うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

非分散

2021年10月03日 | まち歩き
時々訪れるこの神社、お賽銭箱が3つ並んでいる。一つの箱に横に二人、同時に立って柏手を打つような形だ。つまり同時に最大6人並ぶことができる。

なのだが、しばしば両脇の箱には人が並ばず、真ん中の箱だけ長い列ができている。ときには2列で10m以上行列になる。両脇は全く人がいない。


銀行のATMなら、近頃はどこでも一列に並んで、先頭の人が開いているATMを使う、みたいな方法になっている。
この神社の場合、そうはなっていない。使うのは真ん中だけだ。

とはいえ、たまには両脇の箱を使う人はいる(僕もそうした)。誰も(両脇の箱について)わかっていないという訳ではないのだ。

おそらく真相は、みんなまんなかに並んでいるのだから、(空いている)両脇を使うのはなんか失礼かもしれない、とか、やっぱり両脇より真ん中のほうがオーセンティックなのかもしれない、みたいな、不思議な神がかった気持ちに、自然になっているのかもしれない。


はっきり覚えていないが、しばらく前まではどこかに「行列を作らないで参拝してほしい」旨の注意書きがどこかに書いてあった。その頃はもう少し人も分散していたように思う。

神社の側もアフターコロナを意識しているのだろうか。。
コメント
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