Eye-Fiを買ったのは昨年の2月 。もともとコンパクトカメラのIXY31sの画像を、スマホに転送してFBなどにアップするのが目的だった。IXYは内蔵メモリがなく、時々カードを忘れて持ち出すくせがあったこと、スマホ(SHARP 005SH)の画質が余りにも悪い(画像がゆがんでしまう)ことが背景にある。
ところが、4ヶ月ほどで使用をやめてしまった。
EYE-Fiは電池を食いすぎ、今度は電池の交換が忙しくなってしまった。直接関係あるかどうかわからないが、AFも遅くなった気がする。もう一つ、スマホからFBに画像転送する際、どういうわけかコメントが文字化けする(これはEye-Fiとは関係ないが)ため、最初の目的に余り使わなくなってしまった。6月にスマホを修理し、基盤交換で全てリセットされた後、Eye-Fiアプリをインストールしなかった。
先日、久しぶりにこのEye-Fiを、IXYではなくミラーレスのE-PL1に差してみた。ジャケットを使っているので、カードの抜き差しが面倒で、Eye-Fi使用にふさわしい。
IXYの頃は、カメラからスマホに画像をダイレクト転送し、スマホにいったん収納された後、スマホからPCに転送するような設定にしていた。そのときは一応目的にかなっていたので、そうしていたが、今回はカメラから直接転送したい。
ところが、今まで気がつかなかったのだが、うちで使っている無線LANルーター(バッファロー)経由で、Eye-Fiをつなげるのは一工夫がいるようだ。ちょうどNEXS7を接続するのと同じく、AOSS接続が仇となる。これはしかし、対策がEye-Fiのヘルプページにある。
AOSS/WPS機能で設定したネットワークパスワードを確認する方法を教えてください。
開通して驚くのは、転送が早いことだ。PCの前にいて、シャッターを押してみると、カメラ側の液晶で転送の無線マークが表示され炊かされないうちに、PCの画面に画像が転送されるのがわかる。カメラの処理速度の問題なのか、あるいは電池容量の問題なのか。
スマホにも、あらためてEye-Fiアプリを入れてみた。画質は悪いが、スマホでも撮影することは結構ある(上のカメラの写真もスマホ)。そうすると、以前のように転送にタイムラグがあることがわかる。何分も、酷いときには10分以上たってから、おもむろに転送が始まったりするのだ。この理由はよくわからない。今回、スマホのwi-fi接続を切っていても、画像の転送操作(1枚ずつ)をすると、3G経由で転送されることを確認した。
昨年辺りから、wi-fi機能付きのカメラも増えてきた。海外にはAndroid付きのカメラもあるようだ。だんだんそうなりそうな気配なので、wi-fiつきカードもそのうち歴史の一コマになるのかもしれない。