修理に出していたアンプが今朝帰ってきた。
きれいに梱包してくれたのだが・・
今回修理に出したのは、バランスコントロールの接触不良で、左チャンネルが聞こえなくなったためだ。ソースダイレクトにすると問題なく聞こえる。もう古いから、そのままにしておいても良いかとも思ったが、ダメ元で頼んでみた。
マランツのPM-50と言うアンプは、バブル全盛期の89年夏に発売された、由緒ある?アンプで、10年ぐらいカタログに載っていたというロングセラーだ。僕が買ったのは'94年の春で、それから19年近くが経過している。
そんなアンプが修理に出せること自体が驚異的なのだが、サービスセンターに電話すると、お持ちいただいて様子を見て(修理できるかどうか)判断したいという。これがキヤノンだったら(オーディオではなくプリンタ、スキャナだけど)、型番を言っただけでそのモデルはもう修理できません、と話も聞いてくれない。パーツの補修期間があるからだが、マランツはそういう対応はしていないようなのだ。
このアンプを修理に出すのは実は3度目だ。最初の時はあまり印象がないが、前回5年ほど前に頼んだときは、発送したらすぐに電話が来て、修理ができたと言い、次の日ぐらいには戻ってきた。電話をかけてきた年配の人の応対も丁寧で(ベテランのエンジニアの方なのだろう)、とても印象が良かった。
なので、マランツには非常に良い印象を持っていた(過去形にするとなんだが、今のところまだ信用はしている)。
今回もまず修理ができると言われて、さすがだなあ、と思い、宅配で送ったが、それから全然反応が来ない。10日ぐらいたった頃、電話をしてみたらしばらく待たされて、来週担当から電話する、と言われた。実際に電話が来たのは一昨日、家の留守電に入っていた。翌日こちらから電話したら、部品は来ているからこれから作業する、修理完了は年明けになる、と言われた。
う~んそうか、と思ったが、まあ古い製品なのだし、仕方がないと思い直す。そしたら、昨日また電話があり、これから発送する、明日朝に着払いで送るのでよろしくと来た。修理センターの営業は今日までなのだそうだ。滑り込みで間に合わせてくれたようだ。
ずいぶん長く引っ張ったが、こうして今朝、ようやく修理品が帰ってきた。
昼過ぎにセットアップして、電源を入れる。あれ???
左チャンネルは全く音が出ない。
ソースダイレクトにするとやはり普通に音が出るから、結線ミスではない。
やれやれ。
一応電話して見たが、昨日休みだと聞いているのだから、やっているわけがない。年明けは7日から営業らしい。
はじめに書いたように、一応使えるので修理をあきらめても良かったのだが、これで何も言わないでいたら、修理代10,920円が無駄になってしまう・・。弱ったな。
それにしても、普通こういうときは作業報告書のようなものが添付されているはずだが、箱を探しても見当たらない(13年1月14日追記。報告書は箱に貼り付けてあった)。まさか、押し問答にならないだろうな??
外観はぴかぴかになっていて、ちょっと感動したのだが・・。