『絵入 好色一代男』 7 巻一 世之介 十三歳
「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」
一巻 世之介 十三歳
謡曲『忠度』
うそよごれ(うすよごれ)
後の話の展開の、うそに繋がる。
これこそ、都人たらし
すへが
かたりし
語し
すかた(姿)と筆が続けてある。
其年
世之介の年(十三歳)にあわせて、、其年に合った嘘を語る。
これこそ、都の人たらし
世之介に、他のこの悟りきったような親孝行ぶりを語っているが、
其場所、京の八坂茶屋。
酒を交わしながら、世之介に講釈を打っている様子がおかしい^^
世之介十三歳
『絵入 好色一代男』 巻一読了
思案橋(大坂) : 荒砥屋孫兵衛可心, 天和2[1682]
早稲田大学ライブラリィ
絵入 好色一代男 井原西鶴
天和二壬戌年陽月中旬
大阪思案橋 孫兵衞可心板
岩波日本古典文学大系
『絵入 好色一代男』 1 巻一 世之介 七歳 「けした所が恋はじめ」「こしもとに心あること」
『絵入 好色一代男』 2 巻一 世之介 八歳 「はづかしながら、文言葉」「おもひは山吹の事」
『絵入 好色一代男』 3 巻一 世之介 九歳 「人にハ見せぬところ」「ぎやうずいよりぬきみ事」 『五月四日』『起上り小法師』
『絵入 好色一代男』 4 巻一 世之介 十歳 「袖の時雨ハかくるが事」「はや念者ぐるひの事」
『絵入 好色一代男』 5 巻一 世之介 十一歳 「たづねてきくなどちぎり」「伏見しもくまちの事」
『絵入 好色一代男』 6 巻一 世之介 十二歳 「ぼんのうの垢かき」「兵庫風呂屋者の事」
『絵入 好色一代男』 7 巻一読了 世之介 十三歳 「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」