MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

八重山レポート その5

2011年07月03日 | 昆虫

野鳥も昆虫も、撮りやすい被写体と撮り難い被写体がある事について、異論のある方はおられないと思います。

今回石垣島に行ってから、かなりよく見かけるのに、素早いので、どうしても写真にならなかったのが、野鳥ではアカショウビン、蝶ではツマベニチョウがその最右翼でした。

特にアカショウビンは何度も前を横切って飛ぶのを見たし、気がついたら目の前の木に止まっていたのに、カメラを向けるとすぐ逃げてしまうなど、失敗続きでした。

せめて、カワセミの半分くらいでも人見知りをしないでくれればいいのですが、20m以上の距離があっても、ダメでした。

もうあきらめた最終日、撮影は12時で切り上げましたが、昼食後にレンタカーを返すのにまだ1時間程余裕があったので、公園の内周道路(約5kmほど)をドライブしていたところ、突然カミさんが「アカショウビン!」と叫びました。

緊急停止して、そっと左側を見るとなんと10mほどの距離の所にアカショウビンが止まっているじゃありませんか。(カミさんのお手柄でした。)

ただ、車の中から撮ると、顔が木の葉に隠れてしまいます。

そこで、そっと運転席のドアを開け、車の影から後ろに回りこんで、どりあえず1枚、そっと立ち上がったら…やはり逃げました。…(^_^;)ヾ(伏せて、もう2,3枚撮っておけば良かったなア。)

その後、登山道に上がってみたら今度はツマベニチョウがサンダンカの花で吸蜜中。

なんだか、ロスタイムに2点取ったような気分でした。

写真は残念ながら不満足な出来でしたが、また次に行ったときの課題が出来たと言うことで、証拠写真としてアップします。

_20110630_6300325

             アカショウビン

頭の葉っぱは、ご愛敬…ということで。 ちょっとピントが甘いです。

_20110630_6300328

              ツマベニチョウ

日本最大の美しいシロチョウですが、滅多にとまってくれません。もう少し翅を開いてくれたら完璧でしたが…。

コメント (2)
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