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象鼻山公園& 七星公園& 道路横断事情
芦笛岩で鍾乳洞をみた後、象鼻山公園に行く。
太陽が海に輝き、美しい。
象鼻山は逆光で身を潜め、黒衣(黒子)のようだ。
見れば鵜飼の舟が二、三艘浮かんでいる。
冬の静かな時の流れの中で、優しい光はここの全ての生活を包み、見守っているようにも感じる。
波紋のない水面。
私はこの日、この時の風景の時の流れの全てが好きだった。
象鼻山公園を堪能した後、七星公園へと向かう。
七星公園は駐車場らしき場所が無いのに、中は広かった。
七星公園の中には桂林動物園。
私たちは足早にこの桂林動物園だけを歩いてみて回る。
ミスター桂林ガイドはせかせかと、
「ここがパンダで有名。写真を撮ってください。ここは孫悟空のモデル、写真を撮ってください。」と
とあわてて早歩きしていた。
パンダはパンダ以上でもパンダ以下でもない、なじみのパンダだった。
パンダよりも黒鳥や家鴨、鴨などのいっぱい泳いでいる池の方が楽しいんだけど・・・とか、中国でパンダはそのまんま。冗談みたいで、いいや~~なぁんて、ひとりぶつぶつといいながら、とりあえずはみんなの後について歩く。
その他、乗ることができる駱駝や虎・・・
虎に乗れるなんて、想像もできなかった。
ミスター桂林ガイドが、
「虎に乗りたい方は、どうぞチャレンジしてくださ~~い。」
とへばりつくような表情で、笑っていた。
驚きは大きいが、今回はパス。
あっという間に七星公園の桂林動物園だけを見終え、私たちはバスに戻ることに・・・
道路を渡った向こう側にバスは留まっていたが、道路は車やバイクの通行が激しい。
ミスター桂林ガイドは、
「道にバスを待たせているので、早く乗ってください。」
とここでもせかせる。
バイクが猛スピードで走る中、ミスター桂林ガイドの言葉を聞いたひとりの老紳士は左右を確認せずにバスに向かった。
キィイィ~~~
老紳士は危うくバイクと接触するところだった。
ミスター桂林ガイドは老紳士をしかりつけた。
バイクの多さとスピードにおいて、日本とは交通事情が違うことを考えると、老紳士が少し気の毒に感じたのは私だけだろうか・・・
現にここ以外でも賀州でバイクとトラックが接触、広州でもバイクと車の危うさを目の当たりにした。
幸いにもいずれも大事に至らなかったのが、救いである。
中国では信号の横断の仕方にもコツがあるということを、初日の佛山で痛感した。
青だからといって進んではいけない。
バイクや車は結構なスピードで突っ込んでくる。
場合によるが、赤でも中国人について横断するのが、一番安全策かもしれない。
交差点ではクラクションが鳴り響き、バイクや自転車が十、二十台と信号(安全待ち)になることがしばしばある。
各自が安全を確認して、町を歩く必要がある・・・
ようこそおいでくださいました。書き込みありがとうございます。とても嬉しいです。
桂林は美しいところですね。今も心に残っています。
できればもう一度、季節を変えて訪れてみたい所の一つです。
虎に乗れるのには、正直、驚いてしまいました…
でも、誰も近づく勇気はありませんでした
toshi様、よろしければ、また遊びに来てくださいね。これからも、宜しくお願いします。