乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

73; 『「芸能と差別」の深層』   沖浦和光・三國連太郎 対談   ちくま文庫

2009-05-21 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫
 記録だけ  2009年度 73冊目          



    『「芸能と差別」の深層』



 沖浦 和光

 三國 連太郎  対談 

 2005年65月10日 

 ちくま文庫

 397ページ 800円+税   

                                            


『「芸能と差別」の深層』 を本日読了。

 芸能に関する対談が主で,興味深く読んだ。

 芸能が発生した頃を想像。妄想しながら読み解いた。




 民俗学の本を読み出したのは単純な理由。

 伝統芸能が好き。

 民話が好き。

 神事や聖獣や妖怪や文様や祭りが好き。

 日本や中国も好き。

 こんないい加減な理由で読み始めたはずなのに,違う方向性を感じる。



 沖浦和光先生は『竹の民族誌』の著者。

 かぐや姫の話はすこぶる面白い。

『竹の民族誌』葉読む価値のある優れた本だった。

 私は沖浦和光先生も好きだ。

 


『「芸能と差別」の深層』において,伝統芸能がよりよくわかった。

 これは民俗学者だけでなく、諸所立場や経験や俳優として生きてこられた三國連太郎さんの話の厚みが加わったためだと感じる。

 芝居の好きな私にとってはかなり楽しめる本だった。

 少しメモしておこう。



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     乱鳥のメモ★^^★
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 『猿楽伝記』(138)
    観阿弥・世阿弥親子   振り付け、舞
  ▼
 『風姿花伝』
    世阿弥が書いた




 折口信夫
   『芸能史ノート』




 夏目漱石
    野蛮人の芸術

  ⇅

 荷風




 柳田國男
 
    『竹伐爺』  全集第六巻





 民衆文化  (334~)

   →「反近代的で時代遅れ」

   →「芸術を虐待し,恋愛を罪悪視する」官建国・日本





 今回も記録のみにて失礼申しあげます。
 

 

 


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