2011年度 3
『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から「雑豆鼻糞軍談」
浜田 啓介 中野 三敏 校注
『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から
「雑豆鼻糞軍談」
中野 三敏 校注
序
巻一
巻二
巻三
巻四
巻五
新日本古典文学大系 82
P、77~122
岩波書店
1998年
(P,488)
世の中にはなんておもしろい本が多いんだろう…。
昨日から笑い転げながら楽しんでいる『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から「雑豆鼻糞軍談」もまさにそんな作品の一つ。
こじつけやパロディ、吹き寄せやないまぜ。
歌や芝居や役者や京にまつわる地名………
言葉遊びのこれでもかこれでもかの畳み込み
こんなにおかしな本があったんだと、大喜び。
京の細やかな地名を思い浮かべ、演目内容のこじつけに心躍る。
京生まれ京育ちで芝居好きのわたしには、もうたまらない。
「雑豆鼻糞軍談」はもう一度絶対に読むな、きっと。
【 地名他で鳥を連ねたあと、
あしひかず山鳥でなし芝居にてながながしくもひとりしゃべるぞ (百人一首もじり)
と、申しける。其外、ものとり、あほうどり、よこ取、立鳥、様々にて、前代未聞の事なりと、べしてもなかりし御遊也。 】
乱鳥、楽しむ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます