うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

さんせっと

2019年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 先月末からずっと、見舞いに行くために定時で帰宅している。

1年で一番日の長い季節。電車の車窓から暮れなずむ空が見える。ただ、きれいな夕焼けはもう終わっている時間なので、残り香のような空を見ている。それに季節柄、薄墨のように雲が広がっているのを眺めていることも多い。

用務で旧宅の近くにいくこともあるが、そのときも定時退社で早めについてしまうことがある。

それで気がついたのだが、旧宅にとっとと帰った時と、現宅に急いで帰った時とでは、帰宅時間は10分と変わらないのではないか、ということ。

旧宅の場合、オフィスから地下鉄に乗るのに歩く距離が長い。
そのせいかな、と思ったが、よく考えてみると、もともと通勤時間はそれほど(15分ぐらい)しか変わっていないのであった。
絶対的な距離はちがうので、妙に遠くに感じられるが。。

時間があるので少し歩いてみる。
来るたびに少しずつ風景が変わっている。
自分と、自分の身の回りも変わってしまっているので、もう、帰ってきた感はあまりない。

そんなことを言っても仕方がないが、現宅に移ってからのこの数年は、ものごとがすべて一つの流れのなかに巻き込まれて、心楽しむことができない。
押し返そうと色々やってみても、押し戻される。他の人たちとの気持ちがすれ違うこともしばしば。。

それでもまた、凝りもせずに押し返していかないと。。

追記:タイトル変えてみました。
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