型落ちで入手しやすくなったE-P3を購入して1月ほどになる。が、あまり使っていない。まだ500枚ぐらいだ。特に、キット付属のズームレンズはほとんど使っていない。もっぱら手持ちの17mm F2.8とVF-1を使っている。
うかうかすると来週辺りにはQ10も来てしまうので、簡単にまとめる。
2年前(2011年)の製品だが、我が家には図らずも2011年型のカメラが集結してしまった。Lumix G3, IXY31S, Powershot SX150IS と、どれも同じ頃にデビューした製品だ。E-P3も11年7月発売で、ほぼ同期。なので、性能面で向上を体感することはあまりないだろう、と思っていた。
その予想はあたり。ただ、画質は光量が十分な場所ではかなり良好で、文句ない。全体の質感は、相当入念に作っているようで、シャッターの音なども配慮が見られる。E-PL1はおもちゃみたいな、ぱっちぃーんと言う音でびっくりするが(そこが憎めないところでもあるが)、こちらは妙に上品な音だ。
今気になっているのは、起動の時のカードの読み込み。電源をいれると、数秒赤ランプがついている。こんなに時間のかかるカメラを見るのは久しぶりだ。一応class 10 45MB/s というカードを使っているのだが、数秒かかる。手元にある4GB class 4のカードを入れてみたが、余り変わらないみたいだ。
夜はあまり得意でなさそう。AFも結構迷うし、ノイズも出る方だ。E-PL1も結構ノイズが出たが、あれはなんか得な性格のカメラで?それも愛嬌に思えてくる。こちらはちょっとクールな顔をしていて、なんだ、そんなもんか、と思われてしまう??AWBも、変なときに時折外すが、まあ仕方がないかな?
わかっていたことだが、ちょっと大きくて重い。同時期に出たPL3は小型軽量だったが、エンジニアがやりたかったのはあちらの方だったのかも知れない。P3は従来のP1,P2のお客を受け継ぐ配慮で、小さくできなかったのかも。とはいえ、P5は更に重くなってるんだけどねえ。
設定メニューがわかりにくい。ダイヤルがついているのに、PL1と使い勝手がたいして変わらない。ただ、これは慣れの問題もあるか。
いずれにしても今更レビューして誰かの参考になるかという感じではあるが・・。
実力は今でも十分だが、夜景を撮りにくいと、うちでは使う機会が限られるかな?
P3にとって我が家はなかなか、活躍の難しい職場になってしまうかも知れない。