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113; 知の探検シリーズ『呪術・占いのすべて』
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日本文芸社 知の探求シリーズ
『呪術・占いのすべて』歴史に伏流する闇の系譜を探求する!
日本文芸社
瓜生 中・渋谷 申博 監修
昭和7年(1932)奈良県生まれ。立命館大学大学院修士課程修了。文学博士。大阪市立博物館主任学芸員、文化庁文化財調査官、国立歴史民俗博物館教授・民俗研究部長、帝塚山大学長、大分県立歴史博物館館長を経て、国立歴史民俗博物館名誉教授、帝塚山大学名誉教授、大分県立歴史博物館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1997年10月24日
272ページ
1400円+税
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【内容】
日本文芸社から出てる“知の探求シリーズ”っておれみたいな入門者にいいよぉ、と、まずおれに勧めてみる。
この“呪術・占いのすべて”を読む前に、解いておかなければいけない誤解がある。呪術、呪いって、相手に対する恨みをを晴らすことのみが目的じゃなくってよ。東洋であろうと、西洋であろうと、黒魔術と白魔術があって、人を貶めるものと救うのもの2系統が同位置に存在することを・・・。もっと言っっちゃえばさ、黒も白も対立するものではないの。
で、この本に戻るが、“歴史に伏流する闇の系譜を探求する”と副題にあって、太古、平安などの時代の呪術・占いのみならず、江戸時代に弾圧された邪教とされたタントラ、密教の系譜など一通り網羅されている。
思うに現代の秘儀は、多くは形式的になっていると思うが、四国や八重山には、まだ本物が残っているのではないか、いつか解明したい・・・・・それから、タントラやりたい(おいっ、乱交じゃな~ぞ)。
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【目次】
プロローグ 呪術とはなにか
第1章 自然呪術の系譜
第2章 呪詛呪術の系譜
第3章 護身呪術の系譜
第4章 性愛呪術の系譜
第5章 憑依呪術の系譜
第6章 卜筮呪術の系譜
第7章 呪術と占いがわかる小事典
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現代でも大人気のさまざまな「占い」、そして少女たちが愛好するホワイト・マジックとしての「おまじない」、さらに家相や墓相を気にする日本人──姿を変えて現代に受け継がれた呪術と占いの起源と歴史を文化史的に探り、その本質と日本人のメンタリティを探求する。◎自然/呪詛/護身/性愛/憑依/ト筮。
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知の探検シリーズ『呪術・占いのすべて』を読了。
今まで図書館の本棚にあることは知っていた。
占いなどと書かれた背表紙はわたくしには縁の無いものと感じていたのだが、気まぐれに手にとってみる。
中味は単なる占いや呪術だけではない。
歴史的背景や民俗風習や資料を元に、多く深く記されていた。
柳田國男氏の一つ目の話など有名な内容も載せられているが、知らないことは多い。
宮田登氏などに疑問を投げかける内容もあり、宮田登氏を好きなわたしにはそういった考え方があるのだと、興味を覚えた。
おもいのほか、わたくしにとっては興味ある内容で、満足した。
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今回も題名や目次などの記録だけで、失礼申し上げます。
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