つれ/″\種 上 正徹本 11 第四十四段~第四十八段(第四十五段 写す)
第四十四段~第四十八段
第四十五段
第四十五段 写す
公世の二位のあに、良覚僧正ときこえしハ、きハ
めて服のあしき人なりけり。坊のかたハらに大き
なるえの木のありけれバ、人「えびきの僧正」と
ぞいひけり。「この名、しるべからず」とて、かの木を
きられにけり。そのかぶのありけれバ、「きりくひの僧正」
とよびけり、いよいよ腹をたちて、きりくひを
ほりすてたりける跡、大なる堀にて有りければ、
「ほりけの僧正」とぞいひける。
つれづれ種(徒然草)
正徹とは 清巌正徹/正徹の書写した『徒然草』は現存最古の写本
卜部兼好 吉田 兼好 1
卜部兼好 吉田 兼好 2
つれ/″\種 上 正徹本 1 一段~二段(3頁)
つれ/″\種 上 正徹本 2 二段~八段(3頁)
つれ/″\種 上 正徹本 3 八段~十四段(5頁)
つれ/″\種 上 正徹本 4 十四段~十九段(6頁)
つれ/″\種 上 正徹本 5 十九段~二十三段(4頁)
つれ/″\種 上 正徹本 6 二十三段~二十七段(3頁)
つれ/″\種 上 正徹本 7 第二十三段~第二十七段(3頁)
記録、抜ける