乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

乱鳥徒然   この三日間というもの、一日中こくりこくりと眠り続けている ということじゃ

2019-10-11 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 風邪かしらん?

 寝不足のせいかしらん?

 それとも台風による、低気圧のせいかしらん?

 何れにしても微熱が続き、この三日間というもの、時間があれば一日中眠りこくっている。


 うんむ?!一日中眠りこくっている?!

 本居宣長が聞けば、なんとおっしゃるであろうか。

     一日中こくりこくりと眠り続けている ということじゃ

 とでも、おっしゃるであろうか?

     わっはっは^^

 



 
コメント (2)
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東洋文庫の『古今集遠鏡 1』

2019-10-11 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』



   東洋文庫の『古今集遠鏡 1』
 

 大阪の行き帰りに、東洋文庫の『古今集遠鏡 1』を、ペンで線を引き、書き込みながら読み始める。

 言葉やその使われ方を事細かに記された本書は、通り一遍に読むだけでは、私の場合は頭に入ってこない。

 読んだのは隙間時間のほんの10ページでは有るが、以前にはざっくりと最後まで読んでいるので親しみやすい。

 誠、本居宣長という人物のアクセントが効いた文章に触れると、心は踊る。

 そろそろ和本にも手をつけたい。

 まずは序文から。


 未だ、ノートに書こうか、ブログに記録しようかと迷っている状態。

 パソコンは苦手なので、一部だけでも記録できればいいなと考えている。

  


  『古今集遠鏡』文化十三年子極月版  本居宣長著 寛政5年(1793)頃成立。同9年刊行。

   京都書林  風月 庄左衛門
   大坂書林  敦賀屋 久兵衛
   江戸書林  前川 六左衛門
   尾張書店  永楽屋 東四郎 印


 余談
 以前に訪れたことのある本居宣長記念館の公式HPでは、『古今集遠鏡』は次のように説明されている。
『古今集遠鏡』(コキンシュウ・トオカガミ)
 6冊。寛政5年(1793)頃成立。同9年刊行。
「遠鏡」とは望遠鏡のこと。
 実はこの前年、和泉国貝塚の岩橋善兵衛が、国産天体望遠鏡第1号を制作して、5年には京都で天体観測会が開かれている。
 岩橋の望遠鏡は、八稜筒で直径が24センチから27センチ。
 長さがその十倍と言う大きなもので、「阿蘭陀わたりの望遠鏡よりもよくみゆ。余が家にも所持す」と橘南谿(1753~1805・久居の儒医)は『西遊記』の中で記している。ちなみに天体観測会を主催したのも橘南谿である。
「遠鏡」という書名がブームに乗ったものとは言えないまでも、このような時代風潮の中にあったことは見逃してはならない。

 さて本書は、『古今和歌集』の全歌(真名序、長歌は除く)に、今の世の俗語(サトビゴト)、つまり口語訳、また補足的な注釈を添えた本。横井千秋の序文に「この遠鏡は、おのれはやくよりこひ聞えしまゝに、師のものしてあたへたまへるなり」とあるように。千秋のもとめで執筆した。訳は、てにをはに注意し、また言葉を補う場合はその箇所を明示し、厳密な逐語訳となっていて、一見、初学者向きの入門書ではあるが、高い水準を保っている。 『古今集』は宣長にとって最も尊重する、また愛好した歌集であった。

「古今集は、世もあがり、撰びも殊に精しければいといとめでたくして、わろき歌はすくなし」(『うひ山ふみ』)。
 新年の読書始めも同集序を選んでいる。講釈も『源氏物語』や『万葉集』と並んでその中軸となるもので、生涯に4度も行っている。一つの本の回数としては最高である。
 (本居宣長記念館の公式HP http://www.norinagakinenkan.com/index.html)
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映画『Thirst 渇き』4,3★ 監督:パク・チャヌク 脚本:パク・チャヌクチョン・ソギョン  ソン・ガンホ キム・オクビン シン・ハギュン 他

2019-10-11 | 映画



  映画『Thirst 渇き』4,3★ 監督:パク・チャヌク 脚本:パク・チャヌクチョン・ソギョン  ソン・ガンホ キム・オクビン シン・ハギュン 他



 パク・チャヌク監督作品、ソン・ガンホさん出演の映画『Thirst 渇き』を見る。

 大変美しい色合いの中、時は流れる。

 適度の重厚。

 なんの話かと思いきや、途中からバンパイヤに変わる。

 だが、ただのバンパイヤではない。つ用意しの宗教観。かたや、無宗教の女がパンパ嫌になると、話は違う。


 貧困による養子養女の問題。

 親に対する愛。

 韓国の知らない部分が明るみに出された本映画では有るが、話の展開は、至極単純で有る。

 その単純な筋書きは、一旦パク・チャヌク監督やソン・ガンホさんの手にかかると、しっとり潤いがあり、重厚で且つ、真面目な表情で面白い。

 演技はオーバージャスチャーではなく、ただ淡々と面白い。

 韓国の俳優さんは他にはイ・ビョンホンさんくらいしか知らないが、ソン・ガンホさんの出演される映画はどれをみても、真面目に面白さがこみ上げてくる。

 きをてらった笑いではなく、本当の意味でもコメディーのできる人だと思う。

 
 知人曰く
「ソン・ガンホさんって、安田顕さんに演技が似てない?」
と。

 似てる部分もありにてなき部分もあり。

 何れにしても、お二方共に素晴らしい役者さんだと感じる。




 

 映画『Thirst 渇き』

 2009年製作
 박쥐/Thirst
 133分

 監督:パク・チャヌク
 脚本:パク・チャヌクチョン・ソギョン

 出演者
 ソン・ガンホ
 キム・オクビン
 シン・ハギュン
 キム・ヘスクオ・ダルス
 パク・イナン
 ソン・ヨンチャン
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