絵図は二巻
『年中行事絵巻』43 四巻終わり【巻四 弓の様子】三十紙〜三十四紙 中央公論社 小松茂実
日本絵巻大成 8 巻四 三十紙〜三十四紙
綾綺殿
紫辰殿北戸
仁寿殿 東面
恭禮殿
鎮座北戸
左青陳門
綾綺殿西殿
以上十五景内
皆数 三十枚
後ろに賢聖障子が見えている
弓場では、
帝
四府の大将
が見守る中、次々に矢が射られる。
賢聖障子(けんじょうのしょうじ)
賢聖障子は紫宸殿の北廂九間のあいだに立てられた9枚の押障子であり、中央の間には上に負文亀、下に狛犬が描かれ、その東西すなわち左右のそれぞれ一間に古代中国の賢聖の画像が4人ずつ、あわせて32人の像がある。障子の上には色紙形が設けてありその下に賢聖像、裏(北側)には極彩色の花鳥が描かれる。色紙形には各賢聖の事蹟が記されるが、『禁秘抄』や『古今著聞集』によれば古くは色紙形には本文を書かずにおいたことがあったと言い、また裏側は花鳥ではなく唐花が描かれていたという。(ウィキペディア)
四巻終わり
次回から、五巻