乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

58:仮名草子編 30『竹斎 上 寛永製版』『日本古典文学大系 仮名草子集』90『竹斎』

2012-04-20 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等





 58:仮名草子編 30『竹斎 上 寛永製版』『日本古典文学大系 仮名草子集』90『竹斎』

 


 先日から記録しています『竹斎物語 上』ですが…

    『竹斎物語 上』
    
『竹斎物語 上』

『竹斎物語 上』の3/5を通過いたしました(*^^*)

 上は後30ページほど

 あと 17時間くらいはかかりそうです。

 なので 気分転換に、読書記録に加えることにしました。

  

 仮名草子編 30『竹斎物語 上』 から 『竹斎 寛永製版』
 近世文学書誌研究会編
 1978.5
  前々回:ページ 109-132(4/05-4/09)
  前回: ページ 133-153(4/10-4/17)
  今回: ページ 144-163(4/18-4/19)
  
  合計:ページ 109-163(4/05-4/19)
  残り 上 164ー193   下194ー271

『日本古典文学大系 仮名草子集』90から 『竹斎』
  合計:ページ 90-113(1)(4/05-4/17)
  残り 上 113(2)-126   下127ー159

 ノート  44ページ(わたくしの場合:9回 1回2~3,5時間)

 

 昨日は若衆のお話が出てきました。

 真面目な顔をして,内心ほくそ笑んでおりました。
 
『日本古典文学大系 仮名草子集』90の解説には書かれてない掛詞が満載です^^v

 
 





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テレビで芝居:『河内山』『妹背山婦女庭訓』『盲長屋梅加賀鳶』『雨の五郎』

2012-04-19 | TVで 歌舞伎・能楽


『天衣紛上野初花~河内山』

出演:松本幸四郎 市川段四郎 市川門之助 中村松江 市川男女蔵 坂東亀寿 中村種太郎(現・歌昇) 中村隼人 澤村宗之助 松本錦吾
2009年
66分
カラー
【出演】市川高麗蔵 「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」は、河竹黙阿弥の作で明治14年初演。「河内山」はその前半部分のエピソード。 大店の質屋の娘浪路は、奉公先の殿様から妾になれと迫られ監禁されてしまい、実家の家族が心配している。そこへお数寄屋坊主の河内山がやってきて、大金と引き換えに娘を救出しようと請け負うのだが…。平成21年9月の歌舞伎座さよなら公演から、使僧と見せかけた札付きのワル・河内山宗俊に幸四郎、家老高木小左衛門に段四郎、腰元浪路に高麗蔵、北村大膳に錦吾、そして松江出雲守に梅玉という充実の配役でお送りする。 (2009年/平成21年9月・歌舞伎座)


 またまたテレビで、幸四郎の河内山を見たよ☆

 うひょひょ!

「ばぁかめぇ!」      …花道での台詞

 

『妹背山婦女庭訓~三笠山御殿の場』

出演:中村雀右衛門 市川團十郎 尾上菊五郎 中村福助 中村富十郎 市村羽左衛門
1998年
117分
カラー
嫉妬に狂った娘が悲憤のあまり相を変え…。 この作品は鱶七(実は金輪五郎)と可憐な娘・お三輪の二人が主人公の物語。恋人である求女が橘姫と結ばれてしまうと知ったお三輪が、嫉妬に燃え悲憤のあまり「疑着の相」を顕す…。その凄艶な迫力が見どころで、歌舞伎女形の魅力が十分に発揮される。また夜具縞のどてらに木綿の長裃という姿で乗り込んできた漁師・鱶七は、その豪傑ぶりを荒事風の演出で表現する。平成10年11月歌舞伎座の舞台から、雀右衛門のお三輪に團十郎の鱶七でご覧頂く。 (1998年/平成10年11月・歌舞伎座)


 好みの演目の 『妹背山婦女庭訓~三笠山御殿の場』を見たよ☆

 好きな演目なので、この間、『名作歌舞伎全集 第五巻』から 「妹背山女庭訓」「解説」東京創元社を読んだよ^^

 中村雀右衛門の三輪も,何度も見ているよ。ご冥福をお祈りいたします。



『盲長屋梅加賀鳶~加賀鳶』

出演:片岡仁左衛門 市川團十郎 中村福助 坂東三津五郎 中村錦之助 片岡進之介 市川男女蔵 坂東巳之助 澤村宗之助 坂東薪車 中村亀鶴
2010年
93分
カラー
【出演】片岡市蔵 市川門之助 市川右之助 坂東秀調 市村家橘 大谷友右衛門 市川左團次 片岡仁左衛門 火事と喧嘩に命を賭ける加賀鳶、極悪非道ながらどこか憎めない按摩道玄。江戸の市井に生きる人間の息遣いを描いた河竹黙阿弥の名作。 加賀藩の大名火消と旗本配下の定火消との間で喧嘩が起こり、本郷の町木戸に鳶頭松蔵をはじめ加賀鳶が勢揃いする。血気盛んな若い鳶を押し止めたのは頭分の梅吉。一方、本郷菊坂の長屋に暮らす按摩の道玄は、人殺しもいとわない悪党。悪事を思いつき、相棒の女按摩のお兼と連れだって質店へ強請りに出掛けるが、店に来た松蔵に止められて…。團十郎の梅吉と道玄(二役)、福助のお兼、三津五郎・錦之助らの加賀鳶、仁左衛門の松蔵で。 (2010年/平成22年10月・新橋演舞場)


『盲長屋梅加賀鳶~加賀鳶』をテレビで見たよ。今月、二度目だね。

 片岡仁左衛門がいいねいいね!


 
『雨の五郎』

出演:中村獅童
2005年
南座
20分
カラー
仇討ち物語の主人公として有名な曽我五郎を取り上げた長唄の舞踊。 春雨の降る夜、蛇の目の傘をさした曽我五郎が、大磯の遊女化粧坂の少将からの恋文を手にして、廓へ向かっている。五郎と少将は深い仲。五郎は父の仇討ちを心に秘めているが…。 曽我五郎は荒若衆の血気盛んな様子と、廓通いの色気と華やかさを持ち合わせた人物。艶やかなクドキ、豪快な立ち廻りなど見どころに溢れた人気舞踊をご覧頂く。 (2005年/平成17年6月・京都南座)


『雨の五郎』を見たよ。楽しかった☆



 月火水と、毎日見ているよ。

 あははあはは あはは は!

 春だね!
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能 (観世流) 『須磨源氏』   (1+10景)

2012-04-19 | 能楽・狂言



   能 (観世流) 『須磨源氏』



 老人が源氏の化身とほのめかし、姿を消す。

 光源氏があらわれ、舞い、夜明けに 「失せにけり~~~」

 心に残る『須磨源氏』にしばし時間を忘れてしまいました。

 関係者のみなさま、充実した楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

























 三輪明神 大神神社にて、春の大神祭 後宴能
 能 (金剛流) 『三輪』


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願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ   西行法師

2012-04-18 | 和歌、短歌


  

 吉野を歩く。

 今回は生憎西行庵断念。

 だが、吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)に、西行法師の座像あり。

 西行法師は出家後、心のおもむくまま諸所に草庵をいとなむ。

 しばしば諸国をめぐり漂泊の旅に出て、多くの和歌を残した。



   願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ

   我が庵は 三輪の山もと 恋しくは とぶらひきませ 杉たてる門

   花に染む心のいかで残りけん 捨て果ててきと思ふわが身に
   
   ピンボケ写真で,ごめんなさい。

          4月 吉野水分神社
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57: 『絵本江戸風俗往来』菊池貴一郎著 鈴木棠三(とうぞう)編 東洋文庫50

2012-04-18 | 古典全般(奈良〜江戸時代)



    57: 『絵本江戸風俗往来』


 


 東洋文庫  50
 平凡社東洋文庫

『江戸府内絵本江戸風俗往来』
 袋綴活字 (二段組・石版刷  二冊本)

 菊池貴一郎著

 鈴木棠三とうぞう
 静岡県生まれ。國學院大學国文科卒業。國學院大學講師などを務め、近世の文芸を中心として多くの著書・編纂を残した。
俗語 語源散歩 東京堂 1961
ことわざ歌留多 東京堂 1961
しゃれ 東京堂 1961 「日本語のしゃれ」講談社学術文庫
ことわざ処世術 東京堂 1962
なぞの研究 東京堂 1963 のち講談社学術文庫 
対馬の神道 三一書房 1972
安楽庵策伝ノート 東京堂出版 1973
今昔いろはカルタ 世渡りの知恵・ことわざ 錦正社 1973
近世紀行文芸ノート 東京堂出版 1974
ことば遊び 1975 (中公新書) のち講談社学術文庫 
日本年中行事辞典 角川書店 1977.12 (角川小辞典)
私家版金具屋年代記 1978.6
日本俗信辞典 動・植物編 角川書店 1982.11
狂歌鑑賞辞典 角川書店 1984.8 (角川小辞典)
日本のなぞなぞ 万葉から江戸時代まで 1986.10 (岩波ジュニア新書)
醒睡笑研究ノート 笠間書院 1986.12 (笠間叢書)
説話民謡考 三一書房 1987.12
鎌倉への道 三一書房 1988.6
俳諧の系譜 その笑い 1989.5 (中公新書)
語源散策・相合い傘 創拓社 1990.7
藤岡屋ばなし 江戸巷談 正続 三一書房 1991-92 のちちくま学芸文庫 
中世の笑い 秋山書店 1991.12
日常語語源辞典 東京堂出版 1992.6
言葉と名前 秋山書店 1992.12


 1965年 1刷
 1985年 20刷

 


 往来物が詠みたくて、先週末に図書館でお借りした 東洋文庫『絵本江戸風俗往来』を読了。

 往来物とは寺子屋の教科書にも使用されたという。

 昨年わたくしが通った講座では、往来物の一部を 何度か取り上げられていた。


 本書解説によれば、『絵本江戸風俗往来』は江戸の生き残りと言われる 菊池貴一氏が、雑誌『風俗画報』(東洋堂)から,発行された。

 菊池貴一氏は 四代広重を称した人。


 本書は江戸の細かな風習・雑事や人びとの暮らしぶりが詳しく描かれており、わたしにとっては興味深い。

 季節の行事のいわれや行いの方法など手にとるようにわかる。

 広義での伝統芸能者や勧進や行商人や浮世絵など、私の好きな内容が多く含まれているのはありがたい。

 芝居にうつつを抜かす江戸庶民には恐れ入る。


 東洋文庫『絵本江戸風俗往来』は面白いので,お勧めいたします。

 
 
 


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陀羅尼助(だらにすけ)藤井の店内の 絵馬   吉野山(4景)

2012-04-17 | 民俗考・伝承・講演




   陀羅尼助 だらにすけ 藤井   (吉野山)







 若い女性が床で薬を受け取っておられる絵馬? がありました☆
 ピンボケでごめんなさい☆

 


 陀羅尼助と金紅丹


 
       

 陀羅尼助の看板は奈良ではあちこちで見かけます。

 わたしはこどもの頃、近くの友人のお婆さんが陀羅尼助を服用されていました。

 また、乳離れのしない赤ちゃんのために、おっぱいに陀羅尼助をつけると言ったことも聞いたことがありますので,京都(市内)でも有名なお薬のひとつのようです。



 陀羅尼助だらにすけの由来  ウィキより ▼
 
 強い苦みがあるため、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだことからだそうです。

 陀羅尼助は和薬の元祖

 伝承によれば、1300年前(7世紀末)に疫病が大流行した際に、役行者(役の小角)がこの薬を作り、多くの人を助けたとされる。

 古くは吉野山(吉野町)および洞川(どろがわ、天川村)に製造所があり、吉野山や大峯山への登山客、行者参りの人々の土産物。



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仮名草子編 30『竹斎 上 寛永製板』『日本古典文学大系 仮名草子集』90『竹斎』

2012-04-17 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等


 仮名草子編 30『竹斎 上 寛永製板』『日本古典文学大系 仮名草子集』90『竹斎』

 


 読書記録がなかなかできないので、トホホ(^v^)アハハ(^.^)オホホ

 またまたしつこく,言い訳のように中間報告をしま~す

 前回も記録しました 『竹斎物語 上』ですが…

『竹斎物語 上』の半分を通過いたしました(*^^*)

 今、長歌の真っ最中^^v

 ヤッターヤッターヤッター☆

  

 仮名草子編 30『竹斎物語 上』 から 『竹斎 寛永製板』
 近世文学書誌研究会編
 1978.5
  前回:ページ 109-132(4/05-4/09)
  今回:ページ 133-153(4/10-4/17)
  合計:ページ 109-153(4/05-4/17)
  残り 上 154ー193   下194ー271

『日本古典文学大系 仮名草子集』90から 『竹斎』
  合計:ページ 90-109(2)(4/05-4/17)
  残り 上 109-126   下127ー159

 ノート  34ページ(わたくしの場合:9回 1回2~3,5時間)

 

 竹斎は、楽しい!

 
 





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吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)で乳房形 奉納絵馬などを見る。   (8景)

2012-04-16 | 民俗考・伝承・講演

     
    
   

    吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)

 天理大学付属天理参考館 常設展や民俗学の関係した本に何度か出てきた乳房形(天理大学付属天理参考館参考)の奉納絵馬を見たいと思っていたのですが、吉野の上の千本にある吉野水分神社で初めて見ることができました。





 上二枚は 直接の祈願としては、お乳が良く出るようにと奉納された絵馬です。



 吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)の水分とは、この神社の主祭神である水の神

 また、水の神とは、水を田畑に配分する神さまで、天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)のことだそうです。

 水を分けて配ることから、水配(みくまり)となり、後に、水分となったとの事です。

 

 吉野水分神社は 平安時代中期頃から子守の神として、「子守大明神」「子守さん」と呼ばれ、親しまれました。

「水配」が「みくまり」→「みこもり」→「こもり」

 子守の神子宝の神として崇敬されたようです。

 

 上と下の写真の台の中央には、子孫繁栄の吉祥である柘榴の絵が見られます。

 

 この柘榴の文様に似たものは、東京の雑司ヶ谷鬼子母神堂で多く見ることができます。



 他にも下の写真のように、多くの奉納絵馬や 祈願或は祈願達成の奉納品を見ることができました。






 


 
    2012年4月15日   吉野水分神社

    
   
     
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訂正: 野ねずみ君でした☆   (1景)

2012-04-16 | お出かけ


 

 ヤマネ君…でしょうか?

 いいえ,違いましたm__m

 野ねずみ君でした。

 奈良県の吉野山の奥千本に二匹いました。

 自然の中でねずみを見たのはこれで二度目

 一度目は、ナクシェ・ロスタムで出会った 小さな住民

 そして今回の 野ねずみ君です。

 キーヒルダーが動いたような愛らしさです。

 かわいいですね!

 

 間違って、ヤマネ君と記入していました。

 そして、親切な方に違いを教えていただきました。

 ありがとうございます☆


 ヤマネについては,知らないことばかりです。

 背中に黒い筋があります。

 シッポも太く,毛がふさふさとしています。

 絶滅の危機に直面し、もともと日本にいるヤマネは今は天然記念物だそうです。

 生きた化石ともいわれ、古くからの生き物だそうで,盲腸が無いそうです。

 足早にヤマネについてざっと読んだだけでも多くの特徴がありました。

 ヤマネとのねずみを間違え,お恥ずかしいです(^^)


 ところで写真の野ねずみ君

 吉野に桜を見に行き、その夜中にはじめに載せたの写真が、彼でした。

 ボケた写真なのですが,自然の中のねずみってかわいいなと感じます☆


 
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能 (金剛流) 『三輪』   (25景)

2012-04-15 | 能楽・狂言



    能 (金剛流) 『三輪』




 数人で、三輪明神 大神神社にて、春の大神祭 後宴能を楽しませていただきました。

 わたくしのような鑑賞初心者でさえ、見るほどに優美で素晴らしい広がりを感じます『三輪』

 写真ではその優雅な美しさをお伝えできないのが残念です。

 みなさまに見ていただければ嬉しいです。


 関係者のみなさま、充実した楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。




















































   古今和歌集 982    読人知らず

   我が庵は 三輪の山もと 恋しくは とぶらひきませ 杉たてる門



             2012年4月10日 
             春の大神祭 後宴能
               
             三輪明神 大神神社
             奈良県桜井市三輪


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我が庵は 三輪の山もと 恋しくは とぶらひきませ 杉たてる門 (1景)古今和歌集

2012-04-14 | ことのは




         

   古今和歌集 982    読人知らず

   我が庵は 三輪の山もと 恋しくは とぶらひきませ 杉たてる門

         


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『恋飛脚大和往来~封印切』2001年 中村鴈治郎 中村時蔵 市川左團次 澤村田之助 片岡仁左衛門

2012-04-14 | TVで 歌舞伎・能楽



 『恋飛脚大和往来~封印切』

出演:中村鴈治郎(現・坂田藤十郎) 中村時蔵 市川左團次 澤村田之助 片岡仁左衛門
2001年
85分
カラー
上方歌舞伎を継承しながらいつまでも若々しく歌舞伎界を牽引する坂田藤十郎を特集! 真面目一本槍の青年と遊女が悲恋へと追い込まれていく上方和事の名作。 飛脚問屋の亀屋忠兵衛は、得意先に届ける大金を懐に入れたまま大坂新町の廓にある井筒屋へやってきた。遊女梅川と深い仲の忠兵衛は、彼女を身請けしようとするが金の工面が間に合わない。そこへ金を揃えた八右衛門が同じ梅川を身請けしにやってくる。八右衛門と身請けをめぐって言い争ううち、男の意地にカッとなった忠兵衛は、預かりの大金の封を切ってしまい…。鴈治郎(現・藤十郎)の忠兵衛、仁左衛門の八右衛門、時蔵の梅川、左團次の治右衛門、田之助のおえん。 (2001年/平成13年11月・歌舞伎座)



 今週もテレビで多くの歌舞伎を観たが、特に心に残ったのは『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』と、今回の『恋飛脚大和往来~封印切』
 
 いずれもテレビで繰り返し放映され、何度も見ているが、何度見てもたまらないくらい面白い。

 現藤十郎の忠兵衛と仁左衛門の八右衛門のやりとり

 
 ところで、『恋飛脚大和往来~封印切』は見るごとに本筋への感じ方が若い頃とは変わってきたのだが…。

 気になり始めれば、最後の連発「お早よう おいでやす」まで引っかかる。これは大阪の話しだが、京都では「お越しやす」と「おいでやす」を使い分けると言う。「お早よう おいでやす」の言葉から考え、話しの流れの節々が納得いく場面があるのだが、十代の頃は真逆にとらえていた。まぁ、感じ方、味わい方などと言ったものは どれが正しいともいえないので悪しからず。

『名作歌舞伎全集』を開けても記述は短く、芝居ではえらく膨らませてあって、どこを強調するかで内容は変化して興味深いなと思う。

 


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今年も 春の大神祭を終え、若宮様が若宮社へ(5景) 大神神社

2012-04-14 | 神社仏閣・祭り



    大神神社(三輪神社) 

        今年も 春の大神祭を終え、若宮様が若宮社へと おかりになられた。















 春の大神祭(はるのおおみわさい) 

        4月8日(日) 午前10時 大直禰子神社(若宮)
                午後 5時 春の大神祭宵宮祭
        4月9日(月) 午前10時 春の大神祭(例祭)
                午後 1時 若宮神幸祭
        4月10日(火)午前10時 春の大神祭後宴祭
                正午    後宴能


 

 若宮(わかみや)とは   日本大百科全書(小学館) より ▼

 若宮社、若宮神社ともいう。
 基本的には本宮の摂・末社として主祭神の御子(みこ)を神に祀(まつ)る社(やしろ)をいうが、ときに本宮に対してその主神の分霊を勧請(かんじょう)した社を若宮といい、また非業の死を遂げた怨霊(おんりょう)を慰め鎮めるために祀った社を若宮と称する例も少なくない。
 若宮八幡(はちまん)は仁徳(にんとく)天皇、春日(かすが)若宮は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)、大神(おおみわ)神社の若宮は太田田根子命(おおたたねこのみこと)、梅宮神社の若宮は橘諸兄(たちばなのもろえ)と、いずれも主祭神の御子を祀るが、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)はもと源頼義(よりよし)が石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)を由比郷(ゆいごう)に祀った鶴岡若宮であり、鹿児島市有村(ありむら)町の若宮神社は島津氏が鶴岡八幡を勧請したものである。
 また鹿児島県出水(いずみ)市野田町の若宮神社は、文武に優れた武将で藩主に謀殺された島津忠兼(ただかね)の祟(たた)りを鎮めるための社であり、愛媛県宇和島(うわじま)市の和霊(われい)神社も藩主に殺された功臣を祀る社で、同県内ではこの種の社を若宮社という。






                奈良 大神神社  4月10日





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『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』松本幸四郎 中村時蔵 市川染五郎 市川段四郎

2012-04-13 | TVで 歌舞伎・能楽



『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』



 衛星劇場HPより ▼

出演:松本幸四郎 中村時蔵 市川染五郎 市川段四郎
2005年(全2話)
78分
カラー
芝神明社の祭りの日。魚屋を営む宗五郎の家に哀しい知らせが届く。宗五郎の妹お蔦は、旗本磯部家へ奉公に上がり殿様の妾となったが、不義の疑いを掛けられて殺されてしまったのだ。ところがその疑いは全くの濡れ衣…。それを聞いた宗五郎は無念の思いを押さえ切れず、自らの禁酒の誓いを破って酒樽に手をつけてしまう。酒が入ると暴れだす性質の宗五郎は、角樽片手に磯部の屋敷へ暴れ込んでいくが…。河竹黙阿弥作の世話物で、本名題が「新皿屋舗月雨暈」ということでも分かる通り「皿屋敷」伝説を踏まえた作品。 (2005年/平成17年1月・歌舞伎座)



 今週もテレビで歌舞伎をいろいろ見たが、昨日見た幸四郎さんの『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』は、何度見ても好みだな。

 複数回見るほどに味わいが出てくる、表情と声色と所作に見とれる。

 時間の移行もステキだな。

 関西にはなかなかこられない幸四郎さん☆まってます☆


 そういえば、今日のテレビ演目は 藤十郎さんの恋飛脚大和往来~封印切☆
 二日連続、すんばらしい~♡
 
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三室山・龍田川 桜満開 梨園の花はつぼみ   (24景)

2012-04-13 | お出かけ


       2012年4月12日

       今年も三室山・竜田川の桜を楽しんできました。

       梨の花はまだ蕾みのものが多く、数日ほどかかりそうです。

       昨年のように梨と桜が同時に咲いてくれないかもしてませんね。

       今年の桜はどこに出かけても花が多く、空を埋め尽くしているようです。

       花びらが大きく、散り際に少しこちらを振り向いてくれているように感じます。


       今回は三室山・竜田川の桜を記録したいと思います。

       見ていただけましたら、嬉しいです(*^^*)





 タンポポと三室山


 菜の花と三室山


 菜の花と桜


 竜田川から見る桜と三室山






 竜田川沿いの桜




 三室山から見る竜田川と桜
















 三室山小径 








 竜田川近くの梨園 つぼみから三分咲き




 竜田川近くの梨園と桜






           奈良県生駒郡斑鳩町神南4丁目   三室山
                            竜田川
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