乱鳥の書きなぐり

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『絵入 好色一代男』 7   巻一読了 世之介 十三歳  「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」

2021-02-07 | 井原西鶴

 

『絵入 好色一代男』 7   巻一 世之介 十三歳  

「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」

 

 

 

一巻 世之介 十三歳

謡曲『忠度』

 

 うそよごれ(うすよごれ)

 後の話の展開の、うそに繋がる。

   これこそ、都人たらし

 

へが

 かたりし

 語し

   すかた(姿)と筆が続けてある。

其年

 世之介の年(十三歳)にあわせて、、其年に合った嘘を語る。

 これこそ、都の人たらし

 

 

 世之介に、他のこの悟りきったような親孝行ぶりを語っているが、

 其場所、京の八坂茶屋。

 酒を交わしながら、世之介に講釈を打っている様子がおかしい^^

 

 世之介十三歳

『絵入 好色一代男』 巻一読了

 

 

 思案橋(大坂) : 荒砥屋孫兵衛可心, 天和2[1682]

 早稲田大学ライブラリィ

 

 絵入  好色一代男  井原西鶴
 天和二壬戌年陽月中旬 
 大阪思案橋 孫兵衞可心板

 

 岩波日本古典文学大系

 

 

 

 

『絵入 好色一代男』 1   巻一 世之介 七歳   「けした所が恋はじめ」「こしもとに心あること」

『絵入 好色一代男』 2   巻一 世之介 八歳   「はづかしながら、文言葉」「おもひは山吹の事」

『絵入 好色一代男』 3   巻一 世之介 九歳   「人にハ見せぬところ」「ぎやうずいよりぬきみ事」    『五月四日』『起上り小法師』

『絵入 好色一代男』 4   巻一 世之介 十歳   「袖の時雨ハかくるが事」「はや念者ぐるひの事」

『絵入 好色一代男』 5   巻一 世之介 十一歳  「たづねてきくなどちぎり」「伏見しもくまちの事」

『絵入 好色一代男』 6   巻一 世之介 十二歳  「ぼんのうの垢かき」「兵庫風呂屋者の事」

『絵入 好色一代男』 7   巻一読了 世之介 十三歳  「わかきは当座はらひ」「八坂茶屋の事」

 

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