乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『ペスト』 20 (町中での神父などによる、演説、説教など、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-09-01 | 読書全般(古典など以外の一般書)

東大寺 二月堂近くの茶屋

 

 

『ペスト』 20 (町中での神父などによる、演説、説教など、、、カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 パヌルー神父の演説、説教

 エジプトにおけるペストに関する 出エジプト記 の聖句を引用

「この災いが初めて市場に現れたのはすなわち神の仇に打ち砕くためで在ります。ファラオン(モーゼを率いるイスラエル人たちをわ迫害したエジプト王(パロ)は永遠王の御心を逆らっておりましらが、その時ペストが彼をひざまづ貸せたのであります。全ての歴史が始まって以来、神の災いは心奢れる者どもと盲(めし)たる者どもをその足下に狭間づかせているのであります。よくそのことに思いをいたし、皆さんにひざまづいてください。」

  P.93

 

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

『ペスト』 17 (「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事))カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 18 (あるカフェーが、「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まる。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 19 (「あなたは抽象の世界で暮らしているんです。」不幸の中には抽象がこっちを殺しにかかってきたら、抽象だって相手にしなければならないのだ。)カミュ著

『ペスト』 20 (町中での神父などによる、演説、説教など、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

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『ペスト』 19 (「あなたは抽象の世界で暮らしているんです。」不幸の中には抽象がこっちを殺しにかかってきたら、抽象だって相手にしなければならないのだ。)カミュ著

2021-09-01 | 読書全般(古典など以外の一般書)

東大寺 二月堂近くの茶屋

 

 

『ペスト』 19 「あなたは抽象の世界で暮らしているんです。」不幸の中には抽象がこっちを殺しにかかってきたら、抽象だって相手にしなければならないのだ。カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 あの新聞記者の、幸福への焦りは、無理もないことだ。しかし彼を非難することは、無理のないことだろうか?

「あなたは抽象の世界で暮らしているんです。」

 ペストが猛威を倍増して、週平均患者数五百に達している病院で過される日々が、はたして抽象であろうか。

 なるほど、不幸の中には抽象がこっちを殺しにかかってきたら、抽象だって相手にしなければならないのだ。

  P.104

 

 

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

『ペスト』 17 (「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事))カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 18 (あるカフェーが、「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まる。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 19 (「あなたは抽象の世界で暮らしているんです。」不幸の中には抽象がこっちを殺しにかかってきたら、抽象だって相手にしなければならないのだ。)カミュ著

 

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副反応か? ただし、因果関係は、断言しない。 : ファイザー製コロナワクチンを二回目打って : 私個人の場合の、コロナワクチン二回を打っての副反応のまとめ。

2021-09-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 

    私個人の場合の、コロナワクチン二回を打っての副反応のまとめ。ただし、因果関係は、断言しない。

 

 

 ワクチンを打った後の副反応について、真実のみを記録しておきたいと思います。

 これは、私の場合に限ってのたった一例の副反応ですので、皆様に当てはまるとは限りません。

 

 私は、ファイザー製コロナワクチン(二回目)を打って頂きました。

 

 一度目は打った夕刻から四十八時間、ほぼ眠り続けました。

 睡魔に襲われて、起き上がることができなかったのです。

 熱はなく、多少の腕の痛みと少しの頭痛で、乗り越えられました。

 ただ、、、

 不眠症気味で短時間しか眠らない私は、今も夜はすんなり眠れ、熟睡できます(笑)

 これは、寝不足気味だった私にはありがたいことですが、ワクチンを打って以降の体の変化です。

 しかし、体温の調節がうまくいかず、寒くてエヤコンをつけることができません。

 気管支はスースーとしています。

 

 そして、三週間後に二度目のワクチンを打つ日を迎えました。

 二度目のワクチン接種ご、多少の腕の痛みはあるものの、熱はありません。

 ただ、体が火照っており、気管支が冷たくなり、そのうちひどい頭痛と筋肉痛が起こりました。

 ひどい頭痛は何日も続き、水も飲めず、トイレにもいくことができませんでした。

 

 ワクチン接種ご、数時間もすると胸のあたりが苦しくなり、スースーし、心臓の鼓動が心細くなり、息苦しく、その症状は二時間も続き、いっときは、

『私はこのまま、死んでいくのではないか、、、、』

といった、良からぬ思いが頭をもたげました。

 

 トイレも行けのが辛い状態は二日半ほどは続きました。

 その後も、ひどい頭痛は続き、少し治ったかと思えばまたぶり返し、またぶり返しといった状態が続き、結局ある程度良くなるまでに一週間ははかかりました。

 

 ただ、今も、毎日頭痛が続き、今も夜、あっとゆう間に眠れ熟睡状態です。

 これは、上にも書いたように、ワクチンを打つ前にはなかった症状ですが、因果関係は立証できないので、断定はいたしません。

 あくまでも、私の場合の、正直な体の変化をまとめているだけです。

 

 上に書いた筋肉痛は、ひどい目のインフルエンザにかかった様な痛みでした。

 首と肩の激痛。それも、ありえないくらいに、ひどい痛みです。

 腰、鼠蹊部、太股の激痛。

 経つと、腰が抜けた様に、くねくねと力が抜けました。

 

 頭痛と筋肉痛で、トイレにも行きにくい日が二日間も続きましたが、今だから言える事実です。

 

 子供も、二度目は頭痛と筋肉痛がひどかった様です。

 夫は、二度とも、なんともなかったです。

 

 決して脅しているわけではなく、ワクチンの接種後の変化のまとめとして、正直な内容を危篤させていただきました。

 

 ただ、因果関係はわかりませんが、ワクチン接種ご亡くなられた方は若い方も含め1000人を超えています。

 ワクチンは、各個人、ご自分の考えで受けていただければと思います。

 

 

 

ファイザー製コロナワクチン接種 1回目の副反応(?)の経過 二日間睡魔に襲われ、おかげで寝不足による疲れが取れた!

二回目のコロナワクチンを打つ。、、、二回目のコロナワクチンを打った、、、、、

ファイザー製コロナワクチン(二回目)を打って、20時間。 先進国であった日本が懐かしい。

大丈夫か? 乱鳥!!大丈夫!大丈夫!!! ファイザー製コロナワクチン(二回目)ワクチンを打って35時間経過、ひどい頭痛で吐き気がする。下痢あり。腕は少し痛いだけ。

ファイザー製コロナワクチン(二回目)を打った副反応だけでも不安なのに、コロナ陽性者の方々が自宅療養されていたり、手術や医療の必要な方が後回しになったいる方々のご不安や身体の痛みを思うと辛い。

ファイザー製コロナワクチン(二回目)  ワクチン接種50時間後

副反応か? : ファイザー製コロナワクチンを二回目打って : 私個人の場合の、コロナワクチン二回を打っての副反応のまとめ。

 

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九月朔日  脇芽のトマトを抜く。

2021-09-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 ミニトマトのお顔が後ろを向いていて、申し訳ございません。

 背景の随分向こうに小さく見えるのは、我が家のワンコの、ももちゃんです^^v

 

 

    九月朔日  脇芽のトマトを抜く。

 

 七月にミニトマトの始末をしたことは以前にも記録した。

 二株のうちの一つは、主軸を切り取り、脇芽を置いておいた。

 脇芽はどんどんと伸び、花を三箇所にある程度の蕾をつけた。

 だが、蕾は咲かないものも多く、これだけ蕾をつけていても、実がなりそうなものはたったの一個のみ。

 これはダメだなと思い、九月朔日、渋々ミニトマトを抜いた。

 それほどまでに、実がなるならないに関わらず、脇芽が大きくなったミニトマトが可愛かったのだ。

 

 脇芽のトマトを抜き、土の処理をして石灰を混ぜた。

 土には根が張り巡らされており、それを取り除きながら、秋根気配を感じた。

 今日の空は、どんよりしている、、、

 

 野菜にせよ、植物は正直だ。

 温室でもない限り、気絶に合わせて、彼らは生きていることを感じた。

 自分も含めて、ヒューマニズムは考えを持つことが、多少恥ずかしいと感じる、、、

 

 

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