乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎チャンネル値上げに伴い、乱鳥 決心す。

2009-02-20 | 舞台・音楽 雑感メモ

          

       

 先日 歌舞伎チャンネルから封書が届いていた。

 雑用におわれていたので はっきりとは見てないが、会社が変わると書かれていたような・・・。

 それに伴い、料金が上がるとのことだ。

 

 今までは確か1680円だったのが、今後は2980円?だったかに値上がるらしい。

 こりゃまた いくら何でも 高すぎないだろうか・・・。

 一年をとおして考えると、二人で一回 見に行けるではないか・・・。

 

 料金もさることながら、秋からというもの歌舞伎チャンネルを全く見ていない。

 今年に入って、一度も見てない。

 歌舞伎チャンネルだけではなく、思えば秋から、ほとんどテレビをつけてない。

 

 シアターテレビジョンも契約しているが、見てない。

 これも、寺山特集の月に再開したが、寺山特集が終われば見ることが減り、沈した。

 

 そもそもどうしてテレビをつけなくなったかと言えば、魅力を感じる比率が減ったために過ぎない。

 歌舞伎チャンネルは吉本などを取り入れて軽くなる。

 再放送も多い。

 シアターテレビジョンもまたそれにしかり。

 両方、満足感を満たすほど、魅力的な番組構成がなされてないのは残念だ。

 

 よって私はこの二本を解約し、貯金する。

 必要があれば、その月だけとることにしよう。

 また、テレビを見るようになれば、その時は月がわりで、いろいろなCSを契約しようか・・・。

 

 今回の歌舞伎チャンネルの大幅値上げにともない、気持ちが固まった。

 今年の松竹座には門松がなかった。

 多分経費節減だろう・・・。

 私も松竹株式会社を見習い、節約することにする。

 私の一部だった今は見てない番組から少し距離を置く決心がついた。

 

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乱鳥雑感

2009-02-20 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
     

 先週から植木屋さんに入ってもらっていて、本日やっと完成。

 いろいろな事があった。

 まず梅の木。

 連絡の行き違いで、梅の高さは三分の一ほどの高さになった。

 老木だが好きだった。

 木の傷みを感じた。

 

 子どもが見つけたギボウシを今回なくしてしまった。

 以前にも書いたと思うが、子どもが小学校一年生の頃、植え替えてくれたものだ。 

 かれこれ、十数年の大切なものだった。

 

 ケラケラとなくおなかのオレンジ色の鳥が毎日何度もきている。

 何だか木を探しているような、掘り返された時に出てきた虫を食べているような・・・。

 巣をつぶしたのではないかと心配している。

 

 掘り返されたときに、冬眠中のトカゲを見つけた。

 大小二ひきが寄り添うようにねている。

 地面に転がされても、まるで起きない。

 家族が、安全な場所(玄関)に穴を掘り、二ひきを眠らせた。

 トカゲは夢の中。

 

 植木屋さん達にリビングを開放。

 一日に五回から六回は飲み物の用意をして、頑張っていただいた。

 植木屋さんたちは、根っからの職人。

 朝の八時になる前にきてたばこを一服。

 コーヒーを楽しんでいただいた後、仕事にかかられた。

 休憩時間とお昼は、上手く調節されている。

 庭の仕事は、何をされても、そつがない。

 植木職人さんは職人気質で、仕事は完璧。

 

 大将(社長さん)は木の事に詳しい。 

 垣根の時にもお世話になった。

 現在、山茶花が狂舞している。

 連日 掃除がたいへん^^;;

 

 そして植木職人さんは花のことなどを訪ねると、

「わたしら、あんまりそういったことは知りませんねん。社長さんに聞いてみて下さい。」

「わたしら、あんまりそういったことは知りませんねん。社長さんにいうときますわぁ。」

といわれるが、しっかりと話は伝えられ、いい方向になる。

 この道で生きてこられた自信と身のかわし方が見事で、技術とともに感心した。

 

 完成して、真っ先に家族と紅茶を飲んだ。

 明日からはまた元の生活。

 庭を眺めながら、まず、本を読みたい。

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27: 『民俗を織る旅』(五柳叢書)  赤坂憲雄 著  株 五柳書院

2009-02-18 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(写真は京都の稲荷神社。

 一人行動も好きな私だが、一人で稲荷神社を歩くのは、怖い・・・。私は恐がり。

 稲荷神社の奥の方まで行きたいのだけれど、なかなか思うようにいかない。

 写真は秋に息子と行った時のものだが、二人は峠茶屋まで行飯田が、後ろ髪を引かれる思いで 降りた…。

 息子は東福寺に行きたいという。

 先を急ぎ、稲荷神社を後にした。

 

 稲荷神社の上の方にはサスペンスにも出てくる自殺の名所かも知れない???滝があるという…。

 滝も何かが起こる場所の一つと考えられている。

 もしかすれば雨神の龍 或いは鳴神にも会えるかも知れないではないか…。

 妄想は尽きない。)

 

 

記録だけ  

 

2009年度 27冊目  

 

 『民俗を織る旅

 

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        images images images  

 赤坂憲雄 著

 2002年4月15日第1版

 五柳叢書

 株 五柳書院

 270ページ 2310円

 

 子どもに大学図書からかりてもらった三冊の内の一冊。

 前日『境界の発生』を読んだが、赤坂憲雄著続きの『民俗誌を織る旅』なのである。

 この本はエッセー風で、思っていたものとは違った。

『境界の発生』は興味深かっただけに、屋台のラーメン屋で杏仁豆腐を出された感じか…。(笑み)

 

 宮田登氏の名が何度も出てきたので、心ときめいた^^

 また、山形の蕎麦を褒め称えたところは、感心感心。

 違いのわかる男であった。(・・・と、えら~~い先生に対して、馬鹿を言う乱鳥)

 お許し願いたい(笑み)

 

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お百度参りから 右まわり、左まわりを考える。

2009-02-17 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

 

    

 

 赤坂憲雄著の『境界の発生』の記録が長文になってしまったので、手短に書くことにする。

 

 

 京都の稲荷神社には、お百度の仕方が説明されていた。

 写真の図を見てもわかるように、説明では『左まわり』と説明されている。

 だが、図を見てわかるとおり、矢印は時計まわりである。

 

 子ども二人が各小学校一年生の頃、いっしょに朝顔観察をした。

 教科書には「朝顔の蔓は左まわり」と説明されていた。

 納得!

 ところが調べてみると、学者にっよっては朝顔の蔓は右まわりと論じられている。

 これも納得。

 

 友人の嘘のような話だが、右左が苦手な人がいる。

 対象物を中心に考える場合と、自分を中心に考える場合の区別がつきにくいらしい。

 右利きの私にはわかりにくいが、彼女は左利きで、親御さんに、

「右はお箸の持つ方。」

だと教えられ、それが後になっても災いしている様子。

 但しこの友人の場合はこういった単純な話が、「対象物を中心に考える場合と、自分を中心に考える場合の区別がつきにくい」といった思考の範囲まで入り込み、彼女を悩ましているという。

 

 右まわりと左まわり。

「対象物を中心に考える場合と、自分を中心に考える場合」といった事を考えず、単に対象物を見た場合、どちらまわりかは、必然的に変わる。

 こう考えると、たまには時計も「右まわり」とは決めつけず、時計の針とともに歩んで違った見方をするといった遊びも楽しいかも知れない。

 其の手始めに、悩みなき人も、一度お百度参りをされて見ては如何でしょうか・・・。

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26: 『境界の発生』  赤坂憲雄 著  講談社学術文庫

2009-02-17 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

       

 

(写真は京都の稲荷神社。お百度参りに使用するらしい。ちゃんと、おひょくどの方法も説明が記されていた。私のようなもの知らずの阿呆には、ありがたい。稲荷さまさまである。)

 

記録だけ  

 

2009年度 26冊目  

 

 『境界の発生

 

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        images images images  

 赤坂憲雄 著

 2002年6月10日第1版

 講談社学術文庫

 株 講談社

 329ページ 1155円

 

 この本は子どもに頼んで、大学図書からかりてもらった。

 子どもには 『境界の発生』の他、『都市と境界の民俗』と『民俗誌を織る旅』の三冊を頼み、要約二冊が読めた。

 先日読んだ『都市と境界の民俗』に思いの外手間取り、更新してもらったという情けない状態。

 なお、『境界の発生』と『民俗誌を織る旅』はいずれも赤坂憲雄 著である。

 

 十六日に読んだ『境界の発生』は、楽しかった。

 この本も論文三、他という構成。

 しっかりとした内容だが、『境界』という私の興味ある内容で、納得しながら読み進めた。

 柳田國男氏や折口信夫氏や宮田登氏なども引用。

 馬鹿な私は、宮田登氏を例にとられると心ときめく。

 気持ちはまだまだ若い。

 家族に宮田登るの話を連日していると、もうあきれめられているらしく、フムフムと納得してくれる。

 夫、子ども二人は、私の良き理解者である。

 感謝^^

 

 この本で特に気になったのは『杖』の話。

 杖ひとつ取り上げてもいろいろあるんだなぁ・・・。

『箸』といい『竹』といい、『餅なし正月』や『肉正月』・・・・・・(書き出したらきりがないのでやめるょ^^;;)。

 他にもいろいろな意味合いを持ったものが多くて、考え出すと切りがないのかも知れない・・・。

 

 また『辻』の話も興味深い。

 辻は芝居でも多く出てきて、舞台が上手く作り上げられている。

 辻や川や峠や坂や森や十字路や井戸や穴・・・・・・。

 何かが起こりそう・・・。

 うんうん、そういうところの芝居も多いんだよね^^

 この本では辻をクローズアップして顕彰されていた部分が、興味深かったな。

 

『捜神記』や『譚海』や他多くを例にあげての生け贄の話は驚いた。

 人柱などは有名だが、こういった「置き換え」の生け贄は驚きながらも、カって人々の期待や願いをこめて、そういった事を行ったのかと思うとそら恐ろしいと同時に、何だか納得する原始的な感覚も生じて来るから不思議だ。

 上の感覚は、民俗学の本を読み進むうつに芽生えた、事実を冷静に見るといった感覚が定着しつつあるからかも知れない。

 

 生け贄とは違うが、昨日S様に教えていただいた愛媛県の一人相撲といったものも、「置き換え」に底部分が通じると思われる。

 強が力士が土俵空間にいらっしゃる神にものの見事見投げ飛ばされる。

 三本のうち日本を神ガ勝たれ、力士が負けることにより、その都市は豊作という。

 これは広義で考えるならば、救われた形をとられた犠牲の置き換えとも思われる。

 強い力士が見えない神様によって、まるでエクソシストのように投げ飛ばされる姿に、私は感動を覚えた事を付け加えておく。

 

 今回読んだ『境界の発生』は何処彼処と興味深く、面白かった。

 また、宮田登氏の名前が多く載せられていて、私は心ときめかせながら少女のような感覚で読みあげた。

 この場に及んで、私は厚かましい中年女性である。

 ミーハーの私をお許し頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

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25: 『都市と境界の民俗』  筑波大学民俗研究室 編  株 吉川弘文館

2009-02-15 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(写真は奈良のおん祭。三日目の奉納相撲前の神事。2008,12)

 

記録だけ  

 

2009年度 25冊目  

 

 『都市と境界の民俗

 

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        images images images  

 筑波大学民俗研究室 編

 2001年12月10日第1版

 株 吉川弘文館

 325ページ 8725円+税

 

 以前から読んでいた 『都市と境界の民俗』を本日読了。

 この本は子どもに頼んで、大学図書からかりてもらったものだ。

 宮田登氏が2000年2月にお亡くなりになり、その追悼論文集とのこと。

 私のような一般人対象の本ではなく、専門的な内容で、手間取る。

 興味深い内容も多いが、わからない部分も多い^^;;

 

 記録のため、吉川弘文館の説明分をのせさせていただく。

 

民俗学的歴史」「都市・漁村」「日和見・王権論」「儀礼研究の展開」をテーマに、民俗学研究の最新成果を集成。沖縄の門中組織、昭和戦前期の郷土食等、宮田民俗学の継承と課題の克服を試みた多彩な論考十三編を収録。

 目次

 1 民俗学的歴史—近代の再認識(記録された系譜と記憶された系譜—沖縄における門中組織のヴァリエーション「郷土食」からの問い—昭和戦前期における地方と農村女性への視線読み書きのフォークロア—農書と私文書の検討から ほか)

 2 都市・漁村—非農業民の民俗研究(首里と那覇の都市民俗漁民の移住誌論)

 3 日和見・王権論(トキと時—熊本県五木村のトキヨコイを手がかりに日和見から血スジへ—宮田王権論、もう一つの可能性 ほか)

 4 儀礼研究の展開(村落祭祀の二つの類型淡水漁撈と儀礼—稲作社会における淡水漁撈の意義 ほか)

 

 宮田登氏などで読んだ内容もあった。また、好きな宮田登氏の追悼論文集ということで、時間をかけて頭をこんがらがし クチャクチャになりながら、最後まで読んでみた。

 読み終えてまずしたことは、おん祭の奉納相撲http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/5ce3c013fba2e691c0eaa8b454324d0eの写真と 信貴山火渡りの前に行われる山伏問答の写真を見た。

『都市と境界の民俗』に出てきた相撲の話は、興味深かった。

 

 他 気になった記述としては、南の島の肉正月。

 これは度々出てくる内容だが、気にかかる。

 

 扶鸞信仰(ふらんしんこう)から扶鸞結社運動(87ページ)は面白かった。

「扶鸞」とは「扶けい」「扶箕(ふき)」と呼ばれ、日本のこっくりさん、西洋のプランシェットと同様、自動筆記によって託宣を得るシャーマニズムの一形態だという。

 私はこっくりさんや占いをしてもらったことがない。

 しかしながら民俗学てくに考えて、次々に紹介されるいろいろな占いやことばは、また私の知らない世界であり、民と密接なつながりをもっていたことに感動した。

 

 この本は記録しはじめるととりとめもなく長くなってしまいそうなので、この辺で止めたいと思う。

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おん祭 奉納相撲  奈良県春日大社にて 2008年12月

2009-02-14 | 神社仏閣・祭り

       

       

       

      おん祭 奉納相撲  奈良県春日大社にて 

 

おん祭三日目の後宴能は、去年聴かせていただいた『東北』(写真下)http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/c124aac4463f3f70053b6188b5599f77で、三度目。

 お旅所の舞台の上には、珍しく鹿もあがり、神々が舞台をたたえていると言った趣が感じられた事が、今も心に残る。

 

 ここのところ楽しみの一つにしている後宴能の前には、奉納相撲が行われる。

 お旅所南側に特設された土俵。

 相撲取りの方々や中学生相撲の方たちが、土俵を取り巻く。

 相撲の前には、神事。

 砂を盛り、塩をかけ、天に向けて祓串がさされる。

 

 天に向けてさされる祓串は知らない。

 だが、今日読了した筑波大学民族研究室の『都市と境界の民俗』によると、相撲は雨乞いの意味合いがあるという。

 また、女相撲の意味なども面白いと感じる。

『都市と境界の民俗』は宮田登氏はお亡くなりになったときに、研究者が集まってこの本を書き上げたという。

 宮田登氏のお人柄が感じられる。

 また以前読んだ宮田登氏によると、相撲と問答、芸能に発展。また、地鎮祭の役割もあり、清めの塩、しこを踏むなどとも言われていた。

 

 私は相撲は知らない。

 また後宴能の前にある相撲奉納も見たことがない。

 だが、相撲そのものの意味合いなどは興味深い。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

 先日から長い時間かかって読んだ『都市と境界の民俗』の中の相撲の項を読み、ふとおん祭の奉納相撲のことを思い出した。

 奉納相撲を、初めから最後まで見てみたいものである。

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ネムルートでであった人たち そのⅠ   トルコにて

2009-02-12 | トルコ・エジプト

 

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 ネムルートでも 多くに人たちと出会った。

 写真1、2、3はネムルートを降りる時に出会った ネムルート村の農家の方たち。

 ネムルートには多くのクルド人の方が住まれているとのことなので、おそらく この方達もクルド人かも知れないは、面と向かって聞くのはおこがましいのでやめた。

 

 イランは多民族国家で、その中にはクルド民族の方も住まれている。

 写真1のご年配の男性は、イランでもよく見かけるお顔だちのご年配男性。

 お顔の雰囲気に味があり、素敵だなと思う。

 左手に持たれた杖は、手作りだという。

 とても器用だ。

 以前 イランのフィールアーバードの農家を訪れた時に 手作りの笛でイランの調べを楽しませて下さったhttp://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/f28a830728763201c9e6db05c47c2d20ことを思い出す。

 笛の男性はクルド民族の方とはまた違ったお顔立だった。

       

 しかしながらトルコやイランの農家の方は、日本や中国やタイやその他のアジアの生活と同様、竹と密接な関係にあると思われる。

 トルコやイランを歩くと、ヨーロッパ的な部分とアジア的な部分に出会うことができ、楽しい。

 

 写真2の男性は山道でハーブを採取してきたという。

 香りを楽しませ、自慢する姿は、とても可愛らしい。

 大切に胸に抱え、高価なブーケ瑠璃も心ひかれた。

 

 写真1,2、3の男性は帽子をかぶっている。

 中東では、帽子をかぶっている男性も多い。

 

 写真1,2,3の男性を見てもわかるようにトルコではひげを生やす男性が多い。

 これはイランでも同様。

 ひげをはやさない男性は、一人前とは見なされない。

 

 写真1,2,3の男性立ちは、ネムルートの山頂近くから麓近くにある自宅にそれぞれ送って欲しいと頼まれ、ミニバスに乗っていただいた。

 

 4,5の男性は、ホテル従業員。

 私たち三人をホテルからネムルートまで 二往復運転して下さった親切な方だ。

 私と息子がケビンコスナーよりも男前と言っていた男性だ。

 ケビンコスナーのファンの方がおられましたら、お詫び申し上げます。

 運転手さんとケビンコスナーさんのご両人。そして 写真のお三方も含めて、良い人生を送られている方たちだと付け加えさせていただきたいと思います。

 

          トルコ/ネムルートにて 2008.9

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24: 『奈良百遊山』 健康づくり50選  奈良県福祉部健康増進課 編集・発行

2009-02-12 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真はイランのケルマンシャーで見つけた壁。

 壁は 何か、ひかれるな・・・。)

       

   (上はイランのテヘランのバザールで見つけた壁)

 

記録だけ  

 

2009年度 24冊目  

 

 『奈良百遊山』健康づくり50選

 

 

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        images images images  

 奈良県福祉部健康増進課 編集・発行

 平成16年3月19日第2版 

 115ページ 無料

 

 昨日読んだ『ひとり歩きの奈良』と同様、以前から何度も手にとっては楽しんでいたが、今日は全部をとおして楽しむ。

 この本は役場に行ったときに、頂いた。

 ないい度に合わせて企画構成されていて、活用するならば宝の本となろう。

 ところが数えるくらいしか行けてないのが残念。

 でも、見て織るだけでも楽しいし、今日読んでみて気持ちは高まったな。

 

 以前は屋久島などを毎年登って遊んでいたが、ここ最近はハイキングすら行ってないな。

 今日は暖かで、気持ちが良かった。

 もう春なんだ・・・。

 できれば、散歩程度にハイキングしたいななんて考えている、へたれの私^^;;

 

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23: 『ひとり歩きの 奈良』 “観る旅”“歩く旅”のガイドブック  関康夫 編集  JTB印刷

2009-02-11 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 (上の写真は奈良の三輪神社にて。

            2008年/三輪能の日に)

 

   

(今日は奈良の広瀬神社の砂かけ祭り。2006年に撮す

 

記録だけ  

 

2009年度 23冊目  

 

 『ひとり歩きの 奈良

 “観る旅”“歩く旅”のガイドブック

 

 

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        images images images  

 関 康夫 編集

 1999年9月21日第2版

 JTB印刷 

 367ページ 1350円+ 税

 

 以前から何度も手にとっては楽しんでいる本書だが、今日全部をとおして楽しむ。

 行きたいところがいっぱい。

 そういうと、まだ浄瑠璃寺には行ったことがない。

 今年は月ヶ瀬梅林に行きたいな。

 吉野の桜も楽しみたい・・・。

 一月の外出疲れで 二月になってまだ一度も本格的には出かけてない私。

 何処かに行きたいという気持ちが膨らむ。

 春はそこまできている。

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2009-02-11 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 写真上は 中国山西省の民家の窓。

 煉瓦作りの家に、洋風の形の窓。

 山西省は電気は通っているが、未だに石炭やロウソクを生活に取り入れている所も多い。

 日の暮れる頃には疲れ切ったロバが 石炭をのせたリヤカーを見ることができる。

 のどかだとはいってられない。

 その地に住む人々は、必死で生きている。

 

       

 

 写真二枚目は イランのモスク室内からみた窓。

 窓の外には庭を歩くチャードル姿の女性がかすかに写っている。

 イランでよく見る光景。

 上の写真は 以前『神秘と詩の思想家』メヴラーナの読書記録の時に使用したものである。

       

 

 三枚目は私たちになじみ深い、茶室から見た丸窓。

 私の好きな雪舟寺(京都)の窓である。

 

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 三枚の窓の写真を前にすると、すこぶる気持ちが良い。

 私にとって居心地がよいといえる。

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22: 民俗と文化の同一性を探る 『日本文化のふるさと』  岩田慶治 著  角川選書 

2009-02-11 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

 

 (写真は民族学博物館にて撮す  ↑)

 

 

    

(今日は奈良の広瀬神社の砂かけ祭り。2006年に撮す ↑)

 

記録だけ  

 

2009年度 22冊目  

 

民俗と文化の同一性を探る『日本文化のふるさと

 

 

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        images images images  

 岩田 慶治 

 平成3年12月5日第1版

 角川書店

 角川選書 222

 1300円+ 税

 

 二月十日。

 約一週間ぶりで本を読み終える。

 今月は まだ五冊目か・・・。

 何をするでもなく漠然とした空白の時間。

 反省点は多い。

 

 民俗と文化の同一性を探る『日本文化のふるさと』はほんの名でもわかるように日本文化をアジア諸外国戸比較検討しながら紐とかれていた。

 中国やタイの話は日本文化の元になっている部分も多く、興味深い。

 

 共通点が多いとはいえ、タイとビルマの国境産地に住むイコー族(アカ族ともいう)の村の入り口に立てられた鳥居は、今現在の日本で見られる鳥居にそっくりだ。(四十六ページ)

 また鳥居の横木の取り付けられた木彫りの鳥は、日本の初期の木 一本を立て上に鳥をのせたと伝えられているる鳥居を思い浮かべる。(四十七ページ)

 なお、木 一本を立て上に鳥をのせた鳥居は、大阪の国立民俗博物館でも見ることができる。

 

 タイの出産の方法は、日本のケガレとしての隔離された様子を思い出す。

 意味合いは日本とは逆とされているが、ハレとケガレは逆一対とされる考え方もあるので、あながち無関係とも言い難い。

 

 死における『魂夜這』は興味深い。

 死に瀕し 霊魂が身体から去ろうとするのを、何とかとどめようとする。

 人が死に行こうとするとき、『カン・ピー』という古書を持ち出して、必ず死ぬ運命かどうかを判断するという。

 こういった魂夜這の習慣は、ラオ族、タイ族、クメール族に広く行き渡っているらしい。

 

 クメール族の神の木偶は日本のこけしの形に似ている。 

 二対の木偶はクメール族の村祠(そんし)である。

 滋賀県の安土町の弥生式遺跡跡から発掘された日本最古の木偶と クメール族の木偶とのあいだに、一脈通じるものがあると、著者は書かれている。

 

 稲作儀礼なども紹介され、興味は尽きない。

 日本文化に焦点をひく本書は、誠に面白くためになった事を付け加えておく。

 

 

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乱鳥雑感  2009年2月前半を終えて

2009-02-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

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 最近 やたら日がたつのが早いと感じる。

 年齢のせいだろうか・・・。

 鏡に前で、とり繕ったような笑顔を浮かべる。

 娘は若い。

 そういうと シンデレラの継母は実母だったという話を読んだことがある。

 私くらいのお年頃の女性は複雑。

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 二月になって外出を控える。

 友人からさそわれていた『伊丹能』を辞退。

 残念な事をしたかな・・・。

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 最近 家族が家にいる日がやたら多い。

 加えて、子どもも後期テストを終え、家にいる。

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 最近 私は庭の整理と料理遊びで明け暮れる。

 

 テレビはほとんど見てない。

 映画や歌舞伎チャンネル、シアターテレビジョンもつけたことがない。

 気がつけば、草花や食材対話。

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 去年から気になっていた紅葉の木は虫にやられたようだ。

 植木屋と相談の上、灯籠と岩や石は動かさず、全面的に庭の木を入れ替えてもらうことにした。

 山のように盛っていた部分は少しなだらかにしてもらう。

 今までは純和風の落ち着いた庭だったが、花木を入れる。

 木は季節毎に花の楽しめるものにしてもらった。

 気に入ったペルシャ風の鉢に花やハーブを植え、アクセントにしよう。

 日本とイランの折衷庭もいいかもしれない・・・。

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 庭木の植え替え後、庭でバーベキューをしよう。

 ござをひき、ペルシャジュータンをひいてキャバブを食べることと楽しいかな。

 夕刻には等々に火を灯すと、妙にミスマッチがしっくりいくような・・・。

 妄想は尽きない。

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 庭の岩が黒く汚くなった。

 去年の秋に気になってハイターでごしごしと洗ったが、やはり黒ずんでいる。

 植木屋に問うと、奈良の生駒の岩で 黒くなり苔が生える方が価値があるという。

 

    どびゃぁ~! 知らなかった!

 

 それを聞いて、私は青ざめるやら、後悔するやら・・・。

 灯籠は泥はとるが、苔や汚れはそのままにして楽しんでいた。

 だんだん味わいが出てきて、喜んでいた。

 だが、岩は黒ずんで汚かった。

 いくら黒くなる方がいいとはいわれても、気に入らない黒である・・・。

 苔といわれても、庭のみどりの苔のように美しくも何ともない。

 まるで黴だ・・・。

 

 一層のこと、植木屋に頼んで運んでもらいたいとも思ったが、かなりたいそうな事になるらしく、今回は諦めた。

 もう少し形と色の面白い石に変えたいな・・・。

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 気になる料理に毎日挑戦。

 イラン料理もいくつかつくってみた。

 かなり近い味になり、気に入っている。

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 昨日はフェセンジャンという料理遊びを楽しむ。

 先日行った大阪の某ペルシャ料理店よりも現地の味に近い。

 トルコで購入したアナールソース(石榴ソース)やクルミなどを使い、鶏肉を柔らかく煮込んだ。

 夫はご満悦。

 子ども達は初めて食べる味に、驚きと喜びを表わしていた。

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 毎週 農家の新鮮野菜を購入。

 歴史教室関係でお世話になっている物書きの方からも、月に何度かお野菜や果物を頂く。

 奈良の新鮮な野菜を使い、旬の手頃な魚や肉を利用して料理するのは楽しくて仕方がない。

 気がつけば 毎日、台所にたつ時間が長い。

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 パンも相変わらず毎日焼いている。

 以前は長芋を使ってパンを膨らますことに力を注いでいた私。

 今は、豆パンに明け暮れる。

 いろいろな豆を煮て餡にする。

 甘味料はラカントなどを使用するので、家族全員が安心して食べることができる。

 この餡が友人や知人にも好評。

 頼まれることが多く、多くつくってはプレゼントをしている。

 かわり餡は おはぎやあんパン、また直接食パンに挟んで楽しまれているようだ。

 友人の喜びは私の喜び。

 人の笑顔は嬉しいものだ。

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 今年になってだし味の大根煮を極めた。

 人はおでんとも言う。

 豚肉や鳥胸肉の固まり二、三キロくらいといっしょに煮込んでポトフ風にしたり、昆布鰹出汁で煮込んだり・・・。

 大根などの野菜の種類や厚さ、形も工夫してみた。

 そうしてついに上手いおでんが完成した。

 これは我が家オリジナルおでん。

 多分奈良の何処の店にも負けないかも知れないと、妙な自信に満ち足りた快感。

 これだから、料理の素人は困る!

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 今年になってもう一つ。

 健康お好み焼きというものを考え出した。

 いろいろな種類の野菜たっぷりで、味付けは鰹節など。

 塩分はゼロ。

 オーブンで焼くので、油も使わない。

 食べる際に、好みのソースをかける。

 とうふや野菜や魚や肉や、いろいろなものを試してみた。

 そしてかなりいい線まできた。

 これも隔日くらいに焼いている。

 諸外国ではこの料理をオムレツと呼ぶかも知れない。

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 少し暖かになってきたので、胡麻豆腐と卵豆腐を極める予定。

 さて、どういった配分が我が家に合うかが楽しみ・・・。

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 二月も後二十日となった。

 漠然とした時間を過ごしてしまった二月前半。

 後半はどういった生活を描こう・・・。

 考えると心ときめく。

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夕焼けの中、ネムルート山の草を食べるロバ

2009-02-09 | トルコ・エジプト

 

       

 

 夕焼けの中、ネムルート山の草を食べるロバ。

 ロバは険しい道のり、観光客を乗せて頂上まで登り、下る。

 観光シーズンはその繰り返し。

 上り下りは日本円にして五~六千円といったところだろうか・・・。

 

 トルコのイスタンブールでは悪質タクシーが多いとは聞いており、気をつけていたつもりだったが・・・。

 メーター制にするとグルグルと余分に回られ、あっという間に五~六千円はメーターが回っててしまうといった痛い目に遭った。

 それから考えるとクルド人の方の生活の支えとなるであろうロバタクシーは決して高いとは言い切れないかも知れない。

 

 ネムルートの夕刻は景色も、自然も、人の心も美しかった。

 

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ネムルート山に夕日を受け、影がくっきりとうつる

2009-02-08 | トルコ・エジプト

 

       

 

 写真はトルコのネムルート。

 ネムルート山に夕日を受け、影がくっきりとうつる。

 夕日を浴びた遺跡を堪能。

 私の心にとめた 忘れられない風景の一つ。

 

                   2008年9月下旬

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