ホーフブルク宮殿 2 ウィーン王宮礼拝堂 日曜のミサ 「ウィーン少年合唱団」
ウィーンのホーフブルク宮殿の礼拝堂(教会)の日曜ミサで聴きました。
少年合唱団や楽団は指揮者付きの二回で演奏されており、二階席では席の一によっては、ウィーン少年合唱団や楽団を見ることができます。
ただし、神事の一部始終を見るためには一階席がベター。
最後の一曲だけは、一回の教会の前で披露してくださいます。
私は二階席でしたので、早めに指導者と入るウィーン少年合唱団の子どもたちの様子を見ることができました。
また、少年たちはにこやかで、距離がありますのに、目が合うと少年から手を振ってくれます。
にこりと笑いながら手を振ってくれ、私の心は明るくなりました。
日曜のミサは神事ですので、ウィーン少年合唱団と雖も背筋を伸ばして参加させていただいておりました。
それまではキリスト教は、小学生の低学年の頃少しだけ参加させていただいた日曜学校と、クリスマスの日に兄が連れてくれた京都の三条教会くらいしか知りませんでした。
所々でキリスト教の教会に行く機会に恵まれることはありましたが、パイプオルガンの配置や意味合いも知らずに来ました。
今回ウィーンにて日曜のミサを体験し、教会の配置なども少しわかったような気がします。
家族が多く持っていた中世音楽の意味を少し理解でき、夫にも聞かせてあげたいと思い、写真を膝に置き、真摯に受け止めながら教会音楽に聞き入っておりました。
たまたま日曜日を挟んでおりましたので、日本からチケットを購入しておりました。
わたくしにとっても家族にとっても、中世の教会音楽を聴くことができ、また神事も体験でき、ある事柄において真摯に受け止めることができる良い体験をする機会を持てたことはありがたいと感じました。