MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

終わりに近づいた蝶の季節

2015年10月12日 | 昆虫

身近な昆虫達の中には、そろそろ冬越しの準備を始めたものも出始めたようです。

この時期、アゲハの仲間は殆ど見られなくなり、特によく見る蝶といったらやはりツマグロヒョウモンでしょうね。

それにヒメアカタテハなども割と目立つ存在になっています。

この蝶は成虫で越冬するものと、幼虫で越冬するものの2種類が存在するようです。

自宅のキバナコスモスに、おそらくまだ若い個体だろうと思われる非常に美しい翅のヒメアカタテハがやって来ました。

OLYMPUS E-M1 + LUMIX G VARIO 100-300mm    ISO400  1/2000  F6.3

この蝶はツマグロヒョウモンの雌と非常によく似ています。

このツマグロヒョウモンの雌カバマダラに擬態していると言われています。

カバマダラの幼虫が食べるガガイモ科のトウワタに含まれる毒成分のお陰で、鳥に食べられないから…らしいです。

う~ん、カバマダラよりヒメアカタテハのほうが、似ているような気がするんですけどね。

参考のために一昨年沖縄で撮ったカバマダラの写真も上げておきます。

確かに前翅の白い模様は似てますよね。

次は先週、近所で撮ったアカタテハツマグロヒョウモン(雄)のツーショットです。

後翅の模様がアッサリしているところが、ヒメアカタテハとの違いです。

おまけはツマグロヒョウモンのプロポーズシーンです。

この雌が腹部を持ち上げているのは交尾拒否のポーズだと思います。

熱心にプロポーズしてましたが、振られちゃったようです。(^^)

まだ日中は暖かい日が続いていますが、富士山の初冠雪便りも届いたし、そろそろマクロレンズも来年の春まで防湿ケースの中に入る時期が近づいたようですね。

 

コメント (2)
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