久し振りですが、クラシックCD購入の話です。
ふとしたきっかけで、また小澤征爾さんと村上春樹氏の対談を読み返してみた。マーラーに関するところが面白くなり、手元にあるマーラーを聞きなおしたりしている。
手元にあるマーラー、特に交響曲はあまり種類がない。クーベリックとショルティの全集、カラヤンの5番、クレンペラーその他の「大地の歌」数枚、そしてサイトウ・キネンの9番ぐらいですかねえ。
クーベリック氏が亡くなった頃に買った全集。これはこれで定評があり、今聞いてもわかりやすい、というより、僕にとってのリファレンスなのだろう・・。
1番から9番までと、さすらう若人の歌、第10番アダージョつき。大地の歌は入っていない。
ショルティの方がより現代的で、演奏としても迫力がある。この全集は1番から9番までをまとめたもので、やはり大地の歌はない。CD枚数を節約するためか、ディスクが数枚にまたがっているものがあってちょっと聞きにくい。
小澤征爾 サイトウ・キネンの9番。正直まだ聞き込みが足りなくて、こういう演奏だ、と言えるまで至っていない。
9番はそれでも曲の良さはわかるが、7番などはどう捉えていいのか、わからなかったりする。
今回、このCDを購入した(中古)。高級感漂うフィリップスのパッケージが懐かしい・・。
小澤 BSOのとても緻密で美しい演奏。不思議なことに、とても日本人を感じますね。
さて、お次はシベリウスです。
これもうちにはCDがほとんどなくて、これまでベルグルンドの全集しか持っていなかった。
シベリウスの交響曲には人が住んでいないそうだが、このベルグルンドはそういう解釈で言うと確かに人の気配がない。
これも中古購入だが、カラヤンの80年前後の選集。
有名な2番を聞くと、こちらの方がまだすこし人の気配がある。
好みの問題はあるが、個人的には、普通に聞いている分にはカラヤンの方がソフィスティケートされていて、聞きやすいかな、と言う気がする。
マウスを新しくしました。 以前のはBluetoothでしょっちゅう不調をきたしていたので、今回はふつうのUSB無線に。