屋久島の思い出 台風10号が影響か? 屋久島の「弥生杉」倒れる。 VTRあり
強風で、地上1、5メートルのところで、樹齢推定3000年の弥生杉が倒れたという。
弥生杉といえば、妖精が出てきそうな緑の世界に囲まれた白谷雲水峡の近くだ。
屋久島には6回行ったことがある。
たいがいは1度行くと、2~4週間楽しむ屋久島であったが、山に入るのは楽しみの一つだった。
屋久島は縦断したことがある。
まだ小学生にも満たない子供を連れての登山であった。
縦断してひどい台風に見舞われたことがあった。
2本の台風に追いつかれ追い越され、岩屋に逃げると投石平にガランドシャンと雷が落ちていた(怖)
もちろん、地に刺すような光は、岩屋から見えていた。
もしあのまま、長押平にテントを張ったままなら、今の私はない。
岩屋、、、単なる雨風をしのげる岩の穴が開いていた空間で、これも本当の話である。
ただし、椋鳩十のように、岩屋に鹿やサルは入ってこなかったし、共存しなかった。
少し雨が上がると、花山歩道の近くで道を見失った。
家族はどんどんと下に降りていく。
私は倒木に腰を掛けて、へたり込んでしまった。
『家族は下に降りていくが、私は呼び戻してきた道を戻ろう、、、』
その時だった。
うっすらと、獣道のような頼りない道が見えてきた。
「道、あったよ~!!!」
私は思い切り大きな声で、家族に知らせた。
あったの~?
よかった、、、、
助かった、、、
ありがとう~
小さな声は徐々に近づき、大きくなってきた。
屋久島に行った6回目の登山で、子供を巻き込んで、2度も危ない目に巻き込んだ。
あれ以来、屋久島には行ってないが、私にとっては、屋久島は心のよりどころであると云えよう。
どんとはらい
推定樹齢3000年の「弥生杉」倒れる 台風10号が影響か 鹿児島・屋久島
弥生杉は、推定樹齢3000年、高さ26メートル、幹の周囲が約8メートルの巨木で、白谷雲水峡の入り口から最も近い場所にある屋久杉です。
8月31日、屋久島観光協会の理事で、町公認ガイドの渡邊太郎さんらが被害調査をしていて、弥生杉が倒れているのを確認しました。
強風で倒れたとみられます。
渡邊さんによると弥生杉は根元から1.5メートルを残して倒れていたということです。
KTSの取材に渡邊さんは「非常に近い存在で寂しい気持ち」と話しました。
9月3日、屋久島を上空から見ると、複数箇所で土砂崩れが起きていました。
さらに、流れ出た土砂が道路をふさいでいる場所も確認できました。
屋久島町によりますと、白谷雲水峡や縄文杉、宮之浦岳の登山口に通じる道路が路肩の決壊や倒木などで現在、通行止めとなっています。
鹿児島地方気象台によりますと、台風10号の接近に伴い屋久島では8月28日、午後8時過ぎに46.8メートルの最大瞬間風速が観測されています。
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