あ、水銀柱が曲がってる。。
今日も家の用事で各種精算や手続き、家族と買い物などで明け暮れる。少し作業が進むと、また別の手続きが必要なことに気がついて、やるべきことが減らないという、その、なんというか・・。
少し疲れたので帰りに本屋に寄って、久しぶりに鉄道模型の本でも買おうかと棚を探してみる。パラパラめくってみるが、なんとなく面倒くさくなってもとに戻してしまった。
さいきんは女子高生たち(だけじゃないけど)が学校対抗でいわゆるジオラマ(モジュールレイアウト)のアイデアや技術を競うなんて言うコンテストがあるらしいが、この分野もここ20年ぐらいで技術、コンセプトともに非常に進化している。街のジオラマ=3Dの風景画と考えれば、何も鉄道ファンならずとも興味を惹かれる人は多いはずだし、そもそも女子鉄も珍しくなくなっている昨今。
うちにも写真のようなものは一応あるのだが、全体のレベルは30年以上前のもので、ただぼんやり電車が走っているのを眺めていると癒される、程度のコンセプトでしかない。まあ例えば、昔の漫画は色々矛盾するところがあっても大して気にならなかったけど、今は人物設定や背景まで相当作りこんでいるのがふつう、というのと似ているかもしれない。
ただまあ、一おじさんとしては、幼少のころ模型店で見てカッコイイ、と思っていたものが一番良いのであって、あまりにスーパーリアルなものはちょっと敬遠したくなる、のが正直なところなのだ。それに、昔の素朴な模型のほうが、むしろセンスの良しあしが厳しく問われるところがある。ブリキのおもちゃを愛好する人は、精密さを求めているわけではなく、モノとしての質感やたたずまいの良さを愛でているのだ。まあその点でもうちのは。。
話は飛ぶが、ついでにカメラ雑誌も眺めてみる。家のことで忙殺されていたころ、ネットが騒がしくなっているをなんとなく目の隅で見ていたが、大手メーカーのフルサイズ・ミラーレスというやつ。自分の頭の中を探してみて、これっぽちも興味を持っていないことに自分自身が驚く。
雑誌を買うのは1月に、カレンダーが欲しくて買うだけだけど、パラパラと眺めていて、どうやら今年マスコミ(≒メーカー)は?マニアにミラーレスを主流と思わせたいのかな、と感じとってはいた。去年はまだそこまではいっていなくて、だからこそpentax KPを、特に気負いなく(というか一眼レフであることを意識せず)買うことができた(ので、去年買っておいたのは正解だったと思う。まあどうでもいいのだが)。
うちは8年前からMFTでしたが、一眼レフに戻して気がついたのは、例えば運転していて、信号で止まったときなどに、助手席にあるカメラを取り出してファインダーを覗いて・・というのはちょっと抵抗を感じる。。動いているときは当然厳禁ですが、停車中でも周りの様子は常に見ておきたい。Lumix G6ならアイセンサーonで、電源入れて手をかざせば自動的にモニター表示になる。KPにもLVモードはあるが、普段使わないし自動で切り替わりもしない。それに、小さいとはいえKPとG6を比べたら、それはKPのほうが大きくて重い。まあ慣れましたけど。。
とにかく、やっぱりファインダーの良さは捨てがたい。のだが、メーカーとしては機構が複雑で重くもなるし、コストもかかるから外したいのでしょうね。あと5年もすれば。。
うちはもうしばらく、KPとQシリーズとペン3、G3の組み合わせで十分。