記録だけ 2009年度 74冊目
『東西/南北考』 いくつもの日本へ
赤坂 憲雄 著
2000年11月20日
岩波新書 新赤版 700
197ページ 660円+税
赤坂憲雄先生の『東西/南北考』いくつもの日本へ を読む。
蓑(片口と丸口)(樹皮文化と竹文化)の話は特に興味深い。
『東西/南北考』の樹皮文化と竹文化分布と『竹の民俗誌』(沖浦和光 著)を重ねて考えると、かぐや姫伝説発祥がよりわかりやすい。
胎盤を埋める場所にも特徴があるらしい。(154から)
A 家の戸口、敷居の下、土間、他 → 踏まれるほどに子が育つ
B 産室の床下、縁の下、他 → 陽光に中るのを嫌う
浜辺、海に流す → 漁民
西関東では戸口に埋める習俗が優勢な地域だったらしい。
縄文前期から 弥生・古墳・奈良・平安時代に至るまでみられたと言う。
この習俗は全国的にみられるのだろうか・・・。
先日行った奈良・橿原の今井町。
某屋敷の土間から胎盤の入った瓶が出てきたと説明書きがあった。
赤坂憲雄先生の『東西/南北考』はわかりやすく面白かった。
写真や絵や分布図もあり、優しい言葉で論理的に説明されている。
赤坂憲雄先生もすごい方だなぁ。
赤坂憲雄先生記録 ▼
怪異民族学 8 『境界』 小松和彦 責任編集 河出書房新社
『東北学 / 忘れられた東北』 赤坂憲雄 著 株 講談社
怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』 小松和彦 責任編集 河出書房新社
明治大学公開文化講座 XIV『文化における「異」と「同」』 風間書房
『民俗を織る旅』(五柳叢書) 赤坂憲雄 著 株 五柳書院
『境界の発生』 赤坂憲雄 著 講談社学術文庫
『東西/南北考』 いくつもの日本へ
赤坂 憲雄 著
2000年11月20日
岩波新書 新赤版 700
197ページ 660円+税
赤坂憲雄先生の『東西/南北考』いくつもの日本へ を読む。
蓑(片口と丸口)(樹皮文化と竹文化)の話は特に興味深い。
『東西/南北考』の樹皮文化と竹文化分布と『竹の民俗誌』(沖浦和光 著)を重ねて考えると、かぐや姫伝説発祥がよりわかりやすい。
胎盤を埋める場所にも特徴があるらしい。(154から)
A 家の戸口、敷居の下、土間、他 → 踏まれるほどに子が育つ
B 産室の床下、縁の下、他 → 陽光に中るのを嫌う
浜辺、海に流す → 漁民
西関東では戸口に埋める習俗が優勢な地域だったらしい。
縄文前期から 弥生・古墳・奈良・平安時代に至るまでみられたと言う。
この習俗は全国的にみられるのだろうか・・・。
先日行った奈良・橿原の今井町。
某屋敷の土間から胎盤の入った瓶が出てきたと説明書きがあった。
赤坂憲雄先生の『東西/南北考』はわかりやすく面白かった。
写真や絵や分布図もあり、優しい言葉で論理的に説明されている。
赤坂憲雄先生もすごい方だなぁ。
赤坂憲雄先生記録 ▼
怪異民族学 8 『境界』 小松和彦 責任編集 河出書房新社
『東北学 / 忘れられた東北』 赤坂憲雄 著 株 講談社
怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』 小松和彦 責任編集 河出書房新社
明治大学公開文化講座 XIV『文化における「異」と「同」』 風間書房
『民俗を織る旅』(五柳叢書) 赤坂憲雄 著 株 五柳書院
『境界の発生』 赤坂憲雄 著 講談社学術文庫