ずいぶん前に放映されたTVドラマ「花の鎖」。夫が録画してあるから見ると言うので、湊かなえさん原作だしと思い私も一緒に見た。
図書館の書架には、湊かなえさんの本は滅多に無い。あれば借りてくるけれど、リクエストしてまで読もうとは思わないので「花の鎖」も未読だ。
ドラマを見始めて、30分経ってもシュチュエーションがよく分からない。1時間くらいしてから気がついた。これは同時代を生きる3人の女性を描いたものではないんだ。3人は祖母・母・娘なんだ!
古い時代かな?いつの時代なんだろう?とは感じた。どの時代も大きな差異が感じられず、娘の時代になる現代でさえ古いと思えたのだ。だから初めは三世代の話とは思えなかった。
湊かなえさんの本は面白い。ちょっと入り組んだ部分もあるけれど、読みやすい。それがドラマになって分かりにくいというのは、映像の失敗なのか。演出の失敗なのか。それとも見る側である私の感じ方の問題なのか