乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

67; 怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』  小松和彦 責任編集 河出書房新社

2009-05-07 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫


 記録だけ  2009年度 67冊目          



   怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』



 小松和彦 責任編集 

 2001年5月20日 

 河出書房新社

 395ページ 4000円+税   

                                                 

 柳田邦男、肥後和男、宮田 登 、西郷信綱、若尾五雄、

 赤坂憲雄、三浦裕之、中村育雄、桂井和雄、吉田禎吾、

 小松和雄、常蜜徹、矢野敬一、
 





 以前 河出書房新社の『日本異界絵巻』を楽しんだことがあるが,今回は 小松和彦 責任編集の 怪異の民俗学 7 『異人・生け贄』 を遊ぶ。

 これは面白かった。
 
 連休を挟み,思うように読書に時間を取れなかったが,今朝はパンを焼きながら 本と格闘。

 それもそのはず。

 この本は近隣図書館にたのみ,県立図書館から借りていただいたもの。

 今日が返却日だというのに、明け方まで飛んでも半分程度の進み具合であった。

 焦る乱鳥。

 速読乱読なんのその。

 とりあえず一通り最後まで読んだが,先ほども言ったようにたまらなく面白い。

 東北の池にぜごを突き落とした話、さよ姫の話。

 生け贄や人柱,呪術的要素。



 宮田 登や赤坂憲雄や小松和雄の話も、私にとっては心地が良い。

 矢野敬一の家の衰退の話も民話パターン的で,興味深かった。


 
 この本も,欲しいなぁ。


 
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給付金に思う

2009-05-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 給付金が既に入金されているはずである。

 家族四人分。

 約 五万円。

 半分は先に立てかえて,子に渡す。

 代表者への通帳振込システムが,腑に落ちない。

 振込料や振込通知の葉書代も我らの税金か・・・。

 釈然としない。


 
 このばらまきが 子らの背に 近い将来 重くのしかかってくる。

 青年たちは、年金は当てにできない。

 私の年代でさえ,払い損も甚だしい。

 必要な人に必要な福利厚生を!!

 弱者とされる方々の予算を減らさないで。

 有意義に私たちの税金を使ってほしいと,ただただ願う。



 給付金は何に使おうかと考えてみた。

 テレビもブルーレイもそろっている。

 パソコンは必要以上の台数を超え,電化製品には事欠かない。

 もの余り時代の中で,私は大型ゴミと暮らしている。



 欲しいものは多い。

 陶芸の電気釜、民俗学の分厚い方の辞書、本格的な加工ソフト、グラフィックデザインのソフト・・・。せこい。

 年中世界を駆け回って舞台三昧で遊び呆けたい。少し大きく出ても、私は所詮はこの程度。

 できることなら 安部公房と紅茶を飲み,宮田登と杯をかわす。話をしたい。夢のまた夢。

『平成生真面目女版十六夜清心』か(笑み)話にもならない。



 やりたいことを妄想しながら、小額給付金の軽さと,若者負担の重さのバランスの悪さに,心痛める。

 私はまだ,口座のつけ込み(記帳)すらしてないのが現状だ。
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