乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

今井町を楽しむ 『白壁の今井町ともう一つの顔』(写真2枚) /奈良県橿原市

2009-05-04 | お出かけ
          上は白壁の美しい 奈良県橿原市の今井町。




                


          そして、上の写真の今井町。






      『今井町を楽しむ』





   
 重要文化財として保存されている今井町は、今も生活の根付く 江戸文化や屋敷を感じ取れる宝の宝庫。

 その昔はずいぶんと人がすんでおられたそうだが、今は四十件ほどの屋敷や民家に人が住まれているという。

 下の民家は重要文化財に指定され低利か否かは私は知らない。

 美しく改装されまばゆい白壁の中で、下のような民家も 私はとてつもなく美しいと感じた。

 また、ミニバイクで走り、ミニバイクを押して歩く中で見つけた土産物屋さん以外の八百屋さんやおまんじゅう屋さん。

 人々は地元のものどお押しで語らい、日常の食品を買う。

 こういった生活感を感じる今井町も、私には興味深い。


 国の指定を受け、最近では近代的家の立て替えは禁止されているという。

 そういっ規制を受けた中で、今井町の歴史を残そうとされている住民の方々。

 ご努力がひしひしと伝わってくる。

 私たちは常に拝見させていただいているといった感謝の気持ちを忘れては行けない。

 ある種の心構えを持って、歴史的に貴重な今井町を楽しませていただきたいものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今井町;春日神社の大型絵馬 3  絵馬(写真2枚) 奈良県橿原市

2009-05-04 | お出かけ
 
     (上は今井町春日神社の絵馬全体のごく一部)



      


     (上は歴史的物語を感じさせる大型絵馬や、相撲の番付けのを表したもの)






 橿原市今井町の春日神社内にある大型絵馬の全体のごく一部を写した写真です。

 絵馬は字の通り、馬の絵を描いたものが多くあります。

 馬の絵はこの成長を願っておさめられたようです。


 絵馬そのものの歴史は古いとのこと。

 もとは生馬を神に献じていたことに由来。

 生馬は奈良時代に馬をかたどった木馬や陶馬に変わり、また平安時代には板立馬となる。

 簡略化された形が現在のような絵馬になったらしい。


 絵馬の奉納が盛んになったのは室町時代の末。

 題材も馬だけではなく、武者絵、歌仙絵なども姿を現す。

 大型絵馬となって残っている中には、歴史や話などを表すものもみられる。

 これは大型絵馬1、2でも記録させていただいた通り。


 大型絵馬が多く奉納されていると、その土地の氏子の豊かな生活を想像する、

 実際に、豊かな暮らしを営んでいた、

 橿原の今井町は江戸時代には武士などにお金を貸したという 今村家などの屋敷が今も残されている。

 河原には巾着の方をかたどった柄。

 屋敷の表には馬つなぎの様子なども見られる。


 ここ今井町は江戸のにおいが細やかなところに残り、歩いていて見飽きることはない。

 そういった独特の美しい町の一角に、立派な大型絵馬が数多く残されているのは、納得のいくことである。

 
 また 行こう。

 江戸を味わいに。

 そう思わせる今井町であり、興味深い絵馬の数々であった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする