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この特設オーケストラによる演奏会を聴くのは2年ぶりです。2年前はコロナ後の最初の演奏会だったようです。
去年はなぜか行っていないなと思ってネットで調べたら、ちょうどその日に母校の行事があったみたいです。。10回目の記念公園だった由。
今年のプログラムはハイドン、ヒンデミットそしてベートーヴェンという、なかなか攻めた組み合わせです。
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ハイドンの61番と言ってもピンときませんが(荒井氏はハイドンちょっと作りすぎ、と言ってました)、フルートが使われているのが少し特徴的、なのだそうです。
ハイドンの交響曲はうちでも主に80番台ぐらいからの後期のものをCDで持っています。ショルティのものと、昔のナクソス盤がいくつか。61は聞くのは初めてかと思ってましたが、探したらありました。
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ヒンデミットのCDは持っていないし、たぶん聞くのは初めてです。
これは今回参加された海野幹雄氏の提案で取り上げられたとのことで、今回の目玉なのだそうです。ほぼ100年前の作曲ですが、コンテンポラリーの音楽としては聴きやすい印象でした。
それにしても演奏会でヒンデミットが取り上げられるなんて、この町の方々の民度の高さがうかがえます。
ベト7はお馴染みの曲ですが、今回のように小編成のオケで聞くのもまた乙なものです。見通しの良さを感じる半面、どうしても弦が弱く聞こえて、ピアノ弾くときに右手よりも左手の方が大きいみたいなかんじになってしまうあたりがどうもな、とおもったりもしました。
でもとにかく久しぶりのオーケストラ、堪能しました。