乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ベヒストゥンの磨崖碑文  / イラン

2009-04-15 | イラン2007~2010(6回)

  

  ベヒストゥン  

            

      

 

 

 ベヒストゥンhttp://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/84e51ccd0cf27daa835fdc71ff5cf214は磨崖碑文のあるところです。 

 山は険しく、かなり高いところに碑文が残されています。  

 山中をかなり進むと、彫かけの壁面や割杭跡(っていうのかな?)も多く、さらに進むと、シリーンの顔も認められます。

 住居跡などは見晴らしも満足できます。

 

  ベヒストゥンの山を下りると、ここでも遺跡発掘が盛んです。

 何年もかけて発掘作業が行われています。

 煉瓦や住居跡、その構造や形態を見ていると、心はときめきます。

 

 地味な記録に最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

 ふと イランのことを思い出したものですから・・・。 

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柳澤文庫 『春日大宮若宮御祭礼図』『南都大仏修復勧進帳』『大和名所図会』古地図など

2009-04-13 | 古典全般(奈良〜江戸時代)

 

 (写真は郡山城の桜)

            

            

 柳澤文庫  奈良・郡山城内

              

 先日、夫と柳本文庫に行った時のこと。

 私にとっては二つの大きな収穫があった。

 

 一つは 春日大社のおん祭の絵図があった。

 多分 『春日大宮若宮御祭礼図』だったような気がする。

 1)庭の部分に、少しみすぼらしい身なりの人々。演じるような腰掛けているような絵。

                        

 2)入り口には、竹笹の鳥居。写真(上 ↑)のような形式とは少し異なる。                        

 3)見ていり貴族は屋敷の高台から。

 4)屋敷と庭の境には、やはり竹笹の鳥居。但し入り口の鳥居よりは、高く、庭を見やすく考えられている。

 5)貴族は鳥居の間から、庭(人々)を見る。鳥居が境界線となり、布や扇子で顔を描くしいないこととして人々を見る必要が無くなるのではないかと、勝手に解釈。

            

 二つ目は、『南都大仏修復勧進帳』

 これには萌える。

 少し、ハイになり、心は高揚。

 いつもながらの乱鳥である(笑み)

             

 柳澤文庫は展示数は多くはないが、面白いものが多く結構時間はかかる。

 また屋敷内は木でたてられ趣深く重厚な居心地の良い空間。

 図書館も設けられ、使用可能。

 この空間もレトロで品が良くまた行きたくなる。

 長時間ゆっくりと過ごしたい空間。

 

 柳澤文庫には、他にも『大和名所図会』など興味深いものが多い。

 可能な方は、是非一度 行かれることをおすすめする。

            

 

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54: 『しぐさの民俗学』呪術的世界と心性  常光徹 著  ミネルヴァ書房

2009-04-13 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

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 記録だけ  

 

2009年度 54冊目  

 

       『しぐさの民俗学』

       呪術的世界と心性

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        images images images  

 常光 徹 著

 ミネルヴァ書房

 2007年2月20日第5版

 330ページ 2800円+税

 

 四月十二日 日曜日

 良い天気だったが、家でのんびりとして楽しむ。

 家事を楽しんだ後、ケーキを作って茶を飲んだり、本を読んだり、映画を見たり・・・。

 とりとめもない時間で、満足感を味わう。

 

『しぐさの民俗学』呪術的世界と心性葉何処彼処で読んだことも多かったが、興味深い内容。

 結構読み応えのある本だが、中身は具体的で非常にわかりやすい。

 

 歌舞伎のにらみ芸 ▼

1目を一つに重ね合わせる呪術的な力

2民俗でいえばひとつ目の妖怪が放つ邪視と関わる

・・・・・・(P.300)(笑み)

 確かにそうなのかも知れないし、違うのかも知れない。

 真実は私にはわからないのだが、ただ これを読んだがために、今後舞台を観るに当たって 雑念が生じればどうしよう・・・。

 不安部分も少なからずあるにはあるが、とても楽しめる一冊であった。

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映画 『 レッドクリフ 1 』  

2009-04-13 | 映画

 

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 久々にテレビを見た。

 以前映画館で見た 『レッドクリフ 1』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/c412ba50eb2e6b8857a6ae40ea47b0e9

 或意味、面白かったな。

 今回も、夫と楽しむ。

 静かに見る夫。

 アンディ・ラウを探す私。

 馬鹿だな。

 出演してないってば。

 

 中村獅童さんが、中国映画で 見得切りまくり。

 彼は『ピンポン』をはじめ、映画は良いな。

 舞台映え、画面映えするのは、特技だな。(笑み)

 

『レッドクリフ 1』の出だしは ロシア映画みたいで重厚さがあるよ。

 結構好きな画面構成なんだけれど、1/3位から、調子が変わるんだ。

 

 私は重厚な中国映画が好きなんだけれど、こういった映画も楽しめるね。

 楽しさ求めて、『レッドクリフ 2』にも近日中に行く予定^^

 

 ・・・ということで、今回も記録のみにて 失礼申し上げます。

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『道切り』 3   『道切り』2『道切り』3 完結編  /奈良

2009-04-12 | 民俗考・伝承・講演

 


 


            


            





            


 


    『道切り』2,『道切り』3 完結編


 


 


 


『道切り』 2 記録 ▼


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/e0487081266d6895170462f1baa4663f 


 去年の5月に同じ道切りを見た。 ▼


http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/48edd38dac12ca383bf2e2b6118e46f6


 


 


 先日 写真の『道切り』を矢田を探し回る。


 そしてついに見つけることができた。


 感無量。


 


 写真の『道切り』は、矢田坐久志玉比古神社の近くのや石橋を渡り、山を登っていく。


 矢田の山寺である『東明寺』を目指して登る途中の左に見つけることができる。


 


 美しいラインを描く道切りには、心をとらえるものがある。 


 ところでこの充ちきりには 白い紙や五色の紙や草履といったものがつり下げられているものではなかった。


 見るからに、書物(本男女神『道祖神』記録 ▼http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/4046928e515fd8488000b63b0647dd94 他多数)に出てきた男女のシンボルと思われるが、どう見て良いかは、判断に迷う。


 村人の男性とは井戸のことや地蔵の事で花を咲かせ、いろいろと教えていただいたが、このことばかりは私には聴くことは阻まれる。


 私は女性である。(笑み)


 


 大きな草履をつり下げられた形をつり下げたものは未だ見たことがない。


 大きな草履をかけることによって、


『この村には大男がいるから、悪霊やケガレなど、入って来るべからず。』


と言う意味を示すようだ。


 


 では道祖神や道切りなどにはどうして男女対で示されることが多いのであろうか・・・。


 今後の課題としておきたい。


 


 


 

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『道切り』 2   写真の道切りをもう一度見たいと思い、探し回る。 /奈良

2009-04-12 | 民俗考・伝承・講演

 

            

 

 去年の5月に同じ道切りを見た。 ▼

http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/48edd38dac12ca383bf2e2b6118e46f6

 

 

 先日ミニバイクに乗って、矢田を走り回った。

 目的は 写真の『道切り』を探すため。

 

 かなりの時間乗り回していて、見つけることができた。

 その嬉しさは、この上なし。

 

 道切りは境界線に張られている。

 その形は様々。

 道をpasiっと遮った形。

 道祖神のような形 本男女神『道祖神』記録 ▼http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/4046928e515fd8488000b63b0647dd94

 木に巻き付けた形。http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/25bf9b8fd5bbb5d961614878e47104b6

 葉や笹が立てかけられた形。

 石を置かれた形。

 石仏や地蔵の形。

 鳥居を置かれた形。

 わらじやお札を下げられた形。

 他にもありかも知れないし、また上の中には間違いもあるかも知れない。

 写真は、道をpasiっと遮った形と言っていいだろう。

 

 

 元は 外から疫病や邪悪なものが 集落や家の中に入ってこないよう祈願されたことに始まる。

 節分の柊や鰯の頭も、その変形といえなくもない。

 

 

 写真のような道をpasiっと遮った形の『道切り』には何かつるしてあることが多い。

 春日大社おん祭の時に参道の商店街との境目に張られた道切りには、白い紙がつり下げられている。

 また、今回紹介している写真のような道切りには、何かわらで作られたものが五個もつり下げられていた。

 民俗学の本(本男女神『道祖神』記録 ▼http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/4046928e515fd8488000b63b0647dd94 他多数)を楽しんでいると、これは男女のシンボルだという。

 また、大きな草履をつり下げられた形もあるという。

 しかしながら、また草履を下げられた道切りには出会ったことはない。

 

 

 ところで、斜視異の道切りは一体何処にあるのでしょうか。

 それは次回のお楽しみです^^

 

               道切り 3に続く

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矢田坐久志玉此古神社の猫ちゃん 2

2009-04-12 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

             

 猫も犬も、かわいいな。

 両方同居してたんだけれど、犬は数年前に亡くなってしまった。

 今は猫だけ。

 六月で十五歳。

 もうかなりのお婆ちゃん猫だけど、相当の甘えん坊。

 

 そういうと イランやトルコでは猫ちゃんを多く見かけるよ。

 中国は少ないかな。

 ゴミ箱を漁っている猫ちゃんが懐かしい^^

 

 日本では近年 野良猫を時々しか見かけ無いな。

 みんな何処に行っちゃったんだろう・・・。

 不思議だな。

 

 写真は矢田坐久志玉此古神社(やたにいますくすたまひこじんじゃ)で出会った猫ちゃん。

 影まで、かわいいね。

            

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53: 『旅芸人のいた風景』 遍歴・流浪・渡世 沖浦和光 著 文藝文庫 587

2009-04-11 | 読書全般(古典など以外の一般書)

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 記録だけ  

 

2009年度 53冊目  

 

       『旅芸人のいた風景』

        遍歴・流浪・渡世

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        images images images  

 沖浦和光 著

 文藝春秋

 文藝文庫 587

 2007年8月20日第1版

 242ページ 750円+税

 

 四月十日

 沖浦和光著の、『旅芸人のいた風景』遍歴・流浪・渡世 を楽しむ。

 前回読んだ先生の『竹の民俗誌』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/50368721d3272d684105ec8ba8ef65ccは私にとっては知りたいことが満載で、気になる一冊。

 今回読んだこの本も面白かった。

 

 芝居好きの私にとって、興味深い部分が多い。

 今まで読んでいたことを掘り下げた感じ。

 また、風習としても、歴史としても面白い。

 

 単に文献を漁ってパッチワークされたものではなく、体験がプラスされていて説得力がある。

『竹の民俗誌』の読後も感激したが、、『旅芸人のいた風景』遍歴・流浪・渡世も素晴らしかった。

 

 今回東大文学部で現在桃山学院大学名誉教授と知る。

 そんな方が、恥じらい無く ○衆演劇を年に数度楽しんでいることを書く潔さには、いささか感心した。

 やはり力のある大物は違うと痛感した一冊であった。

 

 沖浦和光先生は他にも気になる本が何冊かある。

 引き続き注目に値する研究者の一人だと感じた。

 

 今回も記録のみにて、失礼申し上げます。

 

 

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『道切り』 1 矢田坐久志玉此古神社の「長いしめ縄」&「ぐるぐる巻の縄」 / 奈良

2009-04-11 | 民俗考・伝承・講演

 『道切り』 1


 矢田坐久志玉此古神社の「長いしめ縄」&「ぐるぐる巻の縄」 / 奈良


            


 


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 矢田坐久志玉此古神社 (やたにいますくすたまひこじんじゃ)は今回で二度目。


 プロペラあり、矢が落ちた所にたてたという言い伝えあり・・・。


 不思議な神社。


 


 矢田坐久志玉此古神社は言い伝えもさることながら、まず神社の前に来て、驚くことあり。


 しめ縄の長さが半端じゃない。


 すごい。


 まるで、京都銀行のテレビのCM(「なが~~~~ぁあ~~ぁあぁ~~~~~あ~~~い、おつきい。京都銀行。」という台詞)状態です。


 長さは一体どれくらいあるのでしょうか・・・。 


             


 このしめ縄を ずうっと右の方向にたどっていくと、蛇のように樹に巻き付けられた縄。


 こういった木に巻きつけられたものも、『道切り』というらしい。 


            


 奈良も、素敵なところですね。


 


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矢田坐久志玉此古神社の猫ちゃん

2009-04-11 | お出かけ

 

 郡山城に行ったよ。

 郡山城は二日連続。

 四月八日は夫と、城跡の中や郡山界隈。

 四月九日は一人で、外堀。

 

 九日は郡山城の後、矢田寺近辺を探検ごっこして遊ぶ。 

 もちろんお供はミニバイク。

 

 写真は矢田坐久志玉此古神社で出会った猫ちゃん。

 矢田坐久志玉此古神社って、読めますか?

 やたにいますくすたまひこじんじゃ って、読むんだって。

 

 話し戻って 矢田坐久志玉此古神社の猫ちゃん、とっても愛らしい。

 足元に すり寄って来るんだよ。

 かわいがられているんだろうな。

 鈴の音が、かわいかったよ^^

 もちろん、うちの子(Pigu)も かわいいよ★^^★

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大神神社 春の大神祭後宴能を楽しむ喜び / 奈良・三輪  2009

2009-04-10 | 能楽・狂言

 

            

 

 大神神社 春の大神祭後宴能  

 

 桜舞い散る中、大神神社 春の大神祭後宴能 を楽しませていただいた。

 

 演目は

   金春流 素謡

    『神歌』 櫻間右陣

  大蔵流狂言

    『福の神』 茂山千五郎

  金剛流 能

    『三輪』 金剛永謹 

  観世流 能 

    『小鍛治』 大槻文蔵

 

 全て聴いたこと、見たことのあるもの。

『神歌』は最近 聴きたかったもの。

『三輪』も『小鍛治』も狂言の『福の神』も楽しい。

 能楽は私には全く知らないのですが、 聴くのはとても好きです。 

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 最後のなりましたが、関係者のみなさま、ありがとうございました。

 また、このブログを最後までお読み下さいましたみなさまに、御礼申し上げます。

            

 

 ところで乱鳥はここ最近、連日 花見や神社や民俗学的風習を探すべく出歩いております。

 時間の都合上、今回も記録のみにて失礼申し上げます事をお許しくださいませ。

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三輪明神 大神神社で、煎茶を頂く喜び / 春の大祭後宴能の日に

2009-04-10 | お出かけ

 

            

 

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 四月十日。

 夫と娘の弁当を作り、一通りの家事をこなす。

 夫に頼まれていた用事を二件済ませた後、私は楽しみにしていた三輪へと向かった。

 能の友人は今日は用事で会うことができない。

 残念。

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 三輪明神 大神神社の 春の大祭後宴能を楽しませていただく。

 少し早く着いたので、二條流の煎茶を頂く。

 桜上用饅頭はほどよい甘さ。

 煎茶は人肌よりもぬるめで、とても甘い。

 玉露の甘さは格別で、口の中に心地良く広がる。

 桜散る春風を感じながら、能を聴く前にも、三輪を満喫させていただいた。

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 関係者のみなさま、ありがとございました。

 心より、御礼申しあげます。

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52: 『桜が創った「日本」』 ソメイヨシノ起源の旅  佐藤俊樹 著  岩波新書 新赤版

2009-04-09 | 読書全般(古典など以外の一般書)

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 記録だけ  


 


2009年度 52冊目  


 


       『桜が創った「日本」』


       ソメイヨシノ起源の旅


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        images images images  


 佐藤俊樹 著


 岩波新書 新赤版 936


 2005年2月18日第1版


 224ページ 740円+税


 


 四月九日


『桜が創った「日本」』ソメイヨシノ起源の旅を楽しむ。


 今年は三月から桜についていろいろと考えて遊んでいたので、面白く読む。


 桜の蘊蓄が幅広く知ることができ、桜を見るのが一層楽しい。


 


 七日は郡山城の桜を味わう。


 九日は郡山城や矢田寺やその周辺を楽しむ。


 ただいま奈良では桜が満開。


 文中に度々出てきた吉野はこれからといったところか・・・。


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郡山城跡・野面積みの石組 完   さかさ地蔵  /奈良

2009-04-09 | お出かけ

 

(上写真は『さかさ地蔵』が眠られている空間。

 地蔵の頭は、この穴の遙か奥。

 写真は穴部分が真っ暗なので、明るく加工を施す。)

            

(地蔵は見えない。

 写真をもって、説明されていた。)

 

 

     郡山城跡・野面積みの石組 完

 

 

 郡山城跡の石垣では、 『さかさ地蔵』が有名。

 以前は付かずいて見ることができたが、現在は3㍍ばかり離したところにロープが張られさかさ地蔵そのものを見ることはできない。

 写真に納めようと思ったが、角度的に無理であり、残念。

 

 さかさ地蔵は「本の丸天守台北面」の石垣に位置する。

 さかさ地蔵はロープの位置では見ることは難しいが、目をこらすと、他にも石仏や墓石のような変形石、四角形石が多く目に飛び込む。

 

 さかさ地蔵を一目見たさにほとびとは目をこらす。

 多くの人が、

「あれ、ちゃうか?」

「あった、あった。」

「見えるわ。」

「いはるわ。」 

と、喜々とした声で、私たちの横を通り過ぎていく。

 このひととき。桜に包まれ、平和だ。

 私はこういった時間の流れが、とても好きだ。

 

 前での梵字は、この逆さ地蔵を少し進んだところ。

 

 奈良の郡山城跡に行かれた時は、是非一見されて下されば、楽しいのではと思われる。

 

      郡山城跡・野面積みの石組  完

            

 

             

            

 

            

            

                   

            

            

 

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郡山城跡・野面積みの石組 6  石仏  /奈良

2009-04-09 | お出かけ

 

 

     郡山城跡・野面積みの石組 6

 

 石垣に石仏が組み込まれ他と知ると、人は石仏などをここに置き、祈願する。

 或いは、悪しき霊力を感じた仏像を捨てるといった展開も無いとは言い切れない。

 石仏の前に置かれた数多くの石仏は時代を経て、苔むす。

 

 後世 願いをこめ、ねじ込まれた石仏や石に、人々とはどんな願いを託したというのだろうか・・・。

 石垣を見て、ドラマ感じる。

             

            

 

            

            

                   

            

            

 

        郡山城跡・野面積みの石組 7 に続く

 

 

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