乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『イタリア美術とナポレオン展』 / 京都府立京都文化博物館

2009-05-13 | 美術・文様・展示物


   『イタリア美術とナポレオン展』  / 京都府立京都文化博物館





 五月十二日火曜日。

 南座興行の『通し狂言 小笠原騒動 五幕十場』を楽しんだ後 急いで京都府立京都文化博物館に向かう。

 現在、『イタリア美術とナポレオン展』開催。

 目玉は夫の好きな画家の一人、 ボッティチェッリ。

 日本では『聖母子と天使』が 初公開とのこと。

 今回は彼には仕事で申し訳ないが,一人楽しむ。

 


 着いたのは三時半頃。

 少し厳しいが,なんとか見られる時間確保。

 会場はそれなりの程よい込み具合。

 絵は大きいものが多く,離れてみても見やすい。



 ナポレオン生誕の地であるコルシカ島。

 そこにあるフェッシュ美術館収蔵品の絵画や彫刻やイコンやコインなどが展示されていた。



 コルシカ島を巧く表現されていたのは,フェリックス・ジムの『ヴィネツアの景観』

 1900年以降はコルシカ島ブームだったという。



 メインのボッティチェッリの『聖母子と天使』に触れておこう。

 構図は師フィリッポ・リッポ(?)の影響を受ける。

 意図的に(?)下地を十分にせず、透明色を重ね合わせた画風。

 好きな方は多いだろうと思う。

 長々と見ていると,女性二人組が聞こえる程度の微妙なひそひそ話を始める。

「近衛は絶対途中やと思う。」

「そうやんな。描きかけやんな。」

 話はどんどんと進み,明らかに私にも同意を求められている。

 私はその場を静かに離れる。



 ここで好きだった絵や展示品をずらっと,記録しておこう。



『悪女ベロニカ』 マティア・ブレーティエアカ

『声セバスチャンヌの殉教』ルカー・ジョルビーノ  対局線とモノクロ

『自画像 40歳』ピエトロ・ベッレティーニ  精神性を感じる迫力ある作風とデッサン力

『イサクの犠牲』 マティアス・ストーメル

『リベカの出発』 フランチェスコ・ストメール

『クマエの巫女』 セバスティアーノ・コーカ  モチーフが興味深い

『ナポレオンのディスマスク』 19世紀 ブロンズ




『載冠式のナポレオン一世』フランソア・ジェラール

 上『載冠式のナポレオン一世』は面白く十分弱は見たかもしれない。

 四、五メートル離れて 左右に何度も動き確かめたが,目が私を追ってくる。

 ダビンチの『モナリザ』に似ている。

 ただ左が甘い。

 キャンバス1/6くらいに一に立つと,私の姿を追うことはなくなる。

 あはは、残念残念。

 少し一をずらして,キャンバス方二、三メートル離れた所から,実験して遊ぶ。

 これは全くだめ。

『載冠式のナポレオン一世』には、私のことなど 眼中にないようす。

 こんな風に一枚の大きな絵画と格闘し遊んでいたが,周りに人には奇妙にうつったに違いない。

 まぁ良いか!楽しければ・・・ね!




 最後になりましたが,ご訪問いただきました皆様,ありがとうございます。

 最後までおつきあいくださいました皆様に感謝申し上げます。

 作品名や画家名は手元を見ずに記録した走り書きメモでしたので,ミスもあるかと思います。

 間違いやお気づきの・がございましたら,教えていただけましたらうれしいです。

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弁慶 2   『弁慶石』 / 京都

2009-05-13 | お出かけ
 上の石は何でしょう?

 タイトルがなければ,全くわかりませんね。

 

 本日の弁慶関連記録第二弾は、弁慶石です。

 かなり新しい感じを受ける石。

 ですが、弁慶とありますからには、私にとっては宝の石です。



 場所は三条通りでしょうか。

 京阪三条から京都文化博物館にいく途中で、見つけました。



   

 後ろには 京都では有名な よーじやさん。

 いろいろなかわいい小物や 皆さんのお好きなよーじやさんの油取り紙も売られています。

 どこのよーじやさんを覗いても人だかりの山。

 実はこの人ごみが苦手で,私はよーじやさんには入ったことがありません。


   

   


 ありがたいことに,説明が記されていました。

 

 私の弁慶の思い入れに,最後までおつきあいいただき,感謝申し上げます。

 ご訪問いただいております皆様、ありがとうございます。




                    乱鳥合掌

コメント (2)
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弁慶 1   『京都南座勧進帳興行絵図』 / 京都

2009-05-13 | 美術・文様・展示物
   
   勧進帳興行絵図      南座にて





  昼夜通しての役者


   

      左側




                       

                          右側



 二階のお写真販売コーナーの後ろにかけられた絵です。

 弁慶、かっこいいですね。

 ほれぼれしますぅ~。



 この絵の提供元名はなんと,白波なにがし工業株式会社様ですって。

 なにがしがはっきりわからないのが残念ですが、『白波』ってところに惹かれちゃいますね。

 でも、『白波』ってとりようによっては・・・楽しいですね!!


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