アルバム「ブックエンド」に収録されている、有名な録音。映画のサウンドトラックみたいだが、そうではない。アート・ガーファンクルが、老人ホームなどのお年寄りのいる場所にテープ・レコーダーを持ち込んで、録音をしたものの抜粋らしい。
アルバムそのものは若い頃から知っていたし、このトラックも繰り返し聴いているはずだが、今頃になって急に「どういうつもりでこんなトラックを入れたんだろう?」と考えるようになった。アートは当時20代後半か、30そこそこであったと思うが、年配者の会話に興味があったのだろうか。。
それにしても、繰り返し聴いているはずなのに、会話が聞き取れない自分がなさけない。。
このひと月、何度か徹夜をした。
基本的に待機しているだけなので、本やらCDやらお菓子やら、色々持ち込んでのぞんだ。
テレビは早々に消してしまった。つまらない番組ばかりだし、なにより気疲れする。
その点、ラジオは良い。ラジオ深夜便、いいですね・・。普段めったに聞きませんが、パーソナリティの方々、少しずつ代替わりされているようですね。
ときどき読まれるリスナーのお便りは、たいてい年配の方ですが、こちらもまあ、年々代替わりしているのでしょうね。。
ラジオを聞きながら、本を読んだりもしたが、頭がぼおっとしているのであまり読み進めることができない。この機会に「騎士団長殺し」を再読しようとしたが、尻切れトンボになってしまった。
むしろ英文の方がペース的にいい(遅読なので・・)ようで、久しぶりにリリアン・ヘルマンを取り出して読んだりした。。もう英語力、すっかり落ちちゃって(はじめからない)、自信なくしているのだが、どんな形でも触れてさえいれば。。
ヘルマンの「ペンチメント」も、昔の思い出話ですね。