記録だけ 2009年度 67冊目
怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』
小松和彦 責任編集
2001年5月20日
河出書房新社
395ページ 4000円+税
柳田邦男、肥後和男、宮田 登 、西郷信綱、若尾五雄、
赤坂憲雄、三浦裕之、中村育雄、桂井和雄、吉田禎吾、
小松和雄、常蜜徹、矢野敬一、
以前 河出書房新社の『日本異界絵巻』を楽しんだことがあるが,今回は 小松和彦 責任編集の 怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』 を遊ぶ。
これは面白かった。
連休を挟み,思うように読書に時間を取れなかったが,今朝はパンを焼きながら 本と格闘。
それもそのはず。
この本は近隣図書館にたのみ,県立図書館から借りていただいたもの。
今日が返却日だというのに、明け方まで飛んでも半分程度の進み具合であった。
焦る乱鳥。
速読乱読なんのその。
とりあえず一通り最後まで読んだが,先ほども言ったようにたまらなく面白い。
東北の池にぜごを突き落とした話、さよ姫の話。
生け贄や人柱,呪術的要素。
宮田 登や赤坂憲雄や小松和雄の話も、私にとっては心地が良い。
矢野敬一の家の衰退の話も民話パターン的で,興味深かった。
この本も,欲しいなぁ。