ語でチゴイネル、スペイン語でヒタノ。
これらはすべてジプシーを指す言葉です。
ジプシーとは英語ですが、国々によって様々の呼び習わされて
いることからも、彼らジプシーが国々や街々を渡り歩いている
ことがよくわかります。

ジプシー自身は自分達のことを、自分達の言葉で『ロム』とか、
『ロマニー』と呼んでいます。

街から街へと渡り歩き、決して定住しないと言われるジプシー。
彼らジプシー達、特に女性達の中には、占いや魔術を
職業としている者が大勢います。
彼らは、母親から娘へと代々受け継がれていく秘法を身につけ、
立派な占い師・魔術師へと成長していくのです。

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ジプシーの占いには様々な種類のものがありますが、日常生活の
中で偶然起こる物事によって未来の変化を予測する、いわゆる
「ジンクス」も伝えられています。

以下、この本から一部抄掲させて頂きます。

………

●右の耳がかゆくなったり、耳鳴りがしたら、誰かに誉められる
前兆です。
しかし左の耳だったら、誰かに悪口を言われたり、噂の的に
なっている証拠です。

その相手を知るには、知っている人の名前を一人ずつ、大声で
呼んでみましょう。
かゆくなくなったり、耳鳴りが止んだ瞬間に呼んだ名前が、その
相手です。


●何気なく左右の靴を履き違えた時は、用心しましょう。
災難がふりかかる前触れとされています。


●服や靴下を裏返しに身につけた時は、着直す前に願い事を
唱えましょう。
きっと近いうちに実現します。


●誰かが話しをしている時に、あなたがくしゃみをしたくなったら、
その話しは本当だと信じていいでしょう。

お昼から真夜中にかけてのくしゃみは、嬉しいことの起こる
知らせと言われています。
しかし夜中から午前中いっぱいにかけてのくしゃみは、
アンラッキーなことが起こる前兆とされています。


●部屋にかけている絵やポスターが落ちたりはがれたりすると、
家族に悲しいことがあるかもしれません。


●親指がチクチク痛む時は、アクシデントが近づく前兆です。
念には念を入れて用心して下さい。


●誰も座っていない椅子をガタガタさせたり、揺らしてはいけません。
その後に座った人が病気になると云われます。


●ベッドの上に傘を置いてはいけません。
友達と喧嘩することになってしまいます。


●エプロンを裏返しにつけているのに気づいたら、用心して
下さい。
誰かに騙されてしまうかもしれません。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


コメント

「ノーシスにおいて唱えられる祈祷文」

2009年01月18日 | Weblog

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ノーシスの祈祷文の続きです。

ノーシスの実践においては、「祈り」が大変重要なものとなっています。
そして、どのように祈れば良いかについて、ミゲルさんはこのように
書かれていました。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【心からの祈りによって神々の援助がある】

祈りというと、すぐに思い浮かぶのが宗教だろう。
そしてあなたの頭の中には、強引な布教活動を行っている
新興宗教や、狂信的な人々の姿が浮かんできたかもしれない。
しかし、祈り=狂信とするのは、大きな誤りである。

もし、あなたの愛する人が死にかけていたら、あなたは
どうするだろうか。
あるいは、あなたが避けられない困難に出会ったらどうだろう。
知らず知らずに天を見上げて祈るのではないだろうか。
何の邪心もなく、幼子が母に対するように、
「神様、助けて下さい。お願いします――」
そう援助を求める事だろう。
それが祈りなのである。
何も、宗教団体の専売特許ではないのだ。

祈りによって何が起こるのかというと、私達の生命を育み、
世界を生かしめている素晴らしいエネルギーが、あなたの元に
降りてくるのである。
そして、あなたの想いの強さと清らかさに従って、援助を
与えてくれるのだ。

(後略)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

以下、ノーシスにおいて唱えられる祈祷文です。

………

【万物への祈り】

万物が幸福でありますように
万物が幸運でありますように
万物が平和でありますように

(この祈りを心から唱える時、それは地獄にさえ届き、
その間はそこで苦しんでいる魂に束の間の安息を与えることさえ
できると言われる)



【苦痛を除く癒しの按摩が為されるための祈り】

イエズス、マリア、ヨゼフ、神性のペルソナにます至聖三位一体よ。
聖ブラジオは前方にして、聖ペトロは後方にてまし給う。
聖ブラジオよ、これの言葉の相応しかれば、諸腱諸節を
元の所へ戻し給え。



【アロエの祝福のための祈り】

十字架よ、御身は聖にして神性なり。
この家屋より、妖術師と魔女どもを退かせ給え。
かくしてもろ人はここに生くるの意をもちて、我とともに神の
まし給うを知れり。

聖主なる神よ、我を反逆と滅びより解き放ち給え。
至聖なるマリア、聖化されし聖体は祝せられんことを。

(最後に十字架を切ってアロエに祝福を与える)


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「赤い山に住む老人」

2009年01月17日 | Weblog

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80年代から90年代初頭まで、「エジプトの赤魔術」というものが
日本の小学館系の本で紹介されました。

写真の本は、その「赤魔術」の世界やその実践法の一端を
示した本で、この本が絶版になってからしばらくは、「赤魔術」
という名前さえも、RPGゲームの関係を除いてしばらく目にする
事はなくなりましたが、数年前に「赤魔術アカデミー」というものが
設立されたようでした。
http://www.geocities.jp/ancientvoodoovbs/index.html

ただ、こちらのページの方も現在連絡先のページがリンク切れと
なっており、活動を休止されているのか、募集を取り止められた
かについては、わたくしはわかりません。

この「赤魔術」というのは、解説では、古代エジプトの強力な
魔術体系であり、呪文と護符などを用いてレッド・デーモンを
呼び出して、通常では考えられないような力を発揮する魔術
という事ですが、呼び出すのは、「デビル」ではなく、「デーモン」
であり、この両者には微妙な違いがあると説明されています。

この本によれば、「デビル」「デーモン」は共に「スピリット(霊)」であり、
「デビル」は神を完全に拒否し、人間に災いや病気をもたらしたり、
堕落させたり破滅させたりなどの人間にとってマイナスな事しか
行わないが、反対に「デーモン」の中には、神を受け入れていたり、
必要な時に人間を助けたり、時には友情を結んだりしてくれるものも
多く存在し、この魔術で呼び出すのは、そうした種類のデーモンで
あるという事です。

以下「デビル」に関する説明の一部です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

私達の日常生活において悪い事が起こるのは、知らず知らずのうちに
デビルを怒らせている結果なのである。

例えば、何気なく車の窓から捨てた空き缶が、たまたまそこに居た
デビルに当たったとか……。
そういった事が原因で、デビルは私達人間に対して、病気にさせたり、
自己嫌悪に陥らせたり、様々な悪い考えをさせるように仕向けているのだ。

しかし一方では、神が創られた最も美しい生き物である私達人間の
心は、デビル達を自在にコントロールする事も出来るのである。
人間は、その力を充分に発揮すれば、デビルなどに惑わされず、
本当に素晴らしい生活を送れるものなのである。

人間は、考え方を改めなければならない。
私達は、物質の事ばかりを考えていたのでは、心身共に病んでしまう。
物質主義になる事により、心や精神の大切さを忘れてしまうと、
人間は次第に低次元化し、デビルの悪業から逃れられず、
彼らの思い通りに『悪い方向』へと進んでいく事になるのである。

だが人間は、その事に気がついていない。
悪い事が起こるのは単なる偶然であり、起こるべくして起こるものと
考えている。
デビルの仕業であるなどとは、決して思わないのだ。

デビル達は、この世のあらゆる所に存在し、人間と共に生活を
している、
そして彼らは人間世界を混乱させようと、虎視眈々と狙っているのだ。
人間がデビルの罠に一歩足を踏み入れると、彼らは人間を『悪い方向』
へと導く。

また『良い方向』へ向かおうとする人間を邪魔し、破壊へと追い込む
のである。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

この「赤魔術」で非常に特徴的なのが、「他人の為に役に立つ、社会に貢献する」
という理念を第一に持つ事が不可欠で、実践の際にはイスラム教の沐浴の
ように徹底的に身体を洗い清め、行う場所も清潔にする事、
また場合によっては行う数日前から匂いの強い野菜などを断つ事、
また他人を傷つけたり、他人の権利を侵害する為、単なる利己的な目的で
使う事は許されず、そのような目的で使えばデーモンは来ないか、激しい
罰を受ける事、興味本位や遊び半分の気持ちで行うのは大変危険である
などの点です。

この本では魔術の方法の紹介の他にも、ミイラ発掘・解剖作業における
「王の呪い」がこの魔術によるものであった事、日本で行われた時の
興味深い話しなどがありますが、それらも別の日に抄掲させて頂きたく
思います。





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「【麻呂】 売国マスコミの真実 【怒る】」
http://www.youtube.com/watch?v=cAyIsXOusAA

発言を正反対に変えて翻訳字幕とするなど、まさかこれほどの事が
行われているとは思いませんでした。
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「ノーシス:ベートーベンの音楽」

2009年01月16日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

ノーシスの続きです。

ノーシスでは、ロックやポップス、ジャズや演歌という音楽を
聴く習慣を推奨せず、クラシック音楽を聴く習慣を持つ事を
強く奨励しています。

クラシック音楽であれば何でも良いのではなく、ここでもまた
別の注意点がありますが、音楽には見えない次元での色調や
香り・波動などを有し、それが人間の霊的面に影響を与える
というのが一つの理由で、この点に関しては、また別の
機会に詳しく書かせて頂きたく思います。

ノーシスにおいては特にベートーヴェンの音楽と人生に関して
注目し、彼は隠れた精神的な一生を送り、その死後に、霊界に
おける高位の界の中の、音楽的に高く洗練された霊魂だけが入る所に行き、
今も地上に生きる人々に対し精神的な援助などを与えていると
教えられます。

以下、ミゲルさんの言葉です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ベートーベンは生涯、結婚する事がなかった。
前世から引き継いできた多くの汚れを洗浄しなければならず、
彼はそれを自覚していたからだ。

だから若い頃から、この世の楽しみは自分とは関係がない事を
知っていた。
人生の目的を見定めていたからである。
それは15歳の時に書いたという、次の言葉からも知る事ができる。

「死ぬ事を知らない人間の中に、尊さは無い。」

という言葉である。


この「死」は、肉体的な死と同時に、神秘的な死をも指している。
神秘的な死とは、欲望を根こそぎ退治してしまう事だ。
彼は15歳の時に、自分の魂を縛るエゴの存在に気づいており、
それをやっつける為のワークを始めていた。

彼は肉体があるうちにエゴを根絶しなければならない事を、
はっきりと知っていた。
そして勇敢に戦って勝利を収めた。

だから、ベートーベンの音楽は、私達がエゴをやっつける為の
戦いを行う時、大変勇気を与えてくれる。
自分の悪癖を正そうと努力しながらも時折挫けてしまう時、
ベートーベンの音楽は、もう一度立ち直る為の気力を蘇らせて
くれるのだ。

ベートーベンは耳が聞こえなくなっても作曲していた。
なぜそんな事ができたのだろうか。
音の記憶に基づいて作曲したのでは、とてもあれほどの曲はできまい。
なぜだろう。

理由は簡単だ。
彼は音楽を聴いていたのである。
どこの音楽か。
天上の音楽である。
アストラル・トリップ(幽体離脱)すれば、肉体には拘束されない。
肉体の耳が聞こえなくても、四次元での音楽は聞こえるのである。
彼はその音楽を譜面に写したのだ。

だからこそ、ベートーベンの音楽はあれほど素晴らしく、また一つ一つの
シンフォニーがユニバーサルなメッセージを持っているのである。

音楽はそのバイブレーションによって、特定の色と光、そして香りまでも
発散させる。
また、味も持っている。
高次音楽のそれは素晴らしいもので、私達の進化を助けるパワーを
持っている。
反対に低次音楽の場合は、私達をメランコリックにさせたり、妙に自分を
甘やかして感傷的な涙を誘ったり、逆に情欲的にさせたりする。


ベートーベンの音楽が発するバイブレーションは、大変素晴らしいものである。
例えば、「月光」という曲が演奏されると、銀色のバイブレーションが
発されて、一面を包む。
銀色という色は、まさしく月のバイブレーションの色だからだ。

また「英雄」というシンフォニーは、赤い色を発している。
この曲はナポレオンに捧げるために作曲されたものだ。

ナポレオンは精神的進化がかなり進んだ人物であったし、イニシエイト
(霊的奥義参入者)に近い段階まで上昇していたからである。

しかしナポレオンは、途中で転落した。
人類の為に献身する代わりに、虚栄心に負けてしまったからである。
彼が皇帝としての王冠を受け、権力の座についた時、進化は終わり、
退化が始まった。

高い段階にまで昇りつめた人ほど、受ける誘惑も魅力的なものだし、
またそれに負けた時、転落する段階も低次のものとなる。

ベートーベンは、ナポレオンが王冠を受けた事を知った時、「英雄」という
曲の解説書が書かれた楽譜の表紙から、彼の名前を消してしまった。
そして、ナポレオンも普通の人物と同じだ、と言い捨てたのだ。

その瞬間から、ナポレオンの下降が始まった。
彼のパワーは無くなり、セント・ヘレナ島へ送られた。
そこで彼は毒殺されたと言われている。
虚栄のエゴに命を与えてしまった為、進化は一挙に退化へと変じた
のである。


イニシエイト・ベートーベンが肉体をあとにした情景は、大変象徴的な
ものだ。
自然界が、この宇宙的な出来事を、嵐として表現した。
すなわち、ベートーベンが死の床についている時、外は嵐が吹きすさんでおり、
彼が息を引き取った瞬間に雷が落ちた。

ベートーベンの魂は、その後高次へと昇っていった。
そして高次の世界での音楽のコロニーに入っていった。
そこには音楽的に洗練された霊ばかりが集まっており、「エメラルドの館」と
呼ばれている。
彼はこの館の門番としての役割を与えられ、今でもイニシエイトとして、
私達を援助する為に、そこに存在しているのである。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++




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「ベートーベン:月光」
http://www.youtube.com/watch?v=w2cFEHM9yMw

音楽と共に、色々な美しい月の映像も見られます。

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「クンダリーニ・ヨーガ:フォースと共にあらんことを」

2009年01月15日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

商業化されていないヨーガを見つけるのは、日本でもアメリカでも
難しいように思いますが、しかしそこから離れなければ、真の意味での
ヨーガの理解という事は不可であると、個人的に感じる事がしばしばあります。


以前こちら「クンダリーニ・ヨーガ」体系の中で行われている、
貴石の数珠を使ってマントラを繰り返す瞑想法を紹介させて
頂きましたが、日本語での「クンダリーニ・ヨーガ」に関する
情報はまだ多くない事を感じます。

「クンダリーニ・ヨーガ」は、一般的なハタ・ヨーガとはまた
少し異なる体系のもので、発祥のインドにおいては本来秘伝体系に属し、
それまで一切公けにされなかったものであった所、故ヨギ・バジャン師の
判断と活動により、1969年にアメリカにその秘伝の一切がもたらされ、
それ以来、「クンダリーニ・ヨーガ」が世界で知られる事になったという
経緯があります。

2004年に亡くなられたヨギ・バジャンは、アメリカの人々に多くの事を
語り、伝えられましたが、こんな言葉も残されています。


『アメリカの女性には、ただ二つの選択しかない。
女神になるか、娼婦になるかだ――』


ヨギ・バジャンはアメリカで女性達を見てこのように言われたわけですが、
もし今の日本を目の当たりにしたら、同じ事を言われるのかもしれないと
想像してしまいました。


わたくし自身は直接同体系の教えを受けたわけではなく、英語の情報を
持っているというだけに過ぎませんが、英語では肉食を廃する事や
水の摂取の仕方、怒りに対する対処など、色々な事が紹介されており、
興味深く思いました。

食事の仕方では、「クンダリーニ・ヨーガ」体系においては、
良い食料によって「プラーナ(气)」を摂取する事を重視し、
肉食・魚食を避け、穀物やナッツ類、豆類や果物、そして野菜類などを
食す事を指導していますが、この辺りの詳細は、別の日に書かせて
頂きたく思います。


また食事とは別に、マントラの詠唱によって体内の「プラーナ(气)」の
エネルギーを増加させる方法が教えられていたので、今回はそちらを
抄掲させて頂きます。

以下、英語の本から翻訳させて頂きました。

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【フォースと共にあらんことを】

『このマントラを唱える者は誰であれ、完全なる神性、行いにおける神となるだろう。
"パヴァン"とは"フォースと共にあらんことを"ということだ。
このマントラは、プラーナ的エネルギーを増大させる。
これ以上良いヒーリングはない。』


(マントラ)


「パヴァン パヴァン パヴァン パヴァン

パル パラア パヴァン グル

パヴァン グル ワヘ グル

ワヘ グル パヴァン グル」


※「ヴ」の音は、とても柔らかく発音します。

「ワ」、「ル」、「ラ」の音は軽く発音します。

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