MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ヨツボシトンボの美しい翅

2011年05月09日 | 昆虫

このところ室内撮影ばかりで表に出る機会が少なかったのですが、今日はナナホシ君も羽化する可能性はなさそうですし、アゲハの卵も黄色のまま…ということで、また明日からしばらくお天気も悪そうですし、10日ぶりに私のメイン撮影フィールド、立川市の『昭和記念公園』に出かけてきました。

この季節は、10日もたつと花も昆虫達も大きく変わっているはずなので期待大でしたが、やはりコミスジやヨツボシトンボなどが盛んに飛んでいました。

ヨツボシトンボを撮るのは初めてでしたが、池の周りにはヤゴの抜け殻もたくさんあり、今のところトンボの中では一番数が多いようです。

その中で、何となくヒラヒラ飛んでいるヨツボシトンボがいたので追いかけたところ、しばらくしたら疲れたようで、とまったまま動かなくなってしまいました。

どうやら今朝、羽化したばかりの新人君だったようです。

成熟した個体と違ったその翅は、ファインダー越しに見るとガラス細工のように美しく、久しぶりに感動しました。

このトンボ君は私の指にもとまってくれましたが、疲れがとれたらしく、ヒラヒラと林の方に飛んでいきました。

一緒に撮った、成熟した成虫と比較してみてください。

                        ヨツボシトンボの成熟した個体

_20110509_5098676

      E-5 + ED 50-200mm SWD    ISO 800  1/1,600  F8.0

     羽化したばかりのヨツボシトンボ(多分…)

_20110509_5098559

      E-5 + SIGMA 150mm Macro    ISO 800  1/1,000  F6.3

Photo

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コメント (8)
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