去年も関連する写真展が開催されいてた、相田みつを美術館で、今年も3.11に関連する写真展が開かれている。ホームページでは簡単な紹介しかされていない。
*さいしょ、複合機でスキャンしたのだが、転送した画像を見たら、部分ごとにばらばらにスキャンされていた(プリントスキャンのモードになっていたらしい)。
ひしゃげた鍋、花束、コンピュータの解説書らしき本などが、淡々と紹介されている。一つ一つのモノたちは、博物館の標本のように白い紙を背景に撮影されている。
モノには時間が堆積している、と六田氏はいう。生活の中で使っていた人たちとの時間。そして、3.11の津波の瞬間。更に、その後の時間。
2年が過ぎ、私たちにもそのぶんの時間が堆積している。人々の手を離れて、たどった道のりは変わったが、これらのモノ達は、実はそのことを思い出させようとしているのかもしれない。